「きょうてぇ～」を含む小説

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の第１話「家」以前の小噺です。

俺は式柴京太郎(しきしば　きょうたろう) 高校一年生だ。 俺は教師たちのことを“生徒警察”と呼ぶ。 “同調圧力” “ブラック校則” “多様性”とはほど遠い学校という世界は閉…

私のヒーローは隣の家にいる。 私と同じ日に同じ病院で生まれ、幼少期よりまるできょうだいのように育てられた幼馴染の七瀬春弥――ではなく、その兄の冬弥くん。 ……と思っていたのだけれ…

令和２０年、和菓子で生計を立てている「僕」は、とある事情で近所の無人コンビニに出かける。そこで出会ったのは、ひそかに片思いをしていた「僕」のフィジカル・トレーナーで…… 「ぼ…

食べ物がおいしい、というだけの話

私の身内って、お金マシーン 綺麗事はいらない だって お金にこだわってお金持ちになった？ 私利私欲 悪口 お金に嫌われてるね

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の最終話「クレープ祭り」の小噺です。

母さんは、子どもたちにカードを選ばせる。最初で最後の贈り物。子どもたちがその力で生きていけるように。きょうだいは互いのカードを知っていて、僕たちは誰が一番母さんに愛されるのかを競…

　パブリック ドメインです。 　正法眼蔵の原文ですが、漢字の旧字体を新字体や異体字などに置換したり、「けふ」を「きょう」に置換したりしています。 　正法眼蔵 　道元 著 　1…

『第一回オカン（男子）文学大賞』参加作品です。

　あの頃、厨二病全開で考えた「ぼくのかんがえたさいきょうのせってい」の夢を見た。 　いわゆるRPGな世界！モンスター相手に無双！イケメン主人公！唸れ炎と氷の双剣！！必殺技で水蒸気…

　おい、あいつ、二刀流らしいから気を付けろよ。隣のやつが言った時、あぁこいつも時事に毒されたか、と思った。海を渡ったかつての球児が、メジャーリーグという世界でМＶＰを受賞した、っ…

国会議員ソウジ・アイゼンが暗殺された。 これにより、複写生命管理法案の審議は遅れることとなった。 焦った教会およびその司祭らは、法案の成立を待たずに、複写人狩りを加速させていく。…

　とある世界に、日ノ本と呼ばれる国があった。 　日ノ本では、四季と方角を司る『四神』と呼ばれる神々が、四つの家によって守り伝えられている。 　しかしある時、その内二つの家から朱…

　時を超えて昔の時代を冒険したい晴香と現実を見て進路に向けて勉強する恭一。 　その二人が突然、時を超える超能力カードを拾ってタイムスリップする。 　二人が着いた先には、応仁の乱が…

「お前……一体全体……この『東京』に『何』を連れて来た？」 「なぁ……兄弟(きょうでえ)……長生きはするもんだな……。俺も、この齢になるまで散々『正義の名を騙る小悪党』は見てきた…

八月真っ只中の夏休み。 大学生の平野恭平（ひらのきょうへい）は、とある事情により都内のアパートで独り暮らしを始めることになる。 そして、恭平が引っ越してきたアパートの大家である斎…

※毎朝更新※ 　トットコ森は、みなさんの世界のうらがわにあります。パラレルワールドというひともいれば、虹の橋のふもとというひともいます。 　その世界に住むのは、二足歩行のイヌや…

時は大正7年。東京市の片隅で屋台「ももんじ屋」を細々と営業しているぼさぼさ頭の辰巳恭太郎には裏の顔がある。 彼の元に夜な夜な依頼にくる客は皆「怪異」に悩まされていた。 祖父から受…