「忘れたくない カクヨムオンリー」を含む小説

機械によって支配された世界、そんな世界に1人の男は生まれ落ちた。男が持つのは前世の記憶、嗚呼そんなものは忘れてしまえばよかったのに。現状に反した価値観は思考を削り、思想を歪める。…

【カクヨムWeb小説短編賞2023中間通過作品】 　五月半ばのある日の放課後、私、椎名真奈美は親友の神坂恵とこの後どこに行こうかと話をしていた。 　すると、 「そのストラップ、か…

森野燦太、３５歳、クリスマスイブの夜に人生の一大選択をしなければならない。 高校時代からずっと片思いをしていた女神・関本優唯。 専門学校時代からずっと自分に片思いをしていて、…

　落ちこぼれの剣士アガサ・アルヴェストンは呪われた土地の出身であり、学園の者から疎まれていた。陰ながら暴力をふるわれる屈辱の毎日。ある日、ついに学院側から追放除籍処分をくだされて…

キツネのツネ子ちゃんはお母さんからお使いを頼まれます。「にんじん、大根、カツオブジ・・・」カツオブジって何だ？八百屋さんで聞いて、酒屋さんで聞いて、大好きなお菓子のことも忘れてカ…

さらっと読み流せるエッセイ

深夜の裏道で不気味な子供と遭遇する「ドブの幽霊」 左右非対称の体で生まれた「醜い王子」 夜明け前に幼い姉弟が逃げる「荷物持つ手」 自分と友とを隔てた壁の上に立つ「こえてゆけ」 過…

突如として共学化がもちあがった、巨大お嬢様学校・私立聖女館国際学院。 綾(あや)たち反対派と、エマたち賛成派は、正面から激突。理事長命令で、学園の行く末を、おおがかりな料理対決―…

　俺には忘れられないトラウマがある……それは、高校三年生の冬、当時付き合っていた彼女に、浮気されたことだった。そんな経験から、恋なんてしない方がいい、という価値観を持った俺はしか…

全色盲の彼女が色という形のないものに苦しめられて早3年。 気がつけば、セックスは色の世界を忘れられる最高のストレスの吐口となっていた。 しかし、恋人がいない彼女は日に日に性欲を…

【コンテスト応募作品】 産後回復しない身体、終わらない夜泣き、ボロボロの心。 つらい、しんどい、泣きたい。 そんな私の手元にあったのは、赤いきつねでした。

カップ麺は時間効率と値段が気に入っているから食べている。うまいと思ったことはない。強いて言えば茹で上がりまでの五分間に休憩できることが気に入っている。 でも、思い出したんだ。 そ…

村上俊哉(むらかみ としや)と村上透子(むらかみ とうこ)は、互いに30歳の夫婦だ。 共働きで多忙な日々を送る中、二人は些細なことで喧嘩をしてしまう。 タイミングを失ってしまい、…

俺が定期を忘れて家に取りに戻ったら遅刻寸前。あわてて乗った車両は女性専用。女性たちからの圧力にビビる俺。切羽詰まった俺がとった行動は……。 ーーーー 【三題噺の競作】「定期券」…

旧タイトル・東の赤いガイコツ傭兵【カキ・クケ子】姉ちゃんが異界大陸を旅する 新タイトル・異界大陸国レザリムス赤いガイコツ傭兵【カキ・クケ子姉ちゃん】の東方地域歩き方ガイドブック…

たくさんの出会い。この手でふれた方々。大切な時間。大切な人。ありがとう。

今や世の中大変だが、自分も大変で、日々の出来事や思ったことを書き残す必要があると考えております。 ひとはとかく忘れやすく、当時の状況を正確に思いだせない。 どんなエッセイになるか…

１０年前、大学生当時の私がバイトの家庭教師で出会った女の子との約束を忘れた話

100年に1度、『忘れ雨』が降る。記憶を食べる、町の悪戯だ。