「ショート 言葉」を含む小説

京都にあるお寺の静かな庭が舞台です。 そこに置かれた２体のお地蔵さん。 そこで交わされる会話でストーリーが続く。 人は、辛いこと、どうしようもないときに、神仏に手を合わせる。 …

正一は病院で目覚めた。なぜ病院にいるのかはわからない。 また、体は動かないし、言葉も発せられない。しかし、意識はあるし会話も聞こえる。 会話を聞いているのは楽しいが、自分と関わ…

ジャンルや種類も様々。 ちょっと不思議で、怖くて、くすりと笑うかもしれない。そんなショート・ショートを書いていきます。

ある日突然、私は階段を上れなくなった。 周囲の声が私の邪魔をする。 そんな時、階段の上から友人が声を掛ける。 「早く教室行こうよ」 少しキツいその言葉に、私の足は動けない。 …

少し「何かを書く」ということに飢えていたのと、【100文字SF】という文庫本を書店で見かけたこと、ハッシュタグに『#140字小説』があったので、見よう見まねで書いてみることにしま…

ネットやSNSの流行により、言葉によって人が傷つき時には命を失うほどまでに言葉の力が増大。 結果、言葉は人の身体を容赦なくコントロールするようになった。 そんな、思い浮かべたフレ…

お題の言葉に添って書く140字小説です。 甘いの、暗いの、ジャンルは定まらず様々。お好きな所から気軽に読んで頂ければ嬉しいです。 (Twitter投稿分のまとめです) 第二弾…

その未開の惑星は、テラフォーミング用の人工植物が異常繁茂していた。そして、その原因を同僚とともに調査していた男は、花咲き乱れる場所で一人の少女と出会う。彼女は同僚には見えない幻で…

男性が読むのと女性が読むでは受ける印象が違うと思いますし、あえてそういう書き方をしてます。

花の妖精達が自身が司る花について、お喋りしている。詩を紡いだり、物語を語ったり、賑やかなお茶会は今日も開かれる。 花言葉をモチーフに詩や小説を綴ります。誕生花や別名などの簡単な解…

主人公、大平洋一（おおひらよういち）は、偶然にも高校の体育祭の時に知り合った陽氏可憐（ようしかれん）と交際を深め、ついに結婚に至るまでの仲となった。 しかし、結婚を間近にした公園…

——屋上に行くと、物語が書きたくなる。 土曜日なのに登校日。 模試の日。 とある昼休みに繰り広げられた、なんでもないお話と、その後の物語。 ……言っておくけど僕はサイコパスじ…

「匂い」を写真に撮ることはできない。 でも文字でなら切り取れるのではないか――。 そんな思いから始めた……わけではなく、ただの思いつきを書き留めたノートです（笑）

新しい大仏に感動する拝観者の中、私は言葉を失った。 それは自宅で呆ける私の姿だったのだ…。

世界のすべてがモノクロになってしまった。なのに君だけは色づいて見えた――。 少し比喩的な、超短編のお話です。 本文中では色を強調するために、同じ言葉を繰り返してみました。

　「加藤さんって魔法使いなんですか？」 　なんの前振りも無く唐突に投げかけられた”その言葉”は俺のピュアな心を大きく深く容赦なくエグってくれた。 　真実を突きつけられると人はひ…

言葉に込められた魂に、『私』は名前を付けました。 時に愛くるしくて、時に誰かを傷つけしまう、言葉の獣―― それが『ノラネコト』

細やかに私の引越しを手伝ってくれる男。 アウトレットモールで咲く花に生まれ変わりたいと夢見た男。 二人へ投げ出した「どこでもいい」という言葉。

物知りで皮肉屋な松尾　細道くんと、能天気で自由な奥野　芭蕉くん。中学生の二人が織りなす「おバカな今」をお楽しみください。

男は客の服装を褒めていたが違和感があった。 口の動きと言葉があっていないのだ…。