「１３」を含む小説

──人生の負け組は常として多数派。ならば逆説的に少数派は人生の勝ち組であり、少数派の究極たる存在のぼっちは勝ち組である── そんな捻くれた思考を持つ男子高校生・葛岡一樹は、自身…

　今から遡ること11年前。 　ガルディア帝国皇帝グランヴァルト7世は、竜人とヒトの共栄を提唱した。民は彼のことを、その容姿から『陽帝』と慕い、賢帝だと称賛した。 　帝国の歌姫ユリ…

気軽に読める、500字未満の掌編をまとめています。 1.気が付かなかったかと言われても → ブロマンス 2.可愛い友達 → 百合 3.心中立てもできないくせに → 成人済男女 4…

《あらすじ》 東京で働く俺のもとに届いたのは、父の訃報だった。 葬儀のために実家へと帰った、俺。 否が応でも、昔のことを思い出す。 父と俺、そしてタカシさんという叔父の存在。 拭…

好きなことだけして生きていく。仕事も、義務も何もない。ただ好きなことだけを追求するそんな世界で少年は旅をする。自分の『好き』を見つけに。 人類が宇宙を統一し無数の土地と資源を…

小国サーシェルは魔王国に恭順を誓う。 その証として、王家の血筋を差し出すことを約束し、 その生贄ともいえる役に任命されたのは、庶子の第６王子だった。 そして、魔王領に向かう15名…

13時に不定期更新

星野詩（うた）はごくありふれた女子高生だが、父親の失踪によって、彼女は父を追って旅立つ、それと同じ頃、宇宙（そら）には影が、失った自分を取り戻す、13日という限られた旅が始まった…

長崎市の新たな象徴、長崎スタジアムシティ。開業前日の10月13日には、地元出身の福山雅治による無料ライブが行われる。この一夜は、長崎県民にとって特別なものとなるはずだった。しかし…

神様失敗。オレ転生。ヴィベルファクフィニーとして生まれたオレの自由気ままな異世界スローライフ。ニューだぜ！　これは村人転生～最強のスローライフの続きです。 なろうで二億二千万ＰＶ…

【やっと、二人で飛べる。そう思っていたのに。】 高性能な処理装置として人間の脳を使用する戦闘機、JS-13。 その中枢に選ばれたのは、パイロットの夢を諦めたとある空軍兵士だった。…

『【短歌集】ゆうしゃのぼうけん』より抜粋。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881621969 全て甲田学人作品。 01『Missing…

人と亜人が共存する島・日本 千年にわたり日ノ本の国を支配した暗黒竜・織田信長が死んだ。 その後に残されしは、その１２人の息子たち 斎藤道三、毛利元就、北条氏康、今川義元、武田信玄…

　昔書かれた魔王を倒した勇者の物語。 　勇気ある者たちが魔物の王を倒し、世界を光に導いた、そんなお話が書かれた絵本。 　でもこれから話すのは、勇者パーティのとある魔法使いのお話と…

▶お題：「幸福」「作業」「破裂」 ・この三つのキーワードを作品本文中に『文字で』登場させる。メインテーマでもサブテーマでも、一瞬登場するだけでもOK ・文字数：250～10000…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部　俳句二十部門　応募 ボカロの曲から着想を得て、（時にはフレーズを借りて）俳句を詠みました。 楽しかったです。 曲を教えてくれた友人に感…

発表済みの短編をまとめた短編集【第15弾】です。 ジャンル不問。短編数は「26」。 ―新作「人工人格による≪人格分裂≫人体実験」追加（…サブエピソード６） そして、以前公開して…

桜城の庭園には魔女が眠っている。魔女は初代皇王と皇妃と交わした約束の代償に永遠の眠りについたという。 ——そんな逸話が伝わる桜皇国には落ちこぼれと馬鹿にされる皇子がいた。皇子の…

馴染みのバーで酒を飲んでいると、天啓。小説を書こうと閃き、知人の知り合いが主催する小説コンテストへの応募を決意する。 しかし、コンテストの裏でうごめく巨大な陰謀に勘付いた私は、い…

東日本大震災が起きた日、私は一階部分が押し潰されたS市役所の瓦礫の中から奇跡的に助け出された。でも私は記憶を失っていた。 自分が誰なのか、それからずっと探し続けて、１３年後、奇跡…