「袖」を含む小説

ある日、萌え袖を憎む小学生・佐子は神さまに願った。 無垢な祈りが起こした奇跡は……。 3000字縛りのゆるい短編です。

　その御世は遥か昔。 　後宮嫌いの帝がただ一人愛したのは、罪人の娘であり、『鬼子』と呼ばれた女だったという。

熱い夏に一瞬で燃えた恋。 その勢いに燃え尽きるのも早く。 私が用意した「秋」は通り過ぎる。

尊大マイペース銀髪少女の“プロフェッサー”は、今日も今日とて珍妙なるテーマを研究室へ持ち帰る。 果たして、大柄不愛想青年の“助手”は彼女のあくなき好奇心に応え、失われた人類文化の…

袖を笠にしてやり過ごせる、そんな小雨程度のちっぽけな詩。 でも、 その「ちっぽけ」が人生に潤いを与えてくれることもあるのかな、と思ったり……。

雪の降る大晦日。外も寒いが懐も寒い。 ツケの支払いに追われる町人と、諦める気のない商人の話。 　　　　　 【第49回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画】に寄せて書きました。 …

失踪した父を捜す少女が出会ったのは、高校生で探偵で、そしてヤクザと名乗る少年。 昔書いた小説っぽいモノ。あと探偵モノではないです。

【 あらすじ 】 　江戸のような街並みの幽世。そこは、妖や人ならざる者たちが人間のように生活している不思議なセカイ。 そんな幽世に存在する妖たちを、守る者たちがいた。 　現…

人体切断の奇術は多い。 この話は、この人体切断のトリックに関しての話である。 しかし、いつも常套手段で使われる、切られる人が隠れる場所が、あまりに狭すぎるのだ。 本当に、こ…

子犬系男子の集団『湾湾帝国』に彼女を喰い物にされた主人公は子犬系男子狩りを始める――。 萌え袖を引き千切り、頭を五厘刈りにする戦闘スタイルで数々の子犬系男子を葬った彼の前に現れた…

スイとユウは幼馴染。 祭りの日。 対の2人は白拍子の舞を舞う。 白い直垂《ひたたれ》、水干《すいかん》に烏帽子《えぼし》、白鞘巻の刀をさして、袖繰りの赤い緒がひらりと翻《ひるがえ…

この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。

主人公：雪白　夕 運悪くジャンケンに負けてから始まった不幸なのか？ 学際の催しで、負けたグループは男女お互いの制服を交換しダンスを披露することとなった。 仕方なく、セーラー服…

マチルダ・ポートレイムは魔導の奥義にも労働にもさほどこだわりのない真面目な普通の女性である。しかし彼女は一応は魔法使いと呼ばれる人間なので侍女服などは着ない。今日も量販店で買った…

・短いあらすじ 【執行人】という謎のジョブ能力を授かった主人公が《復讐代行屋》を営み、漆黒の大鎌で悪人を次々に成敗していくお話 ・ちゃんとしたあらすじ 「アデルよ、今日をもっ…

U-25短歌選手権に応募した作品です。短歌を始めて1か月ほどなので拙いですが見て行ってください。

　丑三つ時に響く、駒下駄のタップダンスと、最初からクライマックスの九枚目！ 　花もあわれむ陰キャぼっち女子大生、高崎櫻（たかさき　さくら）ちゃんの賃貸ワンルームに、時空を超えて悪…

緊急事態宣言下で生まれた、様々な不安と希望的な姿を見た気がした…そんな夜の思い出を書いてみました。

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作に投稿作品。 （連作の方は、本文には本文のみということで、投稿し直しました。もし解説が気になりましたら『同タイトル解説付』の方をご…