「犬 童話」を含む小説

「アルファポリス」と「小説家になろう」にも投稿しています。 みんなのよく知っている桃太郎をブラックジョークにしてみました。

　もし仮に両親が言うように私が本当に桃から（あの甘い果実の！）産まれたのだとしたら、私は私という存在そのものに疑念を抱かなければならなくなる。 ーー出生の秘密を探る桃太郎と、桃太…

天之馬は天翔ける馬。 空を駆ける翼を持ってはいても、 天の事は、わからなかった。 地を駆ける馬と似てはいたが、 その眷族ではなかった。 地之犬は地を這う犬。 身も心も疲れ切った飼…

なんとなく書きたくなりました。

桃太郎の子孫であると言われてきた桃太。しかし、自分は弱くて到底桃太郎の子孫だと思えない。そんな中、鬼ヶ島にかつて桃太郎が使用していた刀が、封印されているから取り返してこいと村長に…

彼は、食わない犬だった。彼は、食わなくても死ななかった。彼は、気がつくと百年生きていた。百年生きた犬の、短い一代記。

犬はゆきうさぎと遊ぶ少女を見守る。 犬はその時間が短いことを知っている。

　孤独を愛する"僕"に、「セキニンあるコウフクを学ぶために叔父さんは犬を飼うべきだ」とせまる甥っ子。 　子守りを終えて自分のアパートへ戻ると、そこに一匹の犬がいた・・・。

童話の「桃太郎」に新解釈を加えたパロディです。 ――2020年1月3日、不正確な言い回し等を若干修正しました(ストーリーは不変です)。 ＊他サイトとの重複投稿です。

これは大人になってしばらくした人のための童話です。作者の母の支持を得て、カクヨムに掲載決定！　愛がどこにあるのか、それはどうしたら見つけられるのか、ヒロインのコロンが活躍します！…

赤ずきんっぽい設定でバトルやりつつ百合要素を含みます。 主人公は口の悪い赤ずきんと、狼と人の力を併せ持つ人狼と呼ばれる種族の娘です。 二人は喧嘩しつつ、たまに力を合わせて、それで…

短編童話です。

ポメラニアンのポン太は、田中さん一家と暮らしています。 お父さんとお母さん、サキちゃんとサヤちゃん、そしてポン太です。 でも本当は、佐藤さん家で飼われていて、とある事情で預けられ…

魔物の被害におびえる村は強力な力を持つ男をスカウト。 魔物たちの前に行って目を光らせてほしいというものだった。 けれど、約束の日になっても村からは連絡が来なくなって……！？ …

グリム童話賞　課題『犬』に応募して 落選した童話です。 皆さまのご意見を入れて書き直しました。 樺太先住民の物語ですが、私の実の祖母の話ではありません。

　昔々、童話の勉強を始めたばっかりの頃に課題作で書いたイソップ寓話のリライトです。 　原作は、ほんの数行の短い作品なんですよね。「欲張りな犬が肉を食わえて、なんだかんだで川にボ…

アメリカに長く住んでいた六十五歳の主人公は日本に帰国し、市民講座の教室で「男女の格差問題」をテーマに教えている。ある日、講座の教室に得体の知れない年寄りが現れた。彼は確かに「老人…

「みにくいアヒルの子」って童話あるじゃないですか。あれ僕嫌いなんですよ。なんでかって言うと、みにくいアヒルの子は結局、美しい白鳥にならなきゃみんなに愛されないじゃないですか。 …

薬局でご主人様と一緒に暮らしている犬のトコ。 彼女が拾ってきた赤ちゃんは、犬でなく猫だった。 僕の中ではかなり珍しい話。魔法使いも超能力者もモンスターも宇宙人も超科学の産物も登…

主人公たちの国は竜に守られていた。 しかし、ここしばらく国民たちを苦しめているのは王。守り竜は現れない。 ため息をつきながら暮らす主人公たちの前に現れたのは、一匹の犬だった。 …