「僕らしく」を含む小説

母が通っている宗教に僕は連れて行かれた。なんてことのないおばちゃんが教祖をしている宗教だ。なんでもおばちゃんは亡くなったお父さんの声が聞こえるらしい。母の目的と、僕が招かれた理由…

　その死体が見つかったのは、兎我野市北部、鳥刻峠キャンプ場だった。 　樹齢500年を越えると言われる大銀杏《おおいちょう》の頂に、散り始めた紅葉に混じってその死体はあった。 　ぽ…

父親の暴力から逃れて夜の街を彷徨い歩く「僕」は、廃工場から不思議な光が漏れているのを目撃する。 こっそりと中を覗くと、そこには多種多様な花々が咲き乱れていて――。 ※本作…

絶望

最近、友達に勧められあるゲームを始めた「僕」。 勉強も、恋愛も、家庭環境も、まあまあ順調。 不満なら、ゲーム内の敵キャラが倒せないことくらい。 そんな「僕」は「レベル上げの方法、…

高校生の、僕と君の帰り道。 君は何故か、いつもちょっぴり後ろを歩く。 僕のことを日除けだなんて言うけれど、それがホントじゃないことは分かっている。 ちょっぴり秘密を抱えた君が、…

これは内気な少年と他校のパーフェクト優等生な少女による、秘密にされていた恋愛模様のお話。

人は生まれた時から死がつきもの、当たり前だがみんな忘れがちなことだ。自分や友人、家族そして恋人、死んでしまうのは明日 いや今日かもしれない。そんな死と隣り合わせの僕らそんな儚い中…

埋めたのは父さんだよ。

でも二人の時は一番話す。 よくある話です。 もう思い付かなかった。 というか最後はもう話をあきらめました。 これで勘弁してください。 寝させてください　お願いします。

児童文学１作目。めざせ課題図書。幼児感想募集。

『僕は』話せなかった。だから、顔の君とのやり取りが楽しかった。 　本を読むのが好きな僕が、顔の君と出会った話し。 　ねぇ、覚えてる？

クラスの高嶺の花の「冬壁さん」。 憧れの彼女の根も葉もないウワサが気になり、つい尾行してしまう「僕」が見たものは……！？ カクヨムコン短編賞創作フェス　お題「秘密」参加作品です。

僕、佐々木悠人は麗らかな春の日のこと。ポストに今どき見ない封筒が入っていることに気づく。それは、5年前の自分からの手紙だった。 ※この作品はカクヨムweb小説短編賞2023に参…

パン工場の仕事をやめた「僕」は、千葉の館山へ旅行にでかける。死んだ祖父母の家があって、懐かしかったからだ。「僕」はそこで幼なじみの女の子と再会する。

最終電車で「僕」は、謎の女性たちと出会い、見知らぬ駅で下車することになる。

　ブックターミナル中野店。僕、小松朔が働くアルバイト先。そんなバイト先に、中学生のときに告白して振られたきり離れ離れになっていた幼馴染の春江陽葵がやって来た。 　僕はとうに陽葵…

これは、とある推理小説家の男の心の内、本当の夢を描いた短編の現代ドラマ小説であります。ご一読頂けましたら幸いです。

義兄の健（たける）に淡い気持ちを寄せていた瑞樹だったが、姉の幸せのために心に折り合いをつけようとしていた。 ある日突然、姉が亡くなるまでは――……。 （本作品は男性同士の同性愛…