「動いて」を含む小説

入学式の帰り道で、前を歩く美少女が交通事故になりそうになる所を守って怪我をした俺は、病院であの時の守った美少女に再会する。 それからの彼女は、俺にお弁当を作ってくれたり、昼食…

夜の間だけ動く写真。 写真の中から見た「外の世界」はどう見える？まあ、関係ないけどね。写真は写真で時間を重ね続ける。ミルフィーユみたいにね。

あらすじ 様々な業種で莫大な富を得ており、絶大な影響力を及ぼすフェイル家。しかしそれは仮の姿で、真の姿は、世間の中を暗躍する秘密組織、フェイル薔薇騎士団だ。そのフェイル家のご令嬢…

　マナ村に住む少年マッキーは車の整備工場に雇われている、母は随分前に亡くなり、父は酒におぼれて仕事をしなくなった。マッキーは父に呆れ家を出て一人で暮らしている。 　マナ村は以前の…

　西暦2001年。突如として世界に魔法使いを名乗る者が現れた。魔法使いは連続する不審な死体遺棄事件が吸血鬼の仕業であると警告する。そして10年後、実際に吸血鬼の実在が確認されると…

人々に癒しの奇跡を与える事のできる者を【聖女】と呼んだ。 しかし、聖女の力は諸刃の剣だった。 それは、自分の寿命を削って他者を癒す力だったのだ。 故に、聖女は力を使うのを拒み続…

『魔法使い』が誕生して一六年目、箒に乗って空を飛ぶ事が移動手段になり、電車を利用する者がほとんどいなくなった現代の世界。 『魔法使い』なのに魔法を使わない青年・面舵（おもかじ）…

自己顕示欲の強い妹、「佐藤柚希」はヲタクでボッチの兄、「佐藤友也」をリア充にするべく行動を開始する。友也をリア充にするプロデュースの中で『思い出の中の友也』を重ねる。順調にリア充…

まだ肌寒さが残る桜の花びらが乗った風が干した洗濯物を揺らす春の日のこと。(？) 一人の高校生は駄作と評判のVRMMO『ガンタジー1:RE』を(友人に押し付けられて)手に入れた。 …

　終電がなくなり町はより一層静かになった。 　腕を抱くようにしてベランダに姿を現した男の手には、湯気立ったマグが握られている。アパートのベランダから見下ろす駅前の住宅街に、明かり…

「十位か。まあこんなものね」 夕暮れの校舎。 テストの結果が張り出された掲示板の前。 高校二年生の泉は、冷たい雰囲気の少女「速水寿葉」と出会う。 弄ぶようにして意味深な言動を取…

午前零時。合わせ鏡を覗いた先に続く道は、異界に通じている。 目覚めた世界は、何もかもがおかしかった。 文字盤が逆になった時計。テレビで流れる鏡文字のテロップ。家の間取りも、通学…

湘南北風高校は、中堅の高校であり、部活も県大会に出るほどそれほどすごい実績もなく、進学率も極めて高いわけでもない。最近では、湘南北風高校の生徒に対して、地域から苦情も多数寄せられ…

ある物理学の本に、感銘を受け、そこから、発想を得た。 そして考察した。 宇宙には時間がある。 しかし、「今」しかない。 「今」しかないから、不可逆的に変化できる。 意識は、新たな…

その現実は真実か。 人口一千万人が暮らす都市。その都市の名は悠久の都と呼ばれている。 その悠久の都に暮らすものは幸せな毎日を送ることが出来ると言われていた。だが、それは極一部の…

発見したこと。 ハッとしたこと。 面白いと思ったこと。 日常で心が動いたことを書いていきます。

＞その小さい子の右腕が一瞬動き、次の瞬間左腕が一瞬動いた、ように見えた。 「「「「「「「うっぎゃーーー！！！」」」」」」」 モブ共は顔を両手で押さえ、うずくまった。全員。 …

禁忌と呼ばれる人外の生命体をバッタバッタと殺していくバトルファンタジー。 短編一つ一つで完結した物語にする予定。 どこから読んでも大体大丈夫ですが、石榴塔から順に読んで下さる…

吹きさらしの線路。 銀色に染まった世界。 街はいつだって同じように動いている。 でも、人の思いは違う。 いつも揺れている。

（後編のあらすじ）　治安維持軍による国王引き渡し要求の履行期限が迫る中、惑星では国王罷免投票が行われようとしていた。共同通信社の記者であるフローラは、アルバート王子が平然とその事…