「黒猫 猫」を含む小説

不思議な空間で少女と黒猫はいくつもある扉を通ってみたことのない世界を旅をする。 古代の戦士が戦に明け暮れる世界。 気の遠くなるような長い時間を待ち続ける世界。 身の毛もよだつ鬼の…

猫が活躍する小説という企画がありましたので応募してみました。猫という動物は単にかわいいだけでは無いような気がします。周りの人の事を癒やしてくれるようなそんな動物です。

あたしの住む街には、都市伝説があるそうだ。 「道端に鍵が落ちていたら、拾ってはいけない」 そんなの、引っ越す前に教えてくれよ。 おかげであたしは、異世界に来てしまったじゃない…

日曜日、ベランダで洗濯物を干すオヤジ。 そこから何かが…

目立つことが大嫌いな黒瀬凪人は通学途中の駅でひとりの少女を助けてしまう。 相手はウィッグで変装していた現役モデルのAlice〈アリス〉。 炎上モデルとして有名な彼女はなぜか凪人を…

私の中でおなじみ、猫二匹の新年の挨拶です。 登場人物 工藤あかり　二匹の猫の飼い主である女性。アパートに一人暮らし。お酒好き。 登場猫 ココア　黒猫。オス。甘えん坊な性格…

「あーあ、俺ってばなんて不運なんだろ」 そう、何度呟いたことだろうか。 もはや口癖に成り果てたその言葉。 それでも、俺にこれ以上似合う言葉はないと思う。 俺、銀月奏（ぎんづきか…

主人公の中臣紅（なかとみくれない）は、16歳の少女。母を亡くし、母から受け継いだ謎の力。それを宿した紅は、自らを神と称し、己の正義に従い、悪を成敗する。 しかし、それを許さない者…

佐賀県佐賀市鍋島町には、江戸時代から伝わる化け猫伝説がある。 時代は流れて令和。鍋島町に住む中学生の女の子、三毛山コネ子の前に現れたのは、甦った伝説の化け猫。 コネ子はいきなり…

今日も黒猫は女のもとに通う。 女から、あるものを抽出するために。 女が猫に語るのは、それまでに見てきた死体の数々。 黒猫は目的を果たすため、彼女の話をただ黙って聞いている――。

英国帰りのマリンは魔女のアイテムを使って、ドジな探偵の逢野を陰で支える。全ては伯父の経営するテナントビルの家賃徴収のためである。その任務でマリンの手助けに一役買っているのが、魔女…

黒猫のみぃが逃げたので、夜中に探し回っていたら、少年を拾ったもね。 年齢不詳で名前不明の少年にひとまず蔵人と名付けて世話をすることとなった。 しかし少年の正体は。 変な同居生活…

伯爵家次女――ラピスは、無口で感情を表に出さないので、貴族達から人形令嬢と呼ばれている。 自由奔放で我儘な姉と、ラピスに対して無関心な両親。そして、使用人達と共に屋敷で暮らすラ…

「人には不幸になってほしいし、自分は幸せになりたい」 長きに渡り虐待を受け続けてきた末に性格が歪みきってしまった純華。交通事故に遭って死んでしまったのだが何の因果か再び目を覚まし…

　はやく帰って休みたい。 　しかし、同時に帰りたくないとも思う。 　帰ればまた、あっという間に時間が過ぎ、明日がくる。 　はやく帰りたいけれど、もう帰りたくない。 　いっそ、この…

僕の名前は「犬飼 涼平」（いぬかい りょうへい） 趣味は自転車。 フリーの仕事が行き詰まると僕はデジカメ持参で自転車に乗って街中や田舎道を 走るのが日課になっていた。 ある日…

太宰治こと【タザイ】は不思議なパイプの精と共に旅立った。 かの邪智暴虐なる王芥川龍之介を倒すために…… 　以下がテンプレになります。 一行（パーティー） 【太宰治】＝【ダ…

爺ちゃんが死んだ日、姉貴は『ソーサラー』になる決意表明をした。 手違いで召喚できちゃった悪魔を、お手製の黒猫のぬいぐるみに憑依させ、修行に引き篭もる日々。 「ソーサラーって何です…

『三日月堂』。 それは古くからこの街にある、不思議なお店。 そんなお店に足を踏み入れる私。 興味があったから。 ただ、それだけだった筈なのに。 こんなの、おかしいじゃない。 誰か…

　久しぶり、とも、懐かしい、とも私は感じず、逆にその黒猫がいるのが当たり前と言った調子なのは毎回のこと。