「姉と弟」を含む小説

リビングで宿題していると、弟の弘樹から抱き着かれた。 実はママには内緒だけれど、わたしたちは近親相姦の関係にある。 だけど――

プラダーウィリー症候群（PWS） 新生児期の筋緊張低下および、哺乳障害、幼児期からの過食と肥満、発達遅延、低身長、性腺機能不全などを特徴とする症候群。 発生頻度は15,000人…

鬼人と呼ばれる一族がいた。 彼らは聖域に封ぜられ、そこで人々と関わらないように生きてきた。 その中でたった一人、王族の血を引くコゴミ。 王都での内乱の結果、最後の継承者となったコ…

私はかけがえのない存在を自ら葬る。 夜空に輝く月だけが私を慰めていた。

僕は、姉に邪険にされている。

血のつながらない弟は、ぶっきらぼうだけど優しい。あとどれくらい生きられるかわからないのに、もうこれ以上私に優しくしないで・・・。悲しいけど心温まるお話。

まるで世界の果てのようだと、柄にもないことを考える。 雪は音も立てずに、世界を白く染めようとしていた。

放課後の通学路、巧は姉と共に得体の知れぬ変質者に追われていた。 そして、懐かしき邂逅を果たす事となる。

　折原奈美と折原優矢は五歳離れた姉弟として共に暮らしていたのだが、誰にも知られてはならない恋愛関係にもあった。しかし、その想いを絶つ為に現在は離れて暮らしていた。 　そんなある日…

赤い月が出ると、彼は姉の影を求める。 平凡なフリーアルバイターであるはずの彼は姉を愛していた。異常なまでに。 姉を求め、姉と己の世界を愛し、姉のための芸術品を探し続け―― 彼は…

両親が他界して、姉弟二人だけで暮らしている、高校生の姉、皐月と、小学五年生の弟、八雲。 私にとって八雲は、何よりも大事な存在。二人での生活が大変だからって、この子に負担をかけたく…

マジで夜中の3時。突然姉さんから電話があった。うるさい着信音で目覚めて、いったい何事かと思いながら電話に出てみたら、まず最初に言われた言葉。 「爺さんが乗ってる車なんだっけ！？」…

姉の事が好きな弟と他所へ嫁ぐ姉の話。狂った姉弟の行く末は…。

とある国のとある街で、開演5分前にサーカス団員達が繰り広げる、意味ありげな内容の意味のない会話劇。

耳の聞こえなくなった弟と、 愚かな姉の話です。

【カクヨム甲子園テーマ別参加作～扉の向こうは不思議な世界～】 青柳陽、16歳。 白瀬悠月、17歳。 ２人はお隣に住む幼馴染み。親同士も仲が良く、本当の姉弟のようにして育った。 我…

不意に消息を絶った姉から贈られていると思われる白い夜顔。 その花に、どんな意味があるのか、僕は知らなかった。

私は弟との姉弟げんかの末、子供部屋に境界線を引いた。 境界線が引き起こす、一夜の不思議な出来事。 「じゃあ、私が線を引いてあげる」 ※同題異話SR -Aug.- 『一夜のキリ…