「私と彼は」を含む小説

私と彼は、１冊の文庫本でつながっている･･････。

彼氏がいる茅熊 御蔭（かやくまみかげ）。 彼のことは大好きだし、大切に思っているけれど、きっと好きなのは自分だけだと思っていて…。 それでも彼との恋を終わらせられない、少女の切な…

　私と彼は、ある「約束」をした。 　しかし、離れ離れになって月日は流れ―― 　想いは、彼に伝わるのだろうか？ ※このお話は『約束の絵本』（https://kakuyomu.jp…

もし、自分が「主役」じゃなくて「脇役」だったら…… 私はただの友人A、ドラマだったらそう言われるだろう。主役は彼、私は彼の人生の手伝いをしている存在……。華やかなバラ色は似合わな…

僕は彼女を愛していた。私は彼を愛していた。でも僕の愛は偽物だった。私の恋は汚れていた。僕は彼女に輝いていてほしかった。私は彼に笑っていてほしかった。 それがぜんぶだった。 それな…

　あいつは金石の海辺で、しっかりと私のスカートの中を覗き見していた！ （なんて奴、有り得ない！） 　そして金石の町からの帰りのバスの中、転寝する私の唇に何かが触れて行き、隣のシー…

私、佐々木望未（のぞみ）は、今年、大手服飾販売会社に入社したての新入社員。４カ月の店舗研修中のある日、そこに現れた男性が買い求めたのは女性用の下着。それもお尻が半分しか隠れないよ…

私は彼を振った。 それが悪いとは思っていない。 だけど、間違ったのかも、とは思っている。 これは私が彼を振った後の物語。

私が子供の頃に見た吸血鬼。美しい顔に黒い髪。黒い服に身を包み、血まみれの顔で私を手招くの。 ※ホラー作品ではありません。

デート終盤、”私”は彼から一方的に別れを切り出された。 雨が降る中で泣き腫らした顔のまま帰宅していると、気さくな男性バーテンダーに店内での雨宿りを提案されて……？ ちょっと不思…

両親を亡くし、叔父の家で女中として扱われていた紗由《さゆ》は、大雨の日に異国の血を引く優しい青年医師アランと出会う。 家を追い出された紗由は仕事が見つかるまでアランのもとに居候…

今年で結婚して３年目の私たち。彼は優しくて、甘々。だけど、仕事となるとちょっと、問題があるみたい､､､。そんな私たちの日々をよければどうぞ。

さる高貴な一族の住む雪の城で、「私」は彼の君に出会う。 神話の入り混じる一族の歴史に飲まれ、私は彼の君が手招く禁忌に堕ちていく。

同じ学年だけど、クラスが一緒だったこともないし、昔からの馴染みの間柄でもない。それでも私は彼を知っている。彼も私を知っている。それでも彼は何故、声をかけてくるんだろう。……何のた…

誰に属するわけでもなく、ただゆらりと生きていく。それが近衛宗也の生き方で信条だった。 そんな近衛に、金本百合は勉強を教えて欲しいと言った。 物心つく前からの、遠くて近い幼なじみ…

　周りが次々と交際や結婚……嬉しい報告を受け続け、まともな出会いがない主人公・花楓はどこか焦りを感じながら、毎日を過ごしていた。 　そんな彼女に何かと興味を持って近づいてきたの…

　入試が憂鬱な俺こと善真（ぜんま）は、空に向かって隕石が降ればいいのにと言った。 　そして出会ったのは、空き地に大の字になって寝転がるという奇行をしている少女。 　そんな少女こと…

20になったら死のう。 希死念慮に囚われた少女は愛した桜の下でただ死を待つ日々を送っていた。 ――お前に生きる意味を与えてやる。 彼と出会うまでは。

彼は、気付いたときにはカボチャ頭だった。それが呪いだと言う彼の話を信じて私はその呪いを解くべく彼に協力していくことになる。 呪いを解く鍵は彼のことを好きな人が彼と過ごすこと。それ…

なんの変哲もない普通の日。 あの日私は誘拐された。 これは、誘拐犯と私の100日間の非日常的な生活の話。