信仰心ゼロな義姉シスターによる、弟が愛され過ぎるASMR

黒ノ時計

地元では聖女な義姉の、本当の姿

注意:()は環境音、(※)はあなたの台詞です。


(あなたは、地元でも有名な教会の扉を開ける。静寂に包まれた神聖なる聖堂で、前から後ろまで並べられた教会の椅子から、あなたは一番後ろの席を選んで座る。周りを見渡すと、既に地元の信徒たちでほとんどの席が埋まっていた)


(暫くすると、前の方で足音が聴こえてきて、一番先頭に配置された教卓の前にシスター服に身を包んだあなたの義姉が現れた)


「皆さん、本日もお集りいただきありがとうございます。私、こちらの教会でシスターを務めております舞亜と申します。さて、本日も敬虔なる信徒の皆様も、また迷える子羊として訪れた方も、あるいは教会で捧げている我らが神への祈りに興味をもってきていただいた方も、最後は全員が心清らかにこの教会を去れるよう一生懸命お手伝いさせていただきたいと思っております。さて、ここに集まっていただいた皆様はきっと、我らが信仰する神への深い信仰心を必ず持たなければならないのかと疑問を抱いていることでしょう。神に見初められ、そして我らもまた神を愛さなければ救われないのではないかと不安に思っていることでしょう。ですが、最初に断っておきますが、そんなことは決してございません。我ら、シスターがお仕えする神はとても寛容です。どのような事情を抱えていようと、例え信仰心を抱いておらずとも、また神に対して唾を吐きかけようとも、我らが神はその全てを許し、皆様に優しく手を差し伸べるのです。その御心に従い、我らシスターもまた、皆様自身が正しいと思える道まで手を引き、そしてその歩みを見守るのです。それでは、皆様。このことを理解されたことを前提に、本日も祈りを捧げていきたいと思います。まずは、こちらの聖書に従って神への御言葉を送り我らの言葉に耳を傾けていただきます。同時に、皆様の心の内を開き、皆様もまた神の啓示を受け入れるのです」


(それから祈りの時間は終わりを告げ、次々と周囲の人たちが聖堂を離れていく。最後の人が出て行ったのを見送ると、神聖な空間にあなたと義姉の二人だけになり、あなたを見つけた彼女がこちらに近づいて来た)


「あら、弟君じゃない。久しぶりね、三年……四年ぶりくらい? 元気にしてた?」


(※元気だった)


「そう、それなら良かった。私、仕事のために上京してからはずっと、この教会でシスターをしながら在宅ワークで働いてるの。神に仕えるシスターがパソコンを使って仕事してるなんて、ちょっと面白いと思わない?」


(※お義姉ちゃんは機械音痴だったはずでは?)


「機械音痴……。まあ、四年前までは……っていうか、今でも結構音痴だけど……。一応、仕事を回せるくらいには使えるから問題はないはず。私だって、ちゃんと成長するんだからね!」


(※はいはい、悪かったよ)


「ふふ、素直に謝ってくれて、体は成長したのに心はずっと純粋な弟君のままだ。お義姉ちゃん、嬉しいな。あ、今教会を閉めちゃうから、ちょっと待っててね。久しぶりに会えたんだし、今日は二人で、お家でゆっくりしようね」


(~~あなたは義姉と一緒に旧家に帰り、義姉の部屋に招待された~~)


「じゃ~ん、ここが私の部屋~。昔と全然変わってないでしょ。女の子なのに可愛い縫いぐるみとか置いてなくて、ベッドと、それから本棚と、勉強机があるくらいで。教科書とか、読まない本は断捨離しちゃったから残ってるのは私が趣味で置いてあるものだけしかないけどね」


(※少女漫画に、ファッション誌、それから……専門書?)


「少女漫画とかファッション誌は、ほら。昔から集めてたでしょ。あまり物は取っておかない性質だけど、お気に入りのページがあるものくらいは残してもいいかなって思って。この本棚、弟君と二人で作った思い出の品だし、長く使いたいと思って」


(※じゃあ、この専門書は? 量子力学に、生物史、数学書、哲学書、パソコンの仕様書とかもあるけど?)


