「現代短編」を含む小説

　これは、これから先、綴られていくであろう”僕”についての前置き。これを綴ったから、より深く、これから先出てくる”僕”達を知ってもらえる。……これは、”僕”を知ってもらうための、…

離れで暮らす美しい少女は、月の光を浴びて成長する。男は彼女に、真実の愛を注ぎ続けた。少女もまた、男を愛していた。 月明かりに浮かび上がる、二人の愛の物語。

数学が苦手な、由里 上から目線で、でも数学の指導がていねいな竹下くん。 そんな2人の数学の師弟関係を描いた中学校生活です。 なんで数学だけを教わっているのか、数学の実力は上がるの…

ブラック企業で働くサラリーマンの健二。彼が唯一楽しみにしているのは、365日、長者の列が出来る日本一忙しいラーメン屋。 健二はそのラーメン屋に期待して並ぶが・・・。 2500文…

※この作品はKAMITSUBAKI　STUDIO U20オーディションの応募用に作った小説です。 とある男子高校生を中心に彼が生活する日常の一幕を描いたフィクション日常ドラマ作…

臨床心理士として人々の心の叫びに耳を傾ける「私」が、他人の悩みに一人でボケ突っ込むというだけの小話集。

仕事の鬼と言われる私、ちょっと距離感のおかしな彼。 長い長い一日の終わり。 二人、オフィスの隅っこで――

店主が一人で営んでいる居酒屋。この店には、いつもピラフを注文する男がいた。しかし、男はぱったり来店しなくなり…

作家志望の青年が犯した過ちと罰

「ちくしょう！」 いたみと、喪失と、ほんの少しのあたたかさ。 青をテーマに書かれた、ひと夏の青い春のお話。

「生きること」とか「死ぬこと」とか「幸せ」とかを探す物語。 なんのために、だれのために、見つかる頃には物語は終わる。 今はまだ終わらない物語。

暇つぶしに見てください。僕も暇つぶしで書いたので

残り3分。世界では滅亡へのカウントダウンだが、私は至高の時間へ思いをよせる3分である 周りはやけに騒がしいが、私はカップラーメンが出来上がるのを待つとしよう

僕はだれを愛していて、だれを憎んでいて、だれといると安心をして、だれといるとストレスが溜まり、だれとセックスがしたくて、だれの為に生きているのかわからない。 でも、彼女のおっぱい…

ゲーム好きな少女（おっさん）の話です。

夏休み、と言ってもやる事は無いけど。 そんな俺は、家にも居づらくて、人気の無い神社の境内で涼んでいた。 すると、幼馴染のアカリが現れて言う。 「こっくりさん、やってみない？　ど…

小さな部屋をテーマにした短編です。 〜ある少女の場合〜　 　「あれ、ここどこ……」 　目が覚めると小さな部屋に閉じ込められていた。 　手は拘束され、誰もいない薄暗い部屋…

長く説明くさい名を持つ男たちのこだわりと呪縛。 容れ物こそが中身、というマトリョーシカ状態を目指した中身なき実験小説。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載…

僕は別れた彼女からもらった腕時計を捨てられずにいる。みんなは捨ててしまえと言うけれど、何故か手放せずにいた。未練がましく彼女を思う僕は、次第に運からも見放され。そんな僕の前にひと…

その男は医者から「現実逃避症候群」だと診断される。ある男は一日ずつ時が戻る能力を手に入れる。夫の不倫をきっかけに夫婦は互いに殺人計画を建てる。 テーマは「現代病」最後までブラック…