「おねぇ様」を含む小説

「ナタリア！　廊下にホコリがたまっているわ！　きちんと掃除なさい」 「お姉様、お茶が冷めてしまったわ。淹れなおして。早くね」 グラミリアン伯爵家では長女のナタリアが使用人のよう…

〈白百合姫〉ことリリーは、森の木々と草花に愛された魔女でした。 好きなモノはお兄様とお義姉さま。苦手なものは太陽。 魔法の力を使って楽しく暮らしていた彼女のもとに、ある日突然黒…

見えないけれどあるんだよ―― 星達は見えないけれど―― 青空に輝く白いお月様が教えてくれた事―― 少年とお月様の出会いと別れ。 第25回「2000文字以内でお題に挑戦！…

「この一ヶ月、月の姿が見えませんね」 「どうしちゃったんですかねお月様は」

特別支援学級の担任を任された主人公は、児童と共に職員室で孤立しながらも、 ふてぶてしく生きて行く様子を描いた作品。 今の時代、特別支援学級を簡単に選択する保護者もいるけど、この作…

　いつものように、失態を繰り返したホワイトフロール。 　懲罰取り消しの条件として命じられた新たな任務は、地球換算で十歳の少年、恥ずかしがりなアレンショターリュ王子を、女性慣れさせ…

人生に絶望した山田華は、地元で禁忌とされている山道へと向かう。 そこにはとある妖怪が存在するらしく、華はこれまでも何度も訪れて遭遇を期待していたのだけれど……？

雪のよく降る日に、なぜおじいさんの笠は大して売れなかったのか。 お地蔵様は、どうやっておじいさんの家を知り得たか。 待て、その餅や米は、どこから持ってきた。 ていうか、動けるなら…

主人公はメアリーは、仕事のできるお姉様侍女。 お仕えするお嬢様とその婚約者のお坊ちゃまが、 いま貴族の間で一大ムーブメントとなっている、庶民に変装して街歩きデート！をしたい。と…

かの有名な「笠地蔵」は石だけあって、令和の現代も現存していた。 しかし、気候変動のためか冬は雪が少なくなったのはいいが灼熱の夏は山でも厳しい。 そんな中、「涼しくしてくれたら何か…

女子高生とお狐様のひとめぼれラブファンタジー…… と見せかけた違う何かです。

僕が皇太子の婚約者ってどういう事ですか！王妃とか冗談ですよね！何で一瞬で外堀が完全に埋め立てられるんですか！？あ、偽装……いや、そうじゃないですよ！ 皇太子殿下の誕生日パーティ…

　唐突に、本当にいきなりクラスメイトの不良ガールにお姉様と呼ばれて慕われたいと思い立った蒔絵ちゃんが圧倒的武力で屈服させたり、かと思えば心がグジュグジュに腐ってしまうような甘い優…

若くして皇帝となった青年、赩炎。だが、彼には後ろ盾がなく、常に命を狙われ、宮廷での力もなかった。「未断の皇帝」と蔑まれている現状を変えるため、彼は昔の伝承に頼ることとした。 『今…

ユキレラ２２歳（自称忠犬の駄犬従者）→ルシウス１９歳（若き子爵で聖者様） 青銀の髪と薄水色の瞳持つ麗しの一族たち。 尽くし男の永遠の片想い話。でも幸福。 あらすじ ど田舎村…

公爵令嬢クリスティナ・リアナック・オフラハーティは、自分が死んだときのことをよく覚えている。 「お姉様のもの、全部欲しいの。だからここで死んでちょうだい？」 そう笑う異母妹の…

高層マンションの一室で月に一度ほど、定例で行われている食事会。 部屋の所有者、木場はもてなしの為の料理作りに腕を奮っていた。 集まったのは、好々爺然とした日宵（ひよい）。 若く…

昔、田舎で遊んでいた時に狐の嫁入りにうっかり参列してしまった時の話。

8回カクヨムweb小説コンテスト用に 　・題名　「霊ろ刻（ちろこく）物語：うぶすな神の婿」として下記を修正し別にUP https://kakuyomu.jp/works/1681…

　面白そうな企画があるじゃないかという事で、何か書こうと数日悩み抜き。最初は四谷怪談がありなら番町皿屋敷で、とかベタに妖怪の中から何かを、とか、いろいろ考えていたのですが全く纏ま…