「ああ……専門書ね。ほら、大学時代に色々な本を読んでたでしょ? 自分で色々買ったのもあるし、特に高かった奴は簡単に捨てられないかなって。量子力学も、生物史も、数学書も、哲学書も、パソコンの仕様書も。特に、量子力学と数学書は高かったから勿体ないなって」


(※でも、お義姉ちゃんって文系だよね?)


「た、確かに、大学の専攻は文系だけど、ほらパソコンで仕事をするようになったって言ったでしょ? だから、そういう理系の本で分厚いのが多いだけだよ」


(※パソコンの仕様書はまだ分かるけど、数学や生物史も勉強したの?)


「それは、その……。ほ、ほら! 弟君は理系専攻だったでしょ!? だから、もしも帰ってきたら読むかなって思って! ね!?」


(※別に、そこまで熱心に勉強してない)


「そ、そう? 読まない? ふ、ふーん? なら、それでもいいよ。さっきも言ったけど、究極的には本棚を長く使いたい言い訳に使いたいだけだし。ほら、それよりも座ろうよ。ベッドの上でも、床でもどこでもいいよ」


(あなたはベッドの前の床に腰を落ち着けた)


「床に座るんだ? 遠慮しなくていいのに。じゃあ、私はその隣に座っちゃお」


(舞亜はあなたの隣に躊躇することなく座る)


「それにしても、昔からとはいえ、やっぱり私がシスターなんて似合わないよね」


(※どうして?)


「ほら、前から言っての通り、私って神とか信じてないでしょ? お父さんとお母さんが聖職者だからやってたってだけでさ。神頼みするくらいなら、努力しろとか、なるようにしかならないんだから行動しろって思っちゃうタイプだもん。まあ、そりゃあ、身寄りのない私を本当の子供のように育ててくれたのには感謝してるよ? でも、二人とも隠居するって言って海外に行っちゃってさ。昔からの夢だったらしいから止めなかったし、二人は辞めたかったら辞めても良いって言ってくれたけど、そんな簡単に投げられる仕事じゃないでしょ? まあ、神は信じてないけど、救いを求めてやってくる人たちが笑顔で帰っていくのが別に悪い気分はしないし。ちゃんとお役所からお給料は発生してるから生活はできてるから問題はないんだけど。それどもやっぱり、神をこれっぽっていも信じてない人がシスターっておかしいかなって」


(※そんなことない)


「そんなことない? どうして?」


(※シスター服、似合ってた)


「似合ってた? あの恰好が? 本当に? あはは、弟君に褒めてもらえるのって何だか嬉しいな。ううん、弟君に褒められたから嬉しいのかも。弟君、下心とかないでしょ? 教会に来る人の中には、祈りを捧げることじゃなくて私を見に来るというか、会いに来るのが目的な人もいるの。何度か、告白されたりとか、デート行きませんかって言われたりとか、遠回しに口説かれたりしたこともあったけど、皆は私のことを敬虔なシスターだって思ってるから、「神は皆を平等に愛します。だから、私も皆さんを平等に愛します」って断ってきたの。その点、弟君は純粋に私のことを褒めてくれてるから嬉しい。(小さな声で)どうして、好きな人にはそういう目で見られないのかって思うけど」


(※何か言った?)


「ううん、何でもないよ! それにしても、暑いね~。もうすぐ夏だからかな? ほら、私の部屋着ってちょっと厚めでしょ? 脱いでも良いかな? 弟君の前だし、下着でも問題はないよね?」


(※……ま、まあ。うん)


「あれ、恥ずかしがってる? もしかして、お義姉ちゃんに色目とか使ってたりするの? いやらしいな~、血は繋がってないとはいえ姉弟なんだから~。でも、意識してくれるのは嬉しいな。私、弟君がそういう目で見てくれてるって知らなかったから。私の胸とか、裸とか見ても素っ気ない感じでスルーしてたイメージあるし」


(※あれは、その……。もっと小さいときでしょ?)


