「どこにでも」を含む小説

人との距離を感じる奏向、他人の言うことを聞かない遥香。ふたりがふとしたきっかけで、地球からシリウスまで家出旅を始めます。 「……ここじゃないどこかへ行きたい」 「なんだよ、それ…

どこを見ても同じ景色にしか見えない。斜面を下っても崖を登っても、獣道を辿ってみても一向に山道に戻れない…… 山道に積み上げられていた小石。あれを崩しさえしなければ……

これは、『普通』の物語。 ある高校の軽音楽部に所属していた俺は、同じ部員である青(アオイ)先輩と共に、真っ暗闇の洞窟の中で目覚めた。洞窟から出ると、そこには漫画か何かでしか見た…

コメディ、SF、ホラー、ミステリーなど色々なタイプの物語を140字にまとめました。 1日1話更新予定です。 各話独立しておりますので、どこから読んで頂いても大丈夫です。

　１８６７年。京都川原町で暗殺されたことになっている坂本竜馬は実は生きていました。西郷隆盛らの勧めでアカウントを変え、アメリカ合衆国に渡り、日系アメリカ人「Ray Sakamot…

　北欧アイスランドの港町、レイキャビークから一人トロール漁船で漁に出たヨーヴィク（ヨル）は、激しい嵐に巻き込まれ不思議な体験をする。生と死、過去と現在が交わるサバイバル✕恋愛小説…

機械が警察の仕事を奪った時代。 私は一体どこへ向かっていけばいいのだろうか。

高校生の青年「住山大和（すみやまやまと）」は、ある日祖父の会社を突然次ぐことになる。しかし秘書や家族に裏切られてしまった大和は、RPGを題材とした異世界へ送り込まれてしまう。 途…

羽城勇人（はしろはやと）は、優等生だった。家は名門の大財閥で成績もそれなりに優秀、スポーツも得意。でも、何をやっても一番にはなれない。 そんな彼には、幼馴染の婚約者がいた。彼女…

雨納芦（うなあし）市で起きた不思議な話を集めました。

誰も居ない放課後の教室、彼女はどこにでもありそうな一台のカメラを拾う。しかし、そのカメラで撮った写真を消すとそこに写った対象物を本当に消してしまうことが分かって――。 ◇カク…

―お品書き― ◇朧月 月が雲に隠れた夜。影が闇となり、闇が影だったことをわたしは知る。 ◇海へ 汚れた両手。晴れ渡る心象風景。迫る生き地獄からの逃亡は、少女をどこへいざなうのか。…

山本美空はとある稲荷神社で雨宿りをしていると、晴れ間がみえて雨が降っている 天気雨……いわゆる、狐の嫁入りをみる。 美空は子供の頃に『狐の嫁入りはどこに嫁入りするのか』気になった…

　ヒキニートのブラコンオタク少女なつみは、異世界転移先のここでは四人しかいない完全身体と呼ばれる『超人５』の才能持ちだった。 　味方殺しの悪役令嬢アヤメと共に、兄のアキヒサは、な…

バツ2で現在は独身。 ふたりの妻と、お付き合いした20人の彼女との馴れ初めと別れ。 恋に悩む人たちに贈る応援歌のようなあくまで前向きな人生。 一話完結型なのでどこからでも読んでい…

どこかにある猫の世界の日常のはなし。

ある日、突然居なくなった幼馴染「恭平」を探す為に、夢であった父と同じ研究職を目指すことをやめて、遠く離れた東京の地で音楽を学び、そこで出会った仲間とバンドを組んだ。 メジャーデビ…

☆自主企画から選んだ四選☆へピックアップされました！ フォローしてくださって読者様方、誠に感謝申し上げます！ 地球西暦２０２０年代――宇宙〔そら〕の時空暦・ネオJE星暦１２６２…

俺（楯野）　元魔王軍四天王　自分の世界に帰りたい。生存に影響するため能力のほとんどは召喚魔法陣の中に封印されている。穴の近くなら若干使えるし、魔力を感じることができるので穴が近い…

大学二年生の夏、漠然とした不安を抱えながら、昨日の繰り返しを続ける毎日。 高校生の時、当時付き合っていた彼女に「君は友達だった時も恋人になっても何も変わらないね」そう言われたこと…