ももんじ屋怪異譚～無精ひげ店主と生真面目警官にあやかしを添えて～

時は大正7年。東京市の片隅で屋台「ももんじ屋」を細々と営業しているぼさぼさ頭の辰巳恭太郎には裏の顔がある。
彼の元に夜な夜な依頼にくる客は皆「怪異」に悩まされていた。
祖父から受け継いだ札術でこれまでいくつもの怪異を解決してきた彼のところに、子供が行方知れずになったという女が依頼に来る。
そんな折、同じく行方知れずになった少年の捜索依頼に来た生真面目警官と共に子供の捜索をすることになった。
調査の結果、事件は不可思議な怪異によるものだと判明し、彼らはついに子供たちを発見するが――。

・キャラクター概要
辰巳　恭太郎（たつみ　きょうたろう）
無精ひげ店主。ももんじ屋という屋台の店主をしている。
着流しに無精ひげ。「めんどくせえ」が口癖。
変わりゆく世の中を憂いてみたり、ぼやいたり、とだらしな…続きを読む