「そうだっけ? まあ、四年も会ってなければ考え方も変わるのかな? (小声で)でも、もしかしたらチャンスかも……。ねえ、弟君。じゃあ、私は脱いじゃうからね」


(※なら、一旦出ていく)


「部屋出るの? おトイレ行きたい? それとも喉が渇いた?」


(※いや、着替えをするなら出て行こうかと)


「私が着替えるから出ていくって? 今更、遠慮しなくていいよ。(少し照れながら)姉弟、なんだから。ほら、逃げないの。私がこうやって……。上半身を脱ぐ間は、足で腰を捕まえててあげるね」


(あなたは身じろぎして逃れようとするが、逃れられない)


「ほら、暴れないで。四年経って、ますます色気が出てきた私の体、ちゃんとその目に焼き付けてね? まずは~、こうやって上のパーカーを脱いで……。ほら、たゆんって、お姉ちゃんの胸が出てきた。どうかな? 弟君が帰って来るって聞いたから、私のお気に入りのピンクでレース生地の大人下着を付けてみたの。次は……。弟君の腕に抱き着いて、お胸も大胆に押し付けちゃう。ほらほら~、昔はよく柔らかくて気持ち良いって言ってくれたじゃん。姉弟のスキンシップなら、これくらいは許容範囲内でしょ? 下のズボンも、スルスル~って脱いで~……。はい、これで涼しくなった~。……って、何で顔を背けるの? 顔、耳の先まで真っ赤だよ?」


(※姉って言っても、血は繋がってないだろ。そりゃ、顔も赤くなるって!)


「血が繋がってなかったら、どうして顔が赤くなるの? ねえねえ、どうして? お義姉ちゃんにちゃんと、こっちを見て教えてよ」


(※そ、それは……。言えない……)


「言えない? ここまで言っておいて、言えないの? ふ~ん? ふ~~~ん?」


(※な、何だよ……)


「素直じゃない弟君は~、素直になれるまでお仕置きが必要かもしれないね~……。さあ、正直に……白状しなさい! (たっぷり息を吸い込んで)ふぅ~~~」


(※ひゃあ!? 何すんだ!?)


「弟君、凄い声。まるで、女の子みたいな絶叫だったよ? もしかして、耳、弱いの? 大人になった弟君の弱点、早速一つ見つけちゃったな~。素直にならないなら~、もっと悪戯しちゃお! (たっぷり息を吸い込んで)ふぅぅぅ~~~~、ふぅ、ふぅ、ふぅぅ、ふぅぅぅ~~~~。んふふ、どうかな? お義姉ちゃんによる吐息攻撃、気に入ってくれたかな?」


(※くすぐったいよ)


「くすぐったい? だから気持ち良いんでしょ? ほら、こうやって脇の下に手を伸ばして~……。こしょこしょこしょこしょ~!」


(※あっはっはっ! くすぐったいって!)


「ははは~、どうだ~? そのまま、吐息攻撃も続行ね~。ふぅぅぅぅ~~~」


(※ちょ、お義姉ちゃん! やめ、やめてよ!)


「笑いながら言っても説得力ないけどにゃ~? さて、そろそろ正直に話す気になったかな? 話さないのなら~、話せるようになるまで攻撃は続くぞ~?」


(※ど、どうするんだ?)


「どうするもこうするも……。こうだ! 弟君の耳を~~、甘噛み攻撃! あむあむ、がぶっ!」


(※お、お義姉ちゃん!?)


「うふふ、どうだ? 気持ち良いのと痛いのが同時に脳へ刺激として伝わる感覚は? そう言えば、弟君の読んでたエッチな本の中には確か、SMの奴もあったよね? 主に、男性受けのやつ」


(※何で知ってるの!?)


「さあ~、何ででしょう? 弟君が家を出て行った後、部屋を整理してたら偶々見つけたんだ~。忘れていったでしょ? 他のは無かったから、きっとあの一冊だけを忘れて行ったのかな? 私に性癖を晒したくて、わざと置いて行ったのかと思ったよ~」


(※っ~~!?)


