「光る」を含む小説

原因不明の『大水没』により、大地のほとんどが水底に沈んだ近未来。 水上に生活の場を移した人類と、狂暴な巨大水棲生物『巨魚（ヒュージフィッシュ）』の脅威。 御神織火（みかみ おる…

高校1年生の冬。勿忘純恋は席替えで、男バスの吉田賢人と仲良くなって、恋に落ちてしまう。 だが、純恋には不思議な点があった。 性格は穏やかなのと、腰まである黒髪ロングは気にならない…

　「光るメダカ」ってご存じですか？ 　このメダカは遺伝子操作によって作り出されたもので、「バイオモニタリングメダカ」とも呼ばれています。 　このメダカは、これを観賞用に飼ったり、…

月の見えない夜のこと。私は妖しく光る灯りを見つけた。灯りの正体は──頭部に炎を灯す異形だった。

乗り遅れた感はあるが……祠を壊した所から始まる話を書いてみたかったんだ…… 性別不詳の人が出てくる話もな…… ━登場人物━ ＊神木 実夏 　主人公。逆から読んでもカミキミカ…

○はじめに こちらの物語は、作者がイロイロと迷子（もしくはグルグル病）の末に、R15版にリニューアルした物語です。 リニューアルは、たぶん4回目（？）となりますが、よろしくお願い…

『SSTG』はセハザ《no1》の第３作目に当たります。＜不定期ですが更新継続中＞ ＊＊＊＊＊あらすじ＊＊＊＊＊ 　路地裏、明かりの届かない建物の狭間で響く声。 人影が人を殴り倒す…

弘安四年（西暦一二八一年）、水無月。 二度目の蒙古襲来《もうこしゅうらい》、『弘安の役《こうあんのえき》』の真っ只中。 ある日、位相幾何学《トポロジー》が専門の宇宙物理学者で…

長元三年（一〇三〇年）、右大臣藤原実資は自身の日記「小右記」を編纂し、小野宮流の有職故実をまとめようと決意する。日記には欠落があったため、長年つきあいのある優秀な女房・紫式部を招…

暗闇の中で目覚めた。頭がぼんやりとする中で、自分が「転生」したという事実だけが鮮明だった。周囲に広がる青く光る葉を持つ森、聞き慣れない動物の声、そして手の甲に浮かぶ謎の紋章――こ…

村祭りの日、婚約者とダンスを踊っていたドレンテ。彼女はその日、彼から初めてキスされそうになっていた。 ところが、キスの直前に、突然、幼いこどもの声が頭の中に響いた。かと思うと、足…

　桜乃神社の御神木である桜の巨木。この桜を見ていると何だか不思議な気持ちになる。いつもいつも、誰かに呼びかけられているような……。だから、この神社の前ではいつも無意識に足を止めて…

俺は四十才のしがない不動産屋。 独身だが男女問わず友人はそこそこいるし、何より俺には目に入れても痛くない程溺愛している愛犬（黒茶のミニチュアピンシャー♀）がいるから満足している。…

短歌の秋投稿作品

タワーマンションの下層に住む山田。上層階にいる奥様たちの目はいつも光る。 身なりから発言まで見られて萎縮する山田の前に現れたのは上下ぼろぼろジャージの女の子だった。

ホタルが見えるという噂のキャンプ場に行ってみると、目ざわりに光る妖精に出会った。 目ざわり過ぎて思わず叩き落とした妖精だったが、他の人からは見えてないらしい。 話を聞くと、妖精は…

おばさんに関する歌（のつもり）です。 何が垂れてたり拡がってたり蒸れてたりするのかといった点については、同好の士の方々の御想像にお任せします。 皆様好きなことを想像してみてくだ…

とある曲からのインスピレーションで書きました。音の水面から光る言葉を掬い上げるような作業で書いてて楽しかったです。

キラキラ光る宝石を、ハイアライトは飲み込んだ。 それは美しい宝石になって母に食べられる為。母の糧となる為に。宝石化が進みキラキラ光る指先を見て、ハイアライトは微笑んだ。