「小説大賞」を含む小説

絵を描くことが好きで、Vtuberのママとして活躍できるよう芸術大学を目指し兵庫の佐地神社にアメノウズメの絵馬を奉納した猿渡　敏彦（さわたり　としひこ）。 無事芸術大学に合格し…

小学六年生、花山里子の住む町には、安倍晴明のそっくりさんである安部晴盟がいます。 外見も雰囲気もあの伝説の陰陽師、安倍晴明っぽいけれども、本人は式神も術も使ったことがないなんだか…

吉田不二代（よしだ　ふじよ）は、ある日イケメンなクラスメートの井道愛世（いどう　あいせ）に、自分が腐女子だと知られてしまう。しかし愛世の反応は、不二代が予想していたものとは違った…

辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。 自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。 …

　新堂京（しんどうみやこ）は高校生活への嫌気から日々自殺を図ろうとしているが、死ぬ勇気がない。 　ある日のこと。突如として京は外観は現実世界を模倣したかのような、しかし誰一人とし…

第30回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞の東洋宮廷ファンタジー、書き下ろしの短編を公開！ 『心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語―』メディアワークス文庫より好評発売中 …

小説『霜葉紅（そうようこう） ―さやけき恋は花より紅（くれない）なり―』の作者・鴇遠リン（ときとお りん）が亡くなった。 訃報を受け、作品と作者の大ファンだった桃蕊明日実（もも…

母親が男と住むからと家を追い出され、田舎では仕事がないため、高校卒業と同時に都内へと上京した緩爪(ゆるづめ）ルイ。 夢見た都会での生活は、彼女の想像以上に過酷なものだった。 …

詳細は気にせずに推理を楽しんでくれ。 青島学園―とある島にある学園。どうやって入るのかは明かされていない。 主人公、転宮 宮々にいきなり合格通知が届く。それから学園に通うことに…

戦争の中で軍人は栄光を見る。 ただ戦争という名の蓋を開けてみれば、兵士がただ無常に殺されていく、ただ只管に上から指図をする人間、血みどろの権力闘争をする人間。 この腐り果…

ダンジョン───夢と希望を詰め込んだ場所 17歳の町娘リンは1年前に亡くなった兄からの贈り物を受け取る。それはダンジョンの攻略本だった。リンは兄からの贈り物を持って冒険者であるレ…

コメディ好きな作本Kenと樽井パリピマリオ（民岡恭二）のコメディに塗れた生活

※アルファポリスでも他作品ですがシリーズを公開しています。「沼津平成」名義 2024年11月30日改稿　沼津平成初作品です。テツこりシリーズの手引書です。 テツとハルとこりど…

【あらすじ】 宇宙の辺境にある星【地球】のそのまたさらに辺境にある水族館(絶滅危惧種の保護のために作られた、宇宙連合からの補助金によって運営されている施設)で受付嬢として働く天涯…

　捨てられ、忘れられた数々の思い出が眠る《オモイデ屋》。不死の血が生みだした妖魔が眠る《黄昏庭園》。 　《オモイデ》と《黄昏》が混じりあい、呼び寄せるのは絶望か……希望か。 …

勇者が魔王を倒し、平和が訪れた世界で冒険者たちが職にあぶれる中、魔法薬師のルエリアは冒険者の間で好評を博していた【睡眠導入剤】を街の人たちに売って、王都でそこそこ順調に暮らしてい…

沼津家温泉アンソロジー（父参加） どん底に落ちた主人公を救ってくれたのは、銭湯と、初めての客。その客が実は〇〇〇だった。――「誰かが見てくれている」サンタ　クロース・作 宮坂…

ミステリ短編のけっさく

三枝紘太〈さえぐさこうた〉は三十代になったばかりの派遣社員。 離婚した妻に子供の養育費を払いながらも、定職につかず、不安定な生活を送っている。 そんな彼には忘れられない〈ヤツ〉が…