「うわ、弟君の顔が茹蛸さんだ! 可愛いい~~~! ぎゅ~~~~~!」


(※お、お義姉ちゃん……。ちょっと苦しいかも……)


「あ、ごめんごめん。でも、まだまだ放してあげないからね。は~い、甘噛みは続行しま~す。今度は……耳だけじゃなくて、首筋辺りも噛んであげる。あ、でもその前に。弟君って、向こうに恋人がいたりする?」


(※恋人? いないけど……)


「けど? 気になる人はいるの?」


(※気になる人っていうか……。こっちに気がある人ならいる)


「え、弟君のことを好きな人がいるの? 直接言われたの?」


(※デートに誘われて、遊園地に行ったことがある)


「そうなんだ……。弟君は、その人のことどう思ってるの?」


(※どうと言われても……。別に好きとかじゃない)


「へ~、好きじゃないんだ~……。それなら、問題ないね」


(※何が?)


「何がって、私が……。首に甘噛みして、痕を付けても問題無いってことだよ。がぶっ……。こうして~、がぶがぶして~、弟君が喜びそうな具合でちゃんと刺激を与えてあげる。(小声で)弟君はお姉ちゃんのものだって証、ちゃんと付けておかないと……。どこの馬の骨とも知らない女がやってきて、弟君を食べちゃう前にしっかりとマーキングしとかないとね~……。(元の声量に戻して)ううん、こっちの話だから気にしなくていいよ~。はい、無駄口を叩いてないで痛みにちゃんと集中しようね~。がぶがぶ……。がぶっ、むちゅ~~~~~~ちゅぱ。う~~ん、服が邪魔で、これ以上は難しいかな……。弟君、上、脱いじゃおっか」


(※ちょっと、お義姉ちゃん!?)


「はいは~い、口答えは禁止で~す。大丈夫、お義姉ちゃんに任せておけば、ちゃんと気持ち良くなれるからね~。はい、上着は脱ぎ捨てて~……。下のシャツも脱いじゃえば~……。わ~、弟君のスベスベなお肌が出てきた~……。うーん、意外と筋肉あるね~。流石は男の子」


(※あ、あまり見られると恥ずかしい……)


「んふふ~、でも恥ずかしがってる理由を教えてくれるまで、まだまだ私のターンは終わらないからね~。今度は~、どうしてあげようかな~? あ、そうだ。ちょっと後ろから手を回して……。(耳元で囁きながら)ここはどうかな? 乳首、実は敏感なんじゃないの?」


(※わ、分からない……)


「分からないんだ? なら、良い機会だし試してみようよ。大丈夫、お姉ちゃんが優しく導いてあげるから。ほら、こうやって乳首の先をコリコリ~、コリコリ~ってしてみると……?」


(※んん……)


「ふふ、声を抑えてるみたいだけど満更でもないみたいだね。それなら、乳輪はどうだろうね? 私の細い指先でゆっくり撫でてあげて~……。偶に、乳首の先をギュッと摘まんで刺激を与えてあげる。スススス~……、ギュッ!」


(※や、やばい……)


「あはは、気持ち良いんだ~。軽く痛みを与えられて声を抑えるのが必死になるくらい感じてるんだ~。私の弟君がこんなにもマゾさんだったなんて……。いつもは気丈に振る舞って、会社とかでもリーダーとか任されてるんじゃない?」


(※その話、お義姉にしたっけ?)


「別にされたことはないよ。でも、昔から弟君はそういう役回りを積極的にやってた……というより、任されてたよね? 誰もやる人がいないから仕方なくって言ってたけど、実は結構やりがい感じてたんじゃないの? でも、その反面……。皆の前では頼れる男でいなきゃいけない分、誰かに甘えたりとか、弱音を言ったりすることもできないから……。誰かに自分をリードしてもらえるシチュエーションを想像して、M君になっちゃったんじゃないの? 違う?」


(※そんな見てきたみたいに……)


「実際、私はずっと弟君のことを見てきたもの。ずっと、ずっと、私は誰よりも近くで、誰よりも長い時間を弟君と過ごして、見て、存在を感じてた。お父さんとお母さんにだって、絶対に負けない自信があるもの。だから……。弟君が気持ち良いって喜んでくれるなら、私はどんなに変態的な性癖を晒されても大丈夫……。この際、私に全部を曝け出してみて? 私は形だけではあるけれど、ちゃんとシスターだもの。ごほん。弟君、あなたの全てを許し、受け止めましょう。この私に、汝の健やかなる面も、人には見せられないくらい恥ずかしい面も、私に見せてください。神は寛容で、寛大ですから……。私たちの全てを許し、そして見守ってくれるでしょう」


(※シスターがそんなこと言って良いの?)


