「真夜中に」を含む小説

真夜中にこっそりぬいぐるみたちがお茶会を開いています。

「ねぇ知っている？」 「何？」 「ほら、川向こうのタワーマンションで起きた殺人」 「あっあの、子供を含めて家族が殺された奴？」 「その殺された子供ね」 「何？何？」 …

過去作です。前後編で4400文字くらいです。 童話風に書いたので、平仮名が多めです。 特にすごいことが起こるわけでもなく、寒い日にちょっとあったかくなれるような、そんな話です。

【KAC2023　１回目のお題「本屋」の応募作品です】 店内に照明がたった１つしかない、真夜中の本屋。 本好きのぼくはそんな噂を聞いたので、会社帰りに寄ってみる。

真夜中のガラス張りの書店に忍び込んだお嬢さん。 そこには―性別不詳のかの者が居て。 なんとはなしに語り合う。本に触れながら。

私はここに告発するものである。 小田舵木には小高慈喜というゴーストライターが居ることを。 ※実験したらこんなんできました。 ※※この物語はフィクションであり、実際の物事と関連が…

小学六年生の百目鬼冷夜《とどめきれいや》は、同い年の恐神霊花《おそがみれいか》に誘われて町の調査を口実に、同級生三人と担任の先生一人と霊花と自分を入れて合計六人で肝試しを行うこと…

学生時代の友人数人と久々に飲んだ。思い出話に花が咲き、すっかり遅くなってしまった。それに調子に乗って酒を飲みすぎた。元々、酒がそんなに強くないのだ。あー、頭いてー、しかも気持ち悪…

結婚式場のスタッフとして働く鮮音日菜は仕事でのストレスや失恋で疲弊していた。そんな中、親友だと思っていた西川雪が結婚することに…。 また、真夜中に現れ、無情に首をはねる殺し屋の女…

如月の真夜中。 朧月の照らす夜道で、私は出会う。

※2022年6月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろし…

久しぶりに。 夜中に目が覚めて。 とは言っても。 まだ、午後9時。 私、早寝なので。 それでも、いつもより早く7時に寝ました。 小学生かい？ 皆様の温かなツッコミを受けなが…

夜を落としに行く青年の話。

謎のドライブと女性とスタン・ゲッツ

　スポーツ選手の如く、両親には体力があるのか、毎晩真夜中まで続けられるのは夫婦喧嘩だった。 　くだらない内容での喧嘩に対して、ある意味親という生き物を尊敬しつつ、軽蔑する存在と…

　秋の終わりごろ、家で一人留守番をする十歳の少年登也が、夜中のインターホンの音で目覚める。玄関の扉を開けると、そこに見知らぬおじさんは一人で立った。何の用事か聞くと、そのおじさん…

機体の故障につき飛行機の乗り継ぎ失敗。 ツアー客三十人、クリスマス直前のイタリアの空港に置き去り（添乗員なし） ドイツ旅行に行ったら帰りに三十人のツアー客とともに真夜中のイタリ…

三上玲子は、両親によって、夫、義之と結婚させられてしまう。 義之は、毎晩真夜中に帰宅する。 そんなある日、玲子はバイトをしているラウンジで義之に出会う。 そこで、初めて義之…

明治●年 ワテの名は新吉。 大阪は堂島の人力車引き。 最近、フラリとあらわれた。 羽振りの良いダンさんに「ひいき」にされています。 「進藤進」いうらしい。 相場師なのか。…

　世間を騒がせている怪盗集団『かたゆでたまご』は、いまどきにしては珍しく予告状を送り付けては警察と対峙し、なのにその尻尾すら掴むことができない謎多き集団だ。 　俺が警察官になって…