「蛇」を含む小説

【2021年6月30日（水）ファミ通文庫より発売！】 生まれた時から魔法が使えず落ちこぼれと言われてきた貴族の少年、ロニー。彼は十六歳の誕生日に偶然、科学者だった前世の記憶を思…

見習い薬師の紗結は雨上がりの森で蒼髪の少女と出会う。それは村を揺るがす騒動の始まりであった。noteにも掲載予定

満月の夜。子供は二十二時、大人は二十三時に寝ること。 そんなしきたりがある町の少年・岩永刀祢のもとに非日常が訪れる。 それは、刀祢の家の向かいの家が半壊したというものだった。 そ…

小品＝ベリーショートの作品集です。 全十品。 7、8は以前にも扱ったことがある題材です。 毎日17時更新です。

瑠里子 料理人。仕事で大抜擢を受け新幹線指定席を取り東京から大阪出張。 隣の座席の男 蛇のような風貌。ジュラルミンケースに何かを持ち怪しい存在。

僕──クロウル・シルベスタは、冒険者ギルドのサポーター組合制度に登録したＣ級冒険者。 今は、S級クラン「紅龍の牙」の臨時サポーター要員。 呼び名はどん亀、または亀ちゃん。 使える…

樹齢500年の藤の花を見ようとやって来た男性は、居合わせた老女から「蛇藤」の伝説を聞きます。 老女が語るのは、500年前の竜とお姫様の悲しい恋の物語。 ※民話「菖蒲湯の由来」…

大国、倫。 その裏側の機関に所属する変人たちを下っ端が教える語り草。 　 　 　 正直、ノリとやっつけで書いた感じが溢れている。 シェアードワールドに参加したかった。

有瀬葵は親友である佐々木友灯に連れられて沢登村へとやってきた。そこでは恐ろしき蛇神を鎮めるために村の者総出で演舞を行うという。

　蔭蔓《カゲル》は皮肉屋のシダ植物ヒカゲノカズラ系魔法使いである。 　10年前の戦争により、魔法文明国家ラルタロスでは魔法使いのほとんどが滅んだ。生き残った魔法使いの孤児の一部…

エデンの園にはエバとアダムと蛇がいて、蛇はエバに知恵の樹の実を食べるよう誘惑した。しかしエバは食べない。蛇が食べて、蛇人類に進化した。エバは生命の樹の実を食べて不老不死となり、彼…

稲荷神社の問題児である狐と、その狐を預かることになった蛇神様のお話。

　人族と魔族の争いは魔族の勝利で終わり、人族は世界の隅へと追いやられ数を減らしていき、今ではその姿を見ることはある意味幸運とも呼ばれる程である。 　法も秩序も崩壊し、力こそが全…

未だ戦争の続いた時代。 1987年に起きた第一次人体変異事変から、もう何年経った頃だろうか。世界中の人間が突如として異能の力に目覚め、そうでない者は化物へと変異した大事件。 …

小説現代長編小説新人賞一次通過したやつです。 「調整者」というSF設定がユニークで印象的な物語をつくり、支配、被支配の関係、刺青も物語に華を添えているがラストが弱いのが残念、みた…

愛竜『ダージ』を駆る賞金稼ぎの『ザハーク』は、常昼の街と名高い天空都市へ赴く。 宙に浮かぶ都市は、空を飛ぶ盗賊『飛盗』に悩まされていた。それとは別に、難攻不落が故に人の心は膿み、…

私は親友を毒蛇を使って殺した。しかし親友の死体が発見されたとき現場は密室だった。動機と密室のカギは毒蛇にあった。 この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰に昏い百合…

神様に、最初に作られた人間の夫婦、 アダムくんとリリスちゃん。 そのあと、アダムくんの肋骨から、 イブちゃんって、妹みたいな新しいアダムくんの奥さんも増えて、 どんどん、…

「蛇が蛇を噛むとどうなるか、知ってる？」「毒蛇がってこと？」「そうそう。毒蛇どうしが喧嘩かなにかしたとして、相手を噛んだら」――提示されるのはふたりの会話だけ。Twitter投稿…