「良いの。だって、どうせ私は神様信じてないし。私はいるかも分からない神なんかより、弟君の方がずっと大切だから。背徳的な行為だって言われたとしても、関係ないもんね。私はシスターである以前に、大事な弟君のお義姉ちゃんだから。さあ、恥ずかしいことの続き、しよ? 取り合えず、乳首攻めは続行で~……。甘噛みも、ちゃんとしてあげるからね~。ほら、もっとこっち……。私の前まで来て?」


(あなたは少しだけ移動して、姉の前に座る)


「ふふ、ありがとう。こうやってギュゥ~~~ってすると、胸、当たっちゃうね? 知ってる? これ、Gくらいあるんだよ? 聖職者である私のことを性的な対象として見ようとして、胸を見てくる人が多いくらい。祈りを捧げているときも、ふと視線を感じて見てみると、私の胸を見て雑念交じりに神へと祈ってる背信者もいるくらいなの。中には、ずっと胸ばっかり見てくる人もいてね。そんな羨ましくて、けしからん胸を独り占めしてるんだよ? しかも、今は下着姿だから、ちょっとズラせば生で見れちゃうかも。(耳元で)見たい? 私の、生の胸」


(※……遠慮しとく)


「ふふ、紳士ね。ちょっと間があったのは……。言わないでおいてあげる。じゃあ、反対側の首にも歯形を付けていくね。乳首を責めながら~、がぶっ。ふふ~、にじみ出てる汗がしょっぱいな。でも、弟君の汗だと思うと……。美味しいかもって思えるから不思議。がぶ、がぶっ、じゅるるる……。歯形に唾液、いっぱい、いっぱい、付ける……。がぶっ、がぶ、がぶっがぶっ……。乳首も、コリコリ~、グリグリ~、スリスリスリ~……。ふふ、見て。弟君のそこ。私が攻めて、攻めて、攻めまくったおかげでテント張ってる。いけない子だな~、お義姉ちゃんで興奮しちゃうなんて~……。そろそろ、正直に言う気になった? じゃないと、この下の部分も……」


(※わ、分かった! 言う! 言うから!)


「お、とうとう観念したか~。さあ、言え。どうして、お義姉ちゃんで顔を真っ赤にしてたのかな~?」


(※そりゃ……。美人の姉に迫られたら、誰だって顔赤くするだろ)


「美人? 私が? まあ、それは周りからもよく言われてるから知ってるけど、本当にそれだけ?」


(※それは……)


「(耳元で)それは? 何? 言ってごらん? お義姉ちゃん、怒らないから言ってみ?」


(※……お義姉ちゃんのことが)


「お義姉ちゃんのことが?」


(※その……。好き、だから)


「好き? 私のことが? それ、今更恥ずかしがることなの? 私も、弟君のことは大、大、大好きだよ?」


(※そうじゃなくて……)


「そうじゃないなら、何?」


(※本当は、もう分かってるんじゃないのか?)


「ええ~、どうだろうな~? 私、エスパーじゃないから直接言ってくれないと分からないよ~。ほら、言ってごらん?」


(※……恋人にしたいって意味で、好き)


「恋人に、したい……。あは、あはは……。その、えっと……」


(※……ほら、そういう反応になる。お義姉ちゃんに言ったら、絶対に気まずくなるって思ってたんだ)


「弟君、待って。お義姉ちゃん、気まずくなんて思ってないよ?」


(※ごめん、俺、ちょっと部屋出るわ)


「え、このまま部屋を出る気なの?」


(あなたは義姉を振りほどき、立ち上がって部屋を出ようする)


「待って! 駄目!」


(※うわっ!?)


(あなたは上から義姉に覆い被さられて、倒れてしまう)


「待ってよ! 逃げないで!」


(※放してくれよ!)


