「#病み #愛」を含む小説

高校三年生光坂 氷河(こうさか ひょうが)は親の虐待を毎日受け、彼女にフラれ、病み期真っ盛りの冬、ある一通の手紙が届く。 「お兄ちゃん、元気だして！」 それは離れ…

あらゆる面で完璧な妹に、劣等感を抱き続けてきた姉。 溜まりに溜まった鬱屈が限界点を超えた時、彼女達の関係も大きく変わる。 歪んだ愛憎の果てにあるのは、破滅か――――それとも？…

　踏みつけて、ねじふせたい過去があって、なにも聞かず、なにもいわず、ただ感じあって、抱きあえる誰かを探してた。あたしも、きっと彼も。 【関連作】 本作の後日譚的エピソードです。…

　折原奈美と折原優矢は五歳離れた姉弟として共に暮らしていたのだが、誰にも知られてはならない恋愛関係にもあった。しかし、その想いを絶つ為に現在は離れて暮らしていた。 　そんなある日…

人の汚と汚が交わるこの世界で人を愛した彼らが壊れて生まれた物語。 この世界に存在する人間のほとんどは汚くて、今にも壊れそうな仮面で着飾ってる。 でも産まれたばかりの人間が最初から…

終わり方を曖昧にしたのは、読者によって結末が違ってくるのが面白いと思ったからです。

この物語は、私自身が実際に体験した事を元に書きました。多少の脚色はあるもの、このお話に書いたのは全て実話です。 うつ病を発症しながらも働いていたマサトの職場に、音信不通になって…

ここは紅鷹国。 皇帝：光蘭帝飛翔の前に、突如現れた饅頭屋の娘、少明琳。 「――誰だ…私の目の前に小汚い小羊を連れ込んだ愚か者は。斬る」 　不機嫌を声にしたらこうなります、とい…

先輩に恋をした男の話。片思いは苦いのだ

此処は学園サーカス。 その名の通りサーカス…見世物小屋の学園だ。 売られてしまった僕らには、この学校だけが生きる場所… さぁ、わらって笑って嗤って…？ “楽しませる為だけに生きろ…

どこにでもいるような平凡な……むしろ劣っている男、桐崎優也 彼はある日の夜、人気も街頭も一切ない公園で月明かりに照らされる一人の女に会う 彼女は彼に向かってこう問いかける 『あな…

とある少女の話。 ノンフィクションであり、フィクション。 生きる意味、家族や友達の大切さ、愛、友情。すべてを失い、どん底にいた少女。 そんな少女に伸ばされた手とは＿＿

運命というものがあるのなら、それは、多数の枝を持つ大樹のような姿をしているに違いない。 何かの本で、そんなふうに読んだ。 恋に恋するお嬢様、鈴蘭がある夜見た夢は、鮮烈な流血のウ…