「掌編とか」を含む小説

面白いことに十月まで戻って参りました。ぽつぽつと書くのが成長とは思いませんが書いていると、ちょっと武器が増えたんじゃないかと空想するのです。

度重なる重労働で、異性との出会いの機会に恵まれなかったオレは、ナイトギアを手に入れた。 ナイトギアを装着すれば仮想空間に意識と五感を接続できる。 だからオレは使う機会のなかった金…

今日卒業していく「私」と、理科準備室でよく煙草を吸っている担任の「先生」。 卒業式が終わり、理科準備室でふたりきりになった「私」は……。 切ない恋の、たったひとつの「嘘」のものが…

自分が生きている時間は無限だと思えるが、実際そんなことはない。有限である。 一話完結短編小説です。是非ともお読みください。

一度だけ死をなかったことにされた、残りの寿命一年の少女がただ生きるだけのお話。

そっとベッドを抜け出して行くカレ。 寝室の扉が静かに開き、すぐに閉まる。カチャリ…。 幾つか響いた一連の微かな音が止み、寝室には静寂が戻ってくる。

これは私が見る夢の話だ。 夢の中で、私は通学路の途中にあるお地蔵さまにまつわる噂を聞いた。 もちろんただの夢で、現実の通学路にそんなお地蔵さまはないのだけれど……

主人公は結婚を考えていた。 将来を共にする相手にふさわしいのは、イケメンで、お金持ちで、将来有望で、完璧じゃないと嫌な主人公。 長い付き合いで気心知れた男かお金持ちの男どちらに…

BFC2一回戦落選作品です。 【あとがき】水見稜の『マインド・イーター』をうまく読めていなかったことに対する自分なりの解題と思って書いていた掌編でしたが、結果的には山尾悠子の「ア…

未練が跋扈する2LDKで、うだる熱にあてられた俺は嫌いな林檎や過去に思いを馳せる。

初投稿です。

一話完結なのでどこから読んでもOKです。 大体１０００文字～ですので数分でお読み頂けます。 現代ドラマ、SF、ホラー、ミステリー、ラブコメ等ジャンルは様々。 よろしければレビ…

　一年ほど前よりいくつか細々と書いてはいましたが、小心者ゆえ誰にも見せられずにいました。 　しかし、踏み出さねば何も始まらない。 　本作は、そんな今の私の心象風景をしたためたもの…

このおはなしはふぃくしょんです。 これはししょうせつではありません。 なぜなら、くうそうじょうのはなしだからです。 わたしたちはろんぶんのなかにも、えっせいのなかにも、しょひょう…

手を伸ばせば触れられる。声を掛ければ答えてくれる。 それでも、違う時間に生きている。 繰り返す二人だけ毎日の、なんでもない一幕のお話。 カップラーメンを作る間に読めるくらいの、…

鬱屈とした毎日を過ごしている「私」。 そんな中、授業でとある数字に触れることで、見える景色が変わる……。 誰かの背中をそっと押す、小さな小さな計算式の話。

僕は夢をみた。それは悪夢だった。 一話完結の短編小説です。是非是非お読みください。