「蛇」を含む小説

羅生門のその後を今昔物語の『嫁蛇女醫師治語』に寄せて

俺は探検家の藤口緋緑士(ふじぐちひろし)。 この山には「赤いきつね」、「緑のたぬき」という幻の獣がいるらしい。 探検には危険がつきもの。 猛毒を持つ蛇等、危険生物が襲ってくること…

　妹に婚約者を奪われ、歳の離れた女好きに嫁がされそうになったことに反発し家を捨てたレイチェル。彼女が向かったのは「蛇に呪われた公爵」が住む離宮だった。 「お願いします、私と結婚…

迷い込んだ草原で猫耳の男の子、リードと出会う。 異世界に迷い込む前の世界では社畜として懸命に働いていた神蛇（かんじゃ）祐(ひろ)。ある時、風邪と栄養不足のダブルパンチで会社に行く…

蜘蛛、とかげ、蛇…日陰にいるような生き物達をモチーフにして、女のある側面を描いています。

狼男、異世界、吸血鬼、次々と起こる怪異事件。不思議な部活・怪異研究会に入部したことから、幼馴染の少年少女の高校生活は波乱に満ちたものとなる。彼らの関係にも、大きな変化が訪れる。 …

偉大なるティカルの王ワク＝チャン=カウィールは《空の観測者》率いる蛇の王国カラクムルとカラコルの連合軍に敗れて処刑された。これは、残された二人の物語。

※2022/06/30追記 第2回 角川武蔵野文学賞・ライトノベル部門の最終選考作品。 昭和七年、盛夏。 僕は民俗学者を名乗る男と共に箱根ヶ崎村で奇怪な変死事件に遭遇する。 …

中学一年生の女の子、遠山姫子は、貧血で倒れた所を同級生の男子に助けられる。 だけど助けてくれた男子というのは蛇のような目をした、怖いと評判の生徒。本当は心根の優しい人なのに、見た…

藤原埼玉さんのGoGシリーズから世界観とキャラクターをお借りした作品です。 三題噺のお題『カキフライ・アレキサンドライト・うさぎ』

　とある「夕立」をお題とした短編コンテストの応募作として書いたものです☆ 　前回に続き、「本当にあった怖い話」の再現心霊ドラマ風の一人称文体で書いてみた6000字強の心霊ホラー…

廃れた神社にの蛇神と狛犬、山を統一する天狗。 そこに置いていかれた少女のお話。

自主企画のsampleです。 ノベプラ(ノベルアップ＋)で、あっきコタロウさんのフリーイラストを借りて書いた、これも怖目の物語です。1話で裏表一体です。 後は短いので、本文読んで…

「都会人になることはあかんことなん？」 「あかんことない。あかんことはないけど、ええことでもない」 と、沙江は言った。 可愛い二匹の蛇“孫々”“スノー”と暮らす月子の店に集う女性…

蛇会社に入った人間と近所に住んでいる蛇のゆるBLです。卵が怖い話、中秋の名月ネタ。

羽蟇神社(うばじんじゃ)の巫女であり、帝都の女学院に通う女学生そして時には探偵である御蟇巫　蛇子(みばみ　へびこ)。 彼女が小遣い稼ぎで受けた依頼は復讐劇の火蓋だった。 　初投稿…

その国に無数の蛇の脅威が放たれる。（※重複投稿しています）

かなし ①悲しい ②愛しい ノリは異類婚姻譚やらギャグやら、とりあえずパッと思いついた恋愛モノです。 出来栄えはあまりいいものではありませんが、気軽に読んでいただければ幸いです…

恋愛小説の鍛錬に 掌編小説を 何処まで描けるか。 「恋愛は人生の秘鑰（ひやく）なり、恋愛ありて後人生あり、恋愛を描き去りたらむには人生何の色味かあらむ」 ――北村透谷――