「＃手帳」を含む小説

銃声が鳴り響く。 荒い息を吐きながら潜む塹壕。 血濡れた手でまさぐった胸のポケット。 君から渡された刺繡が縫い付けられた御守り。 軍用手帳の白紙に殴り書く。 君への、最後の手…

ダンジョン配信者をサポートするブラック企業『ギルモア』。 主人公ブレイは、そこに勤める会社員だった。 日々の過酷な労働から彼を癒す唯一の趣味は、恨みつらみを手帳に書き込むとい…

　わたしは今日もお花見に行く。亡くなった親友の形見である手帳を持って。明日も、明後日も、その次の日も。朝でも、夜でも、雨の日でも。親友のことを知りたいから。 ※他サイトからの推…

短編連作／1エピソード10分程度で読めます ＝＝＝＝＝ 《先生》と呼ばれる私は、さまざまな人から、不可思議で不吉なできごと――禍事（まがごと）を蒐集している。 地下鉄のなか…

カクヨムでしか読めないちょっと不思議なショートショート集 タイトルの障害者手帳の様に 障害者のあるある？ないない？な不思議な小話がたくさんあります 障害者に関して世間の人達は …

　この物語は完結している。 　安心して最後まで読んでほしい。 　小説家になりたい人生だった。精神障害者手帳を取得し、会社ではやらかしちまって解雇の危機、社会人なんざァ俺には向いて…

この春「お題」と「800文字以上」という条件で、小説を幾つか執筆することができました。これに味を占めて、コンテストのキーワードを借りてお題と見なせば、書くことができるのではないか…

門司港の静かな街並みの中、母親を介護し続ける田中直也。彼は5年前に工場勤務を退職し、痴呆と病気に苦しむ母、美代子の世話に専念してきた。しかし、年金の残りわずかな額を握りしめる日々…

あまり裕福ではない子爵家の娘であるアリス・ポートリエは、第一王子二コラ・ラスペードの婚約者であった。 この婚約には二つの理由があった。 一つは、アリスが優秀な子を産む魔女の娘であ…

薬局に行ったらマイナンバーカードのポスターだらけでびっくり！

益田薫は都内の大学に通う大学3年生で、毎日平凡ながら忙しい日々を送っていた。そんな中、彼女は行きつけのカフェのオーナーから貰った「夢を叶えるノート」と書かれた革でできた手帳を貰う…

【あらすじ】 「いやあ、確かに駅前で、不審な男を見てね。黒い外套の中年男でした。若い女と話してましたな。女は子供を引き渡しました。いやあ、歳の差婚もあったものだな、と奇異に思…

下校時に手帳を拾った。 どうやら、世界の危機を救う方法が書いてあるらしい…。 ※ダークファンタジーです。ホラー、微グロが苦手な方はご注意ください。

結婚にともなって引越しをする中で、彼の荷物から出てきた古い手帳にはさまれた一通の手紙。 桜色の封筒に女性らしいきれいな字で「親愛なる先生へ」と書かれていた。 彼は高校教師で、…

大樹に住むちいさな少女、アンナは冒険に憧れていた。 大海原にぽつんとそびえ立つ巨大な樹。 その頂きは山より高く、その枝葉は天をも覆い尽くさんばかり。 大樹の根元がどうなってい…

　キャラスティは普通で平凡で無個性な何処にでもいる貴族の少女。 　ある時からキャラスティは東の侯爵家跡取りで幼馴染のレトニスから拒絶される「夢」を見るようになり彼を何となく避け…

ある青年が書庫で見つけた古い手帳。そこに記されていたものとは…… ずいぶんと昔、とある地方イベントで頒布したものです。一部修正はしていますがほぼそのままとなっています。

街角にある小さなカフェレストラン「シャ・ノワール」 この店を僕は「水曜日のカフェ」と呼んでいる。 そして僕は水曜日に「シャ・ノワール」を訪れる人々の物語を手帳に書き記す―― *…

小学校低学年だった私にとってはかなり強烈な出来事だったので、たぶん『黒歴史』に属するのではないかと思い応募してみることにしました。 連載中の「シェアして食べるプチシューを一人…