「肩」を含む小説

自販機の下に落とした十円玉を拾おうとして肩が脱臼したことにより俺は死んだ。 気がつくと自室のベッドの上に寝ていたのだが、そこは俺の元々いた世界ではなく、あの世だった。 ※こちら…

　昔々、天使の赤ちゃんが天国から落っこちて、さあ大変！迷子になって宇宙をパタパタ。原初の地球へ不時着しました。ほのぼのファンタジー。 　小さな天使の赤ちゃんは、あなたが辛いとき…

帰宅途中に何者かに肩を叩かれた。でも振り向いても、そこに人はいない。（※重複投稿作品）作：リィズ・ブランディシュカ

「劣化版勇者にもう用はない」 故郷を一緒に旅立って、苦楽を共にした親友にそう彼は吐き捨てられた。 勇者の傍には想いを寄せていた幼馴染が頬を染めながら勇者に肩を抱かれていた。 …

桃瀬透花は、何不自由なく育ってきた高校生だった。 優しい両親に、春夏秋冬のイベント。大好きなボーイフレンドもいて、毎日がとても楽しい時間だった。 しかし、別世界の自分から送ら…

僕はフィリエル。魔族のとある領主のお屋敷に仕える、しがない執事だ。 僕がお仕えするサキュバスのルーネお嬢様だけど、ある日とんでもない事件を起こしてしまう。 よりによって、魔王即位…

・表題作『星になりたいもの求む』 少女たちの冷戦とSDI計画。満天の星空の下、彼女たちが目にしたものとは ・『太陽の子供たち』 幼い最終兵器たちの肩に背負わされたのは国家の威信…

　俺、沢村錬（さわむられん）は望むところです。 高校野球では弱小進学高校を県大会ベスト４に導いたピッチャーだった。でも、肩を壊し目標を失ったまま、地元の岡島大学に進学する。 　入…

　いつだって悔しそうに知子はいうのだ。微かに肩を、上下させ、ゴーグルをひょい、と外すのである。きっと、数センチの差だったろう。私は敗北していない。けれど、「勝利」とも、思えなかっ…

俺の憧れの先輩が引退して田舎へ帰る！？ そんな、あなたが居なくなったら俺はどうすればいいんですか！？

　約百年前、人類は魔王に敗北した。世界の99%以上が闇に呑まれ、人類の大半は死滅した。 　 　幸いにも闇の侵食を免れた村。そこに超不幸体質のアドニスはいた。その不幸っぷりは、日常…

羽田空港の展望デッキに飛行機の写真を撮りに来ていた婚活のサラリーマンであった柴田は、撮影に夢中になり近くにいた女性と肩がぶつかってしまう。 その女性(冬美)と知り合った柴田はい…

昔から周囲の評価に不満を持つ少女、禁里　瀬奈は普遍的な人生を送っていた。ある時、社会人となった兄が玄関で泣きながら蹲っているのを見て瀬奈は兄の肩を抱いて慰めた。 どこにでもいるご…

――あの〝ルスト〟が帰ってくる―― ■ワルアイユ動乱を乗り越え国家の危機を救い栄光を掴んだ少女〝エルスト・ターナー〟彼女の武名は『旋風のルスト』の名とともに国中に轟いた。さらに…

『第2回角川武蔵野文学賞』にエントリーしました。 神代植物公園にデートに来た男の子が、なかなか告白できずに、神代植物公園をくまなく散策してしまうお話です。 よろしければ。 h…

遠い昔に――。 海面の上昇により、世界のすべての大地が海に覆われた。 だが、魔女たちの力によって大陸を空へと浮上させ、人々は世界各地にある空中大陸に住み、暮らしてた。 その…

タイトルの通りです。 自戒として書きました。 長時間同じ体勢で作業する方、首や肩がめちゃくちゃ凝っている同志の方々へ、ご自愛くださいというメッセージでもあります。

遠野歩武（とおのあゆむ）は今年、中学生になった。小学校のころから、名前が男みたいだとからかわれることが多く、自分の名前が嫌いになりかけていた。しかし、ある時から歩武は名前をからか…

罪を犯したあなたは日差しを拒む陰の通りへ訪れた。とある噂を頼りに【　　　】という珍妙な相談所を目指して。 泥濘に捉われているような重い足取りは喧騒のない薄暗い通りに誘われ、辿り…