(あなたはジタバタ暴れるが、義姉が手足を押さえつける)


「お願い! 話を聞いて!」


(※……何だよ?)


「その……。私も! 同じ気持ち、なの……」


(※え?)


「だから、私も同じ気持ちなの! ずっと、ずっと、ずーーーっと、弟君のことが好きだったの。でも、私……お義姉ちゃんだし。血は繋がってないけど、姉でいないとって思ってた。だから、柄にもなくシスターなんてやって、私は聖職者だって面を被って、考えないようにしてたけど……。こうして、四年越しに再会して、やっぱり思ったんだ。私、弟君のことが好きで、弟君のことしか考えられないって。だから、お願い。逃げないで。私の、弟君への思いをちゃんと受け取って、受け止めて」


(※お義姉ちゃん……)


「義理とはいえ、姉弟でこんなことするなんてって周りの人は言うかも知れないし、神だってもしかしたら怒っちゃうかもしれないけれど……。関係ない。私は、弟君のことしか見えないし、これからもずっと弟君のことしか男として見ないから。だから、嫌じゃなかった……。避けないで。ん……ちゅ」


(素直にキスを受け入れる)


「キス、しちゃったね。姉弟で。弟君が避けなかったってことは、つまりは良いってことだよね。私が、恋人でも……。いいってことだよね?」


(頷く)


「やった! ようやく、念願が叶った……。私、弟君と両想いに成れたんだ……。じゃあ、ベッドに行こうか。ちょっと萎えてきた男の子大事な部分、もう一度、元気にさせてあげるから。ほら、行こう?」


(あなたはベッドに向かう。すると、後ろから舞亜に押し倒される)


「えい! ふふ、押し倒しちゃった。私ね、もしも弟君と両想いになれたら……最初は絶対に私がリードしたいって思ってたの。だって、弟君はM君だし、初めては忘れられないようにして、私にメロメロになってもらわないと。他の子に浮気なんてしたら……。(耳元で)あなたを天国に送った後、私も後を追いかけるから。今、ちょっとだけゾクッてしたでしょ? 大丈夫、これから嫌っていうほど私の体の良さ、体感させてあげるから。じゃあ、このまま……耳、舐めてあげよっか。まずは……、甘噛みをして……。がぶ……。このまま、舌先で~……。じゅるるるるるるるるるるるる……。レロレロレロレロ……。じゅるるるるるるるるるるるる、じゅるるるるるるるるるるるる……。レロレロレロレロ……。べろん、べろん……。ちゅ。外側だけじゃなくて、ちゃんと耳奥も……。舌を突っ込んで、内側をぞりぞり~って舐めて~、気持ち良くしてあげるからぁ……。じゅるるるるるるるるるるるる……。んちゅ、ペロペロ、ペロペロ、じゅるるるるるるるるるるるる……。レロレロレロレロ……。じゅるるるるるるるるるるるる……。じゅるるるるるるるるるるるる、じゅるるるるるるるるるるるる、じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。ちゅ。ちゅ、ちゅ、んちゅ……。じゅっるるるるる……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる、レロレロ……。はぁ、はぁ……。どうしよう、段々、私も興奮してきちゃった……。ねえ、キス、しようよ。恋人同士になった記念の、熱いキス。ほら、口開けて……。んちゅ。……どう? 私、この部屋に来る前にお口のケアを念入りにしてきたから、ミントの香り、するでしょ? 気づいてたかは分からないけれど、私は弟君と住んでるときもずっと、こうなることを夢見てお洒落を欠かしたことなんて一度もないんだよ? ずっとそれが普通だったから、何も疑問に思ってなかったかもしれないけれど……。弟君がいなくなってからは、わざわざ家の中でおめかしなんてしなかったもの。でも、弟君が帰って来るって聞いて、ちゃんと昔みたいにおめかしして待ってたんだから。体にもお高めの香水を控えめにつけて、君から匂いを嗅ぎたくなるようにしてさ……。もう、誘惑する気、満々だったんだから……。まさか、下心満載のシスターだったなんて思わなかったでしょ? 引いちゃった?」


(※そんなことない。むしろ、嬉しい)


