「現代(？)」を含む小説

非合法で営業している映画館『走馬灯シネマ』。ここでは亡くなった人が死に際に見た走馬灯を上映しており、一見さんお断りの映画館である。 ドラッグストアでバイトをするフリーターの石田湊…

悔しさなんかで目が覚めたくないのに、まるで忘れるなよと言われているみたいだ。

炎に包まれた家、燃え尽きた思い出たち、決して戻ることのない家族。 少年の悲しみは計り知れない。 すべては14歳のあのときにはじまった。 20年の年月が流れ、当事者以外は誰もあ…

雨の降る日に、傘を差さない女性客が来る。 　コンビニでアルバイトをする主人公は、不思議な客に目が離せないでいた。彼女のことを知ろうにも、言葉は返ってこない。 　そんなある夜、近く…

僕の名前は「藤井 圭介」 ある日、僕宛に「あなたを救済にお伺いします。 「リボン・ヘブンドールより」って手紙が届いた。 訳が分からないまま三日経ったころ、僕のアパートにその手…

■一章女神に選ばれた娘編完結■「私はここにいるのに、どうして前の私がここにいるの！」 　神の後継になることを拒んだら生まれ変わったらしい現代女性。転生したら少女になっていて、しか…

この世界には手に入れた人間は世界を支配出来ると言われている覇者の携帯と言われるものがある。

期間限定で運用された伝説のゲーム「ソーマジック・サーガ」。 剣と魔法を駆使し、異世界を侵略者から守る本格RPGとして絶大な人気を博した。 そして超高難度のラストイベントに参加…

ここは電話もネットも通じない現代の孤島。 そこに集められたツアー客に襲いかかる殺人鬼ジャイソン。 そのはずが、客の中にサバイバルガチ勢がいたことで……？ ↓前回の投稿↓ 『…

ふと気が付くと降っている雨。 そんな雨がテーマの詩集です。

　行方不明を捜すうちに謎が生まれ、その謎を追うことが、新たな謎につながる。 　推理ミステリー。

現代人のスマホ中毒を斬るけど全部自分がやってる事なので自分が斬られる！

　あやかしがくれた雨石。 　父の正和は幼い頃から世界の因果に翻弄されてきた。 　母の美和は自ら取り込まれ、 　兄の天次《あまつぐ》は巻き込まれた。 　ひとり残された娘の美雨も因…

隔世人──かくりよびと。 それは例えば石化、あるいは魔法的な封印や冷凍冬眠などで、数十年から数百年の時を経て蘇生された時の迷い人である。 現代。 名門華族、十王司家の一員として…

『もう、すぐに夜が明けるから。』

　舞台は現代。ロシアウクライナ戦争において、米国からの協力圧力に屈した日本政府は自衛官を退職扱いにして大規模に日本人義勇兵として派兵していた。その隠された目的は自衛隊に実戦経験を…

決して知られてはならない。 誰の目にも触れないよう、この記憶を美しいまま薔薇の棺に葬ろう____。

気付いたら、私が大好きな乙女ゲームの世界「天球儀の契り」だと気付いたのは、６歳。 遺跡で、起動できない端末（デバイス）を見つけた時だった。 一瞬、私は「ヒロイン？」って浮き足だっ…

10年くらい付き合ってくれたパートナーに、感謝の気持ちを伝える話。

人気者のマックスといじめられっ子のウィズ、マックスが新聞配達をしていると知ったウィズはある目論見を立てる