「文芸」を含む小説

つれづれなる思いを載せただけの短文です。 あくまでフィクションであり、現実とは一切関係ありません。

《天には仙が舞い、地には鬼が潜む》 人々にそう語られるのは、御伽噺の世界。 　 幼くして両親を亡くし、山に暮らす祖父に引きとられた　双子のリシュとロアン。環境や人に恵まれてたく…

　大和は毒親の元で暮らすパッとしない中学二年生の男子。 　ある日、SNSで大和宛に〝寝子〟という見知らぬアカウントから、三十一文字のダイレクトメッセージが届く。メッセージは好意…

電車に揺られる影が二つ。 たった数十分もない幕間を描いた小噺。 ただの記憶に昇華される何も生まないお話。

僕にとって最期の一日の、最後の夜。 ただ一つの我儘に、この街で自分の“残り香”を探しにきた。 夜明けに向かう中、記憶と共に街を駆ける。

ただの夢の逢瀬。 和歌が紡ぐ一夜はとても暖かく、切ない。 時間は否応なしに進んでしまう。 梅から桜に変わる春の夢は明日へ向かうための風で終わった。

小説家志望の夢破れた青年、二古光治の人生。 就職と共に新たな町に越してきた彼の、新たな人生を少しずつ綴っていきます。 夢破れた後、どう生きるべきなのか、それはかつての夢追い人…

胡乱文芸部にて開催中、だいたい夜の9時から1時間で短編小説を書きあげる小説の筋トレです。 気分的にはノンジャンルで主に投げっぱなしジャーマンしていきます。

【第８回角川文庫キャラクター小説大賞《奨励賞》受賞作！】 ◆あらすじ◆ 名門の娘ながら代書屋を営む藍夏月は、人ならぬものと縁があり、幽鬼からの代書も引き受けている。しかしある日…

ただずっと、少女に恋をしているだけの少年と、少しだけ言葉で伝えるのが下手くそな少女の話。 目一杯の、青春と恋を詰め込みました。 ※こちらの作品は「むつむ高校文芸部誌 夏ノ号」…

千里という娘とその仲間たち。日常の中にある、気付きというものは武器になる。情報的アドバンテージを競い合い、何の変哲も無い精神の戦いが動き出す。 本作は作者の手により、都度都度容赦…

葛間創太は子供の頃からアニメが大好きだった。将来はアニメの原作者で漫画家になる事が夢だった。 しかしいつのころからか絵の下手さに気が付き、恥ずかしさが勝つようになり漫画家の夢をあ…

［完結！　読み始めるなら今！］ ※基本的にどのEPISODEから読んでもいいです 待夜夕華は高2になったばかり。 成績は学校内では下の中。だけど赤点はなし。 運動は校内トップク…

1時間で書いたものを投げていきます。 この物語群は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません 【簡易目録】 目の前に、ありえない姿の死体が転がっていた。………

青鳥学園文芸部10月企画「『秋の味覚』を題材にした短編執筆」にて書いている短編です。

・本作品はフィクションです。実在の人物・地名・団体等とは一切の関係がありません。 ・本作品には一部死を想起させる表現を含みます。また、本作品閲覧後に生じた本作由来の身体的・精神的…

桜の散る中　――　僕は舞い戻る 伊吹タケルは二十五歳で、死の床にいた。タケルには、十年前に告白されて交際を始めた彼女、夕凪雫がいた。 毎日のようにかいがいしく、見舞いに来てくれ…

これまで主宰文芸同人サークルのweb文芸誌かもめソングや、個人サイト「紫水宮」に寄稿してきたエッセイをまとめました。過去に住んでいた地域や、過去に出会った人々にまつわる思い出話で…