「ふふ、ありがとう。じゃあ、もっとしよっか。私の体の匂いも、お口の中の匂いも、全部が全部、君の体の奥深くに染み込むくらい……。濃厚な、ちゅー……。んちゅ、レロレロレロレロ……。ほら、もっと舌、出して? 私の舌に、しっかりと絡ませて……。じゅるるるるるるるるるるるる……。レロレロ、ベロン、ベロン、レロレロレロレロ……。じゅるるるるるるるるるるるる……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。優しく、舌を啜って……。君の唾液は全部、私が貰っちゃう……。だから、私のも受け取ってね……。ほら、お口を開けて……。ドスケベなシスターの、背徳唾液……。飲ませあげる……。べー……。ほら、ごっくん。ふふ、良い子。ちゃんと飲めたね。良い子には、追加のご褒美……。んちゅ、ちゅ、じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。レロレロ……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる、じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。レロレロレロレロ……。ん~~~~ちゅ。どうだった? お義姉さんとの、大人なキス……。口だけじゃなくて……。頬……。ちゅ。ちゅ、ちゅ。んちゅ……。お鼻……。じゅるる、ちゅ……。反対の頬にも……。んちゅ。んちゅ、ちゅう、じゅるる……。ちゅ。弟君を狙った女の子が、弟君の顔を見て誰かの女だって分かるように目印を付けておかないと……。下心を持った女は全員、私がちゃんとシャットアウトしてあげるから安心してね……。次は、反対の耳も……。まず、がぶっと甘噛み……。レロレロレロレロ……。じゅるるるるるるるるるるるるるる……。がぶっ、がぶっ……。耳の形に沿って……。しっかりと私の証を刻んで……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。唾液も塗りたくって……。もうこの耳は……。私だけのもの、だからね? もちろん、耳の中も、そのずっと奥も……。舌先を器用に滑り込ませれば……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。耳の奥の側面に……。私の匂いをたっぷりと染み込ませるように……。下品な舌使いで~、しっかりと……。見えないところまで、ちゃんと犯し尽くして……。弟君の体から、私の匂いが漂うようにして……。あ、げ、る……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……、レロレロレロレロ……、レロ、レロ、レロ、じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ん~~~ちゅ。……駄目、もう興奮が抑えられそうにない……。私、ブラも取っちゃうね。……は~い、ずーっと君が見たかった生の胸、どうかな? たゆんって揺れちゃって、凄いえっちだと思わない?」


(※うん)


「でしょ? これを……。大胆にも、君の胸に押し付けちゃうね。乳首同士を重ね合わせるようにして~……。ふふ、乳首同士でもキス、しちゃったね。このまま、君の首筋や、鎖骨を~……。レロレロレロレロ……。ふふ、くすぐったい? でも、我慢してね。言ったでしょ? 私の匂いを体に染み込ませるって……。顔だけなわけ、ないでしょ? ねっとり、じっくり、しっとりと……。念入りに、処置していくから覚悟してね。舌の腹でねっとりなぞって……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。レロ、レロ、レロレロレロレロ……。レロレロ……、レロレロ……、じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……んちゅ。キスも沢山して、私のキスマーク、ちゃんと付けないとね。顔とかにも結構付いちゃってると思うから、今更だよね。ん~~ちゅ。ちゅ、ちゅ、ちゅう~~~……。んちゅ。ちゅ、ちゅ、ちゅ、んちゅ、ちゅううう~~~~……。ちゅ……。あ~あ、こんなにえっちなキス痕、いっぱい肌に染み込ませちゃって……。言っておくけど、簡単には落ちないよ? お風呂に入っても、三日くらいは取れないと思う。だから、君と結婚したら……。毎日、毎朝、毎晩、ちゃんとキスして……。私のものに手を出すなってマークを染み込ませて、守ってあげるから。んちゅ……。そろそろ、私……。欲しくなってきちゃったんだけど……」


(※何を……)


「何を、なんて無粋なことは言わないよね? 大人同士、恋人同士でやることなんて一つしかないじゃないの。もう姉弟なんて言い訳をする必要はないんだから……。ドスケベなシスターの体に溺れさせてあげる……。今日は、夜まで……。ううん、朝になるまで休ませないからそのつもりでいてね? お、と、う、と、君?」


