「KACとか？ 短編小説」を含む小説

KAC2024第三回お題「箱」 床に臥せる主人の下に、知らない女が訪れる話。 ほんの少しだけホラー要素があります。

何考えてるかわからない箱入り娘猫ユカがある日いきなり人間化！言葉も分かるし、こっちの気持ちに合わせて色々世話してくれるようになった。こんな便利に面倒かけちゃっていいの？まあいいん…

　60年間を共にした老夫婦。会話もほとんどない生活に慣れたある日、妻は夫にとある箱を渡す。 　そこにはダイヤル式の鍵が。 　「私からのなぞなぞです。数字を当てて開けてください」…

自宅のような所で寝てる僕は悪意のない人に家の鍵を開けようとされる。その恐怖に怯えていると、昔の同級生と再会する。お金がない僕は、税金が払えないから隙間風が入る。 やがて、僕は僕じ…

都市伝説系の投稿に心血を注ぐ友人から、やばい都市伝説を見つけたと電話で呼び出される。 やれやれまたかと恋人宅に向かった私。さっきとは明らかに違う声色に違和感を覚えたが、３分後、す…

※かの有名な『屋根裏の散歩者』を未読の方はご注意ください。 寮を追い出された僕は不動産屋に駆け込んだ。そこで紹介されたのはあの建物に似て——。

とある不動産屋を訪れた男とスタッフの体験した恐るべき呪い。 800文字の限界に挑戦した、あなたが『今』読むべき物語。 ※この物語は2%ほどの実話を含みます。 面白いと思っていた…

KAC2024第二弾お題『住宅の内見』の800字超短編小説！ 八大魔王。世界を支配する魔王達は絶妙なバランスで均衡を保っていた。 人間族の勇者に1人の魔王が倒され、いつも通り新…

――内見をするのは人ではない、我々住宅である！ はじめに言っておく。逆である。 君たち人間は、住む家を探す際に『内見』なる行為をしていると思うが、実際に見ているのは我々住宅の側な…

ワナビー小説家の西崎文吾には三分以内にやらないといけないことがあったのだが…。

レビューが上手く書けなかったと嘆くDKとレビューがもらえるだけで嬉しいJKの話。 KAC2024「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」参加作。 「小…

病床に伏せる父と、その息子。そして家族の物語。 父と不仲だった彼も、今や子を持つ父であった。 二人の絆の再生と、バッファローの物語。 短編にしかできない少し不思議の世界をお楽し…

人間もヒーローも、スタッフも脚本家も、社長も監督も、そして怪獣もまた、決断に迫られていた。彼らには守るべきものがある。達成しなければならない目標も、或いは世界に対して己を誇示する…

とある冬の朝。頼られてばかりの委員長が待つのはクラスで人気者の彼だった。その理由とは―― これは予鈴が鳴るまでの三分間の物語。 KAC20241に沿った800字の短編小…

　高校生の『僕』はクラスメイトの山田に殺意を抱くが、逮捕されるのは避けたかった。 　折よく行われる文化祭に紛れて山田の殺害を計画するが……。

――砂時計の彼には三分以内にやらなければならないことがあった。もちろん砂を落とし、時を計ることである。 砂時計が持ち主の行動をきっかけにある難題に挑戦します。 その結末とは！？…

時間を三分だけ戻った男の短編小説 KAC20241　第一回お題「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』

思いつきで書きました。

1つ、2人、3階、2年、1回。 学年は常に規則正しく進む。 分け隔てなかったものが分け隔てられた。 制約なんて消えてなくなればいい。 私は先輩が好きだ。だから……。