「枯れ」を含む小説

鬼が住んでいたという村に、1000年枯れずに咲き誇る真っ赤な桜の木があるという伝説を聞きつけ、カメラマンの冬夜、編集長であり記者の遙。 そして遙の後輩の幸太で、村を探して取材に出…

某少女小説大賞の最終選考通過作品です。 約12万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間30分程度)。完結済。 変わり果てた友人と紡ぐ、少年の救済の物語。 砂と岩の国に生き、水に呪…

水や植物が枯れ、壊滅的な状態になってしまった世界。 人間は生きられなくなり、動植物は進化をとげた。 そんな中で、生きている『ヒト』がいた。 それは時に残忍で、時に冷酷で、時に儚く…

僕が目覚めた時、人と魔法使いの星を巡る争いはすでに終息していた――。 資源を犠牲に技術を高めた人間と、自然を守るべく人間に牙を剥いた魔法使いが起こした永き争い――『人魔戦争』の…

この物語の主人公は、パープルネットのおしゃれな蓮歌さんは世話好きなおばあちゃん。そんな蓮歌さんの周りで起きた、時代も愛の形も様々。ちょっぴり切ない恋の物語。 ちなみに、オリジナ…

【七月の季節】のリメイク前の物となります。どうにもこちらも捨てがたく、落ちた葉の様に踏まれても構わない。後ろを振り向きながら歩くように、時々見比べてみると面白かったりもする。 ま…

仕事が忙しく、恋愛が面倒になってきた。そんな話の予定。

２０２０年代後半。地球の石油は想像以上に早く枯れはじめ、貧富の差がさらに拡大し始める。

何も存在しない場所に、双子の王が生まれた。 姉は太陽の王。弟は夜の王。 彼らは世界を創った。 しかし、世界には2人の王しかいなかった。 彼らは嘆いた。 何故、私達は2人しか…

核戦争により地上の大部分が破壊された世界。 あらゆる都市が壊滅し、植物は枯れ、環境は激変していた。 目が覚めたとき、既に世界は終わった後だった。 記憶は無くて名前さえも思い出せ…

紫陽花は惨めな花だ。あの花は枯れた姿がいけない。 花を憎む、死にぞこないの小説家。彼が見たものは―― 連作短編の一作目です。 全三作で完結です。『雨』、『落ちて朽ちる、花』も読…

アンドロイドが日常の支えになっている時代。 ボクの家を長く支えてくれた彼女は、耐用年数を終えて、我が家を去る日が迫っていた。 父親は彼女に名前を与えなかった。 母親も、彼女を…

アレがしたい、コレが欲しい、何かやりたい、何もやりたくない……。 欲の海に溺れたかと思えば、陸に打ち上げられて日干しになって枯れ果てて……。 自分で自分の首を絞めながら、「どうし…

30代半ばのおっさんの日々。米国に三年も住んだのに英語で大学院受験失敗した独身男の行方。虚実ないまぜハートフル・Ossan Diary。はたしておっさんは幸せになれるのか。世知辛…

花が枯れたので、女の子はおまじないをしてよみがえらせた。 金魚が死んだので、女の子はおまじないをしてよみがえらせた。 親友が死んだので、女の子は……。 ＊「小説家になろう」に投…

　遠い未来の話。 　地球の資源は底を尽き、世界は崩壊への道を辿っていた。 　その末路は海が渇き、土は腐り、植物が枯れ、空気さえ汚染された生けるものを溶かした世界。 　最早、この星…