(~~それから時間が流れ、朝がやってきた~~)


「ああ~、気持ち良かった……。弟君、最初はそうでもなかったのに、最後は獣みたいになっちゃって……。すっごく、格好良かったよ……。私の体を求めてくれて、もう私なしじゃ生きていけない体になってくれたよね? ふふ、ぐったりしちゃって、もう体力の限界って感じかな?」


(※逆に、どうしてお義姉ちゃんは元気なのか知りたい)


「私が元気な理由? そりゃ、幸せな気分になれたんだから当たり前でしょ。私としては、もっともっとしたかったけど……。まあ、弟君が限界のようだから、今日はこれくらいで勘弁してあげる。お互い汗まみれで、どっちがどっちの匂いか分からなくて、体も一つになったんじゃないかってくらい溶けあっちゃって……。本当に、最高だったよ……。弟君はどうだった? 皆が真面目で、清楚で、えっちとは無関係そうなシスターが実はドスケベで、こうしてちゃっかり弟君を襲って食べちゃったなんて知ったら……。考えるだけでぞくぞくしちゃう」


(※凄く気持ちが良かった……)


「そっか、なら良かった。じゃあ、そろそろ朝ごはんにしようか。私、何か作って来るね」


(※それなら、僕も行く)


「弟君は休んでて……。まあ、いっか。一緒に、朝ごはんを食べに行こうか。じゃあ、ベッドから起き上がって……。っと、まだ足がフラフラする……。うわっ!?」


(あなたがしっかりと受け止める)


(※大丈夫?)


「うん、ありがとう。君が咄嗟に受け止めてくれたおかげで何とか……。って、ああ!?」


(舞亜が転んだ拍子に、どうやら本棚から本が落ちたみたいだ)


「本が落ちちゃった……。拾わないと……。あ、弟君は触らないでいいよ。私が拾うから」


(※いや、僕が拾うよ)


「あ、ちょっと、駄目……。ああ……」


(あなたは本の中身を見ると、量子力学という表紙の中身はアルバムになっていて、そこにはあなたの写真が沢山張られていた)


「えっと、それは……。弟君のアルバム……。小さい頃から、弟君が出ていく直前のものまで……」


(※まさか、こっちのも、こっちのも?)


「あはは、お察しの通り……。専門書っていうのは嘘じゃないんだけど、中身は弟君アルバムだったってわけです。カメラで隠し撮りしたりとか、周囲の人に協力してもらって撮った写真……」


(※これで全部?)


「まさか。ここにあるのは、特に気に入った写真を現像しただけで……。パソコンの中のも含めると……。軽く、十万枚は超える……」


(※じゅ……!?)


「あの、ごめんなさい! 隠し撮りしてたのは、謝るから……。嫌いに、ならないで……。それくらい、弟君のことが好きで……。一人のときは写真を眺めて満足させようとしたり、それでも足りなかったら慰めたりもしてたけど……。でも……」


(※お義姉ちゃん)


「う、うん……。本当に、すみませんでした……」


(あなたは舞亜に抱き着く)


「え、ちょっと。弟君……?」


(※これからは写真じゃなくて、ちゃんと本物を見て欲しい)


「本物を、見て欲しい……? それって……」


(※今は仕事があるけど……。頑張って、一緒にいられるようにしたい)


「……っ! 本当に? 本当に、私と一緒にいてくれるの? 弟君が大好き過ぎて、暴走しちゃうようなお義姉なのに?」


(※僕以外の男と一緒にいたら嫌だ)


「それは、お義姉ちゃんも同じだよ! 弟君は、私だけのものだもん……。絶対に、誰にも渡さないから……。だから、これからも……。ずっと一緒にいてね? 神なんかじゃなくて、私に誓って。ね?」


(※誓います)


「私も、弟君に誓うよ。私の全部を、弟君にあげるから。神なんかにも、他の人にも渡さないようなものも、そうでないものも全部……。だからね、弟君……。末永く、よろしくお願いします……。んちゅ……。ふふ」

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