不仕合わせに咲く花

作者 節トキ

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★★★ Excellent!!!

共依存とも呼べる。

共依存の関係を花にたとえるなら、花弁は以外にも主人公、違う方は茎といったところでしょうか。咲くほうと、それに食料を届けるほうと。
双方ないと花になりませんからね。


一番すごいと思ったのは内容というか、その圧倒的なまでの日本語能力。記述一つ一つに魂がこもってます。読点一つの使い方に目が止まったのは久しぶりのことです。
いわば根っこでしょうか。

全てが組み合わさって花になってます。

こんな作品のことを良短編と言うのでしょうね。

★★★ Excellent!!!

 これほどまでにまっすぐな愛を見たことがない。

 これぞ純愛。ひたむきな愛。

 純愛というのは大衆にとって絶品のデザートだ。一口食べれば驚愕し、二口食べれば頬が綻び、三口食べれば虜になる。見るだけで心奪われる者もいるかもしれない。それほどに甘美で、魅惑的な代物。

 そう、純愛とは大多数の小説において肯定的な言葉。読者が渇望する『幸せ』を迎えるための重要なリソース。男女が一途に思い合い、手を取り合って温かな未来を築いていく。そんな想像をする者が多いだろう。かくいう私もその一人だ。

 だが、この作品における純愛は趣が違う。

 邪な心などない純粋な愛……それこそが純愛の意。否定する人などいないはずだ。しかし、言葉というのはしばしば二つの側面を持つ場合がある。

 純愛、その人のためなら自分の命を犠牲にしてもかまわないというような愛。

 私がこの作品を純愛、と言ったのはそのためだ。ある意味でヒロインと呼べる人物は、それほどまで誰かに愛情を注いでいる。

 だが、それだけで純愛と声高に言うには弱すぎる。もっと明確な理由が存在するのだ。

 このヒロインは、自分を犠牲にしているにも拘らず、自分が犠牲になっていると毛ほども感じていない。

 全ての行動が愛の雫なのだ。自分の行いなど省みることもない。その雫が器にどのような影響を及ぼしたのか、それだけにしか興味がない。そして、器に溜まった水が光り輝けば輝く程、歓喜にうちひしがれる。幸福が血管を駆け巡る。愛情が迸る。

 まさにひたむきな愛。それ以外には一切目もくれない。盲目な恋など生易しいと思えるほどの凝視。

 これを純愛と呼ばずして何を純愛と呼ぼうか。

 この作品を読んで幸せな気持ちになれるか、それは読者次第であるが、純愛である、という一点だけは譲ることができない。

 これ以上は物語の根幹に関わってしまうので、最後にこ… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

 愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛。
 幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ。

 皆さんにとって愛はどのようなものでしょうか。
 皆さんにとって幸せとはどのようなものでしょうか。
 それはきっと皆さん違うもので、決まった形や定義なんてないのだと私は思います。
 そう、人それぞれ違っていい。違うからこそいいのではないでしょうか。

 この物語の主人公の愛や幸せもやはり私とは形が違いました。全くと言っていいほど違うのにその行動一つ一つや抱いた感情に激しく感情を揺さぶられる。
 数々の狂気にゾワっとするのですが目が離せない……。
 歪みながらも一途に想うその真っ直ぐな感情は美しいとまで感じてしまった。

 そして物語は別の角度からラストを迎える……。
 なんとなく想像はできたんです。できたのですが、その想像を更に超えたクライマックスに私はただ息を呑むことしかできなかった。

 あなたにはこの物語の花はどう映るでしょうか。
 醜い。
 美しい。
 儚い。
 尊い。
 どう感じたってもちろん良いのです。
 ただ……私には美しく映ってしまった。

 愛とは何か。
 幸せとは何か。
 あなたにとってそれらがどういうものか。

 さぁ感じ取ってください。

★★★ Excellent!!!

あなたには、キョウダイいますか?

「お姉(兄)ちゃんなんだから」とか、言われたりしませんでしたか?

幼い時、お姉(兄)ちゃんに虐められても、そばから離れなかったりしませんでしたか?

もしかしたら、、、
この作品は、1歩踏み外してたらアナタのお話だったかも?

不仕合せに咲く花だったかもしれない。