「ミリタリー 兵士」を含む小説

　魔法の時代の黄昏。 　文明の基軸に科学が取って代わった時代。 　世の覇者たらんとする『ヒト』族がまねいた戦乱は、おなじく『世界』に住まいしている他種族すべてを巻き込む惨禍と化し…

【やっと、二人で飛べる。そう思っていたのに。】 高性能な処理装置として人間の脳を使用する戦闘機、JS-13。 その中枢に選ばれたのは、パイロットの夢を諦めたとある空軍兵士だった。…

『弾丸が当たらない兵士』マークと、『死なない戦乙女（ヴァルキリー）』リリ。 ふたりが敵国同士になる前、たった一度だけ体を重ねた。 それだけの関係だったはずなのに、運命はふたりを引…

人類初の総力戦が終わる頃。 一人の兵士が恋をした。 ※カクヨム、ハーメルン、なろうのマルチ投稿だよ。 ※フィクションだよ。実在の人物、団体、事件とは関係ないよ。

KAC20248のテーマ「めがね」で作成しました。 あらすじ 仲間から死神眼鏡と呼ばれる兵士は、ゴミ溜めと化した国から運ばれるコンテナを警護していた。 ※本作の内容は全てフ…

(こことアバンは三石琴◯さん風に読んでください) 国際機関である武器管理員会（WAC）が各国の軍事力を管理する世界。戦場は10mほどの人型兵器AFが支配していた。 西暦2249年…

　イギリス系の移民であるケイン・ウォルコットは朝鮮戦争で重傷を負い、気が付けばヴェトナム戦争の時代に目が覚めた。 　どうにも怪しい科学者ギャリソンの手で超人兵士として蘇った彼はヴ…

「さぁ無双するぞ。ただし、誰も傷つけずにな。」 『役立たず』と言われて激戦区に捨てられた大将キドゥン。 しかし彼女は、ありとあらゆる戦闘技術を身につけた潜入のエキスパートだった…

　遥か昔、或いは遥かな未来。 　人は大地という生活圏を終末の獣（ルドラ）と呼ばれる怪物により奪われ。かつての栄華を失っていた。残った人類は義体（アヴァターラ）と呼ばれる、通常の人…

「破滅の相」の舞台からおよそ六十年前——。 樹海を縫うように流れる大河——リクアラ河。 河を境界にして二つの勢力が、東西に別れ対立。西側では終わりなき抗争が続いていた。 そんな中…

教室の誰かの背景の一角、そこにしか居場所がないぼっち男子の芹沢昭彦は、学内カーストでも屈指の一軍女子、河内恵美子を庇い事故に巻き込まれて死亡する。目を覚ますとそこは近代ヨーロッパ…

辺境のコロニーでごく普通の少年として生きていたビリーはある時立入禁止区域で不思議なAI、『アディ』に出会う。 アディと出会い、仲が深まっていく二人は次第にこのコロニーへ危機が迫…

アフリカ西部、リベリア。 カラマは、村の問題を解決しに来た「踊る悪魔」が怖かった。そんなとき、村を襲った少女ゲリラ兵アイーシャが「悪魔」を殺してくれた。 村と家族を喪ったカラマは…

　かつて世界を震撼させた世界大戦。 　そのきっかけは何だったか……気付けば後戻りが出来ないほどに長期化する戦争は条約を結び、手を取り合った『連合国軍』と利害の一致により集まった『…

ある国家間で起きた戦争で多くの兵士たちが命を落とした。 軍からしたら「－1の損失」に過ぎないが、残された家族や友人にとっては計り知れないものである。 国を守るために散った彼らの思…

地球とそっくりなその惑星には、複数種の霊長がいた。 獣人、亜人、人間。 獣の姿でありながら言葉を話し、火を扱い、文化を成す。 故に、戦で争う。 これは地獄の現代戦争で、良心と合理…

ある国の、近衛兵（このえへい）のお話。 ふと口を突いて出た、ちょっとした呟き（つぶやき）が、恐ろしい結末に繋がることを彼は知らない。

戦場で伝染病に罹患して死の境をさまよっていた。陸軍曹長田辺敬三はあまりの高熱で意識を失ってしまう。 気が付くとベッドの上ドワーフの親子に看病され回復していた。ここは何処だと聞く…

大陸に覇を唱える当代の覇権国家、ヴァンベルク帝国。屈指の工業力とそれに裏付けされた精強な軍事力を誇る帝国はしかし、長年の軍事偏重政策の末に巨大化した軍隊官僚機構の腐敗や軍内での権…

　ある日人類は衰退した。 　地球上に現れたモンスターによって。 　と言っても、そういうファンタジーのようなことがいきなり起きたわけではない。 　西暦２２０３年６月５日。隕石のよ…