「日常 ホラー」を含む小説

バイトの帰り道、天原草太が出会ったのは全身モフモフのセクシーな化けにゃんこ、トラゾーだった。この日を境に彼は日常にひそむ妖怪たちと関わっていくことになる。 妖怪と人間の紡ぐゆるい…

父の部屋のエアコンが壊れた。 その月は連日猛暑日を更新し続け、1日中暑い日が続いていた。 お風呂を出てリビングに向かうと、真っ暗な部屋のソファに人影があり、父はリビングで寝ること…

はじめての死後の世界、右も左もわからない。 最期の記憶がないまま常世で暮らしはじめ、紅香はまるで夢を見ているようだった。 夢であれなんであれ、現世とおなじく暮らさねばならず――未…

ツイッター上で発表している140字小説のまとめ 第三弾です ファンタジー、SF、ホラー、オカルトなどの創作から 日常の出来事を元にしたエッセイ風のモノまで 様々な作品をお楽しみく…

東日本大震災、福島第一原発事故の直後に書いた話。当時の週刊誌のコピー「放射能がくる」ガスマスクをした人が表紙の雑誌は衝撃的だった。あのころは、道行く人がみんなゾンビに見えた。たぶ…

3年前の春。高校時代から付き合っていた加奈子は死んだ。 大学3年の春のことだった。後一年もして卒業したら結婚しよう。 そう約束していたのに…… 御覧いただきありがとうございま…

【１分以内で読めちゃう？】詩的小話。1日のおわり、はじまり、真ん中に、気分転換できる詩的小話はいかがですか？　短いので、内容は見てのお楽しみ。

東京で探偵家業を営む『上代　享一郎（かみしろ　きょういちろう）』はひょんなことから、助手の『コレット・藤咲（ふじさき）・ロベール』と共に奇怪な事件に巻き込まれていく―― 連続短…

　社会勉強のために従事した仕事で、幼気な子供たちに触れました。子供たちは、大人たちが不用意に散らかしたことにでも、興味を持っています。 　昔から、大人たちの背中を観て育つ、と云わ…

森山　大樹は高校2年の4月からアパートで一人暮らしをする事になった。たまたま空いていた家賃1万円の部屋に理由も聞かず住み始めた大樹だったが、数日するうちにようやく身近に起きている…

帰り道。天気は雨。 雨の日に現れるという 「雨の幽霊」が目の前に…… ホラー……なのでしょうか。 捉え方によっては、そうかもしれません。 視えることが日常なら、これくらいの…

主人公の少女とその周りで起こるお話。 全て繋がっている。 あんま怖くないとと思うが、一応ホラー。

　非日常と言うのは唐突なものである。

実際に見たことはないが霊を信じているさつきと、単純にホラー映画を撮りたいショーコ。そして霊にもホラー映画にも興味がない理恵の日常。

ホラー短編。　怖い話を御好みの方へ送ります。

第１怪　念願のマイホームを手に入れた「私」達は新しい日常を送ることになるが──……。 第２怪　ある夜、高校生の「アタシ」は金縛りにあい──……。 第３怪　大学生の「オレ」が友…

文披31題参加作品。 アパート隣部屋同士、といいつつ半同棲状態で暮らすふたりのお話。 登場人物 瀬多さん:一人称あたしの方。留一を嫁に貰うために山から降りてきた。実は人じゃない…

住まう者の少なくなってきた離島。山に見下ろされ、海に囲まれ――茫漠と退屈を持て余すその島に、時矢（ときや）はこの夏、友人を頼り、里帰りをしていた。 島が多少賑わうのは、夏の初め…

霊感のある友人たちに囲まれた一般人である私の、過去に体験した備忘録。

女子との会話もままならない主人公だが、いつの間にかクラスの中で『彼女が出来た』と噂になっていた。 　 　本人は全く身に覚えが無いのだが、日常を何気なく過ぎしていくうちにだんだんと…