「封印」を含む小説

およそ1000年前に封印された最強の妖怪、『空亡』。その怪物を目覚めさせ、式神として下僕としている人間がいる。討魔庁の巫女である西園寺 葵（さいおんじ あおい）は、その事実を確…

　この世界には四体の邪神が眠っている。 　数百年前に封印されており、今も尚厳重な警備の下封印が解除されないようにされている。 　邪神とは言うが、実際はそれほどの力を持っている『獣…

７月７日。 願い事が書かれた紙縒りの短冊を天にかざすと、その願い事が叶うとされています。「七夕」は幼稚園の年中行事の１つに過ぎません。市販の短冊に願い事を書いて笹に括りつけるだけ…

徳川幕府の時代から主君に使え、魔を祓う陰陽師の家系の跡取りである元Sランク陰陽師『仁科祐介（にしなゆうすけ）』は、三年前の大災害【名古屋の大祓】の際に両親と自身の霊力を喪失しごく…

◆自由を愛する冒険者たちの集う街、自由都市ラグ。 そこに、ひとりの冒険者がいた。経験を積み実績を挙げてゆくゆくは勇者を目指すべき冒険者の身でありながら、来る日も来る日も神殿から依…

　行商人の息子として生まれ、事故で両親が死に、預けられた先の老爺に育てられた主人公、キースは老爺の遺品を整理していたとき、納屋の下にダンジョンを発見する。 　そこは夢幻迷宮と称…

　故郷を去った兄を追うため、異形の相棒と共に旅に出た青年ララは、大昔に滅んだ魔法の王国、彼の先祖の地に辿り着く。荒涼とした砂漠が広がる禁断の場所で、彼は一人の少女に出会う。彼女は…

神様になった少女は、自分の理想である「夢と希望に満ちたファンタジーな世界」を作ろうとする。 でも神様って、なんだかいろいろと制約だらけ。 それでも、やっと作り上げたこの世界。 …

愛した魔女の亡骸から心臓を食べた魔女剣士ジルヴァンは狼へ変貌し、千年の月日が流れる。 ルシタニア王国は王弟の謀反により国王ボサノヴァが斃れる。ボサノヴァの１３歳になる王女ルシアは…

前世を思い出したレティは、その理由がわからないまま昔読んだ物語を妄想する日々を過ごしていたのだけれど…。 ―――何のために転生したのか？ モブ中のモブであるレティのまわりで起…

剣と魔術が支配する世界。ロムレス王国にて代々「王宮魔道士」として仕えてきた魔道の名門ルフェ家に生を受けた青年「ナイト」は王立魔道学院を退学してニート人生を邁進していた。明るく、誰…

「十一年間続いている『殺人事件』を解決せよ」 調査団に命じられたのは、夥しい犠牲者を出している非道の打破である。 末成 千道は『勇者』の親友を救うべく、毎日誰かが死ぬ王国へ足を…

　闇の魔女が世界支配を企む世界で、その企みに気付いた魔法生物が素質のある少女を魔法少女に育て魔女と戦っていた。戦況はほぼ互角だったものの、やがて魔女側が不利になってくると魔女も方…

　本人の意志と無関係に『勇者』として選ばれてしまった少女フィオナ。彼女は戦いの素養など何も持たない上、ひどく臆病な子だった。仲間の後ろに隠れ、守れられるだけの『勇者』。そんな彼女…

テニスでは試合前にコイントスでサーブの順番を決める。 その際、コインを投げる主審が選手に問う。 ――Head or Tail？（表か、裏か） 東京五輪で日本勢が目覚ましい活躍…

　失敗国王✕ダメ王子✕クソ勇者 　とてつもない化学反応がすると、危険が危険だとわかるから退避だ！ 　大縁　増田（おおべ　ますた）は、実は超有名の一族になっていないといけないはず…

小説家になろうに掲載してます。 以下あらすじ 妻を病で亡くし 娘を事故で失い どうしようもない人生に見切りをつけ自殺した男 彼は異世界で魔剣と呼ばれる存在に生まれ変…

私は元勇者。名前はない。 相討つ形で魔王を封印し、世界を救ったつもりだったけど、900年後に目覚めたら歴史的な人種差別事件の戦争犯罪者にされていた。 そんなことは正直もうどうでも…

混沌とした時代ーー、平安時代。 現世は、あやかしとヒトとが折り混ざり、闇に包まれていた。 ヒトに危害を与えるあやかしを倒すべく術者の中でも“卓越した者がいた” “退魔師の螢…

　超高度な文明が栄える天上神界。宇宙全ての生命が集まる史上最大の文明であり、その平和は強大な力を持つ神族たちによって長く守られてきた。 しかし、太古から天上神界と脅かしてきた絶対…