「1月」を含む小説

今回の話は、ストーリーというよりも、評論に近いものなのかも知れない。「歴史が証明してくれる」とよく言われるが、話は歴史に限らず、オカルト、ＳＦ系にも言えることではないだろうか。か…

「副作用に副反応」、「日射病と熱中症」などのように、昔言われていたことが今では違う言い方をしているものであり、さらには、どちらかに含まれるというそんな話を作ってみました。小学生の…

この小説は、歴史を架空のものとして扱いながら、史実とのかかわりを考えるという形の小説です。時は戦国時代に入った頃のこと、京で修業した二人の武士が、蝦夷地にわたり、そこで、最先端の…

ある時、太平洋の島で、一人の旧日本人兵士が発見された。戦後二十年経っているにも関わらず、まだ戦争は終わっていないと思っていた、未開の人間となっていた。その島から、まるで奴隷のよう…

音の現象についてのお話で、場所は閑静な住宅街、いずれ起こる不可解な事件をめぐるお話である。一人の人間が、殺されることになるのだが、事件の全貌が見えてこない。最後に被害者の日記が発…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部　一首部門。 色々なテーマについて短歌を書いています。NLBLGL色々と混ざっています。 1月からはじめていた Twitterで海光虹様…

　大和高校に通う森本広季（もりもと　ひろき）には彼女がいた。その彼女の名前は笠井光（かさい　ひかり）。光は胸は貧弱だが、かわいらしい見た目で一定数の男子から人気があった。ある日、…

田舎の寂れた温泉宿で、一人の作家が滝に打たれるようにして殺された。行方不明になった女将が犯人で姿をくらませていると思われたが。そこには犯人の恐るべき何重にも張り巡らされた計画があ…

うだつの上がらない童貞男性は、初めてのラブホテルでデリヘルを呼んだ。その帰りのエレベーターで、女性が背中を刺されて殺されているのを発見し、ビックリしていると、そこで死んでいる女性…

　顔文字の面白さに（ようやく）気づいたネオ・ブリザードが、実験的にほぼ顔文字だけで小説（小説？）を書いてみました。いったい、どうなるのでしょうか？ 　それは、自分にもわかりませ…

一浪して大学に入学したつかさは、弥生という女の子と最初に仲良くなった。二人はサークル勧誘の中の一つで、「精神分析研究会」という団体に興味を持ち、「カタルシス効果の実験」があるので…

ある洋菓子メーカーの工場で、男女一組が殺されていた。一人は首を絞められ。一人は刺殺である。心中でもなければ、無理心中でもない。犯人は他にいる。犯行現場に対して疑問を感じたことから…

周防の勤める死刑執行専門の拘置所に、ある日ひとりの女が送致されてくる。 女には三人の人間を毒殺した罪で死刑が言い渡されていた。 架空の国の拘置所「断風処」での執行官と死刑囚の物…

Ｋ警察署近くのガードレール下という寂しいところで一人の男の刺殺死体が発見された。現場の状況から、どこか別の場所で殺害されて、この場所に運ばれてきたのが分かったが、被害者の身元を調…

ある日、研究発表披露パーティが開かれたが、その受賞者は、実は以前に人を殺したということで殺人罪に問われ、服役した経験のある川北という助教授であった。殺された勝沼博士は周波数の研究…

2023年の5月9日に水頭症の手術を受けました。 なんで水頭症になったのかはいまだに不明ですが、ともあれその貴重な経験を記録に残すべく、これからエッセイ形式で日々の生活を書き綴っ…

心を配る仕事、心配りをしている僕は氷の人外。 毎日ふわふわに削った氷を心として成型し、街ゆく人に配っている。 けれども氷の心は徐々に売れ残るようになったから―― 誰かを温めたい…

　1995年に起きたタイムクラッシュにより、世界は形を変えた。 　存在しなかったはずの人が存在し、存在するべきだった人が、存在しなくなった。 　「彼女」は、そのどちらにも属…

　即位１００年を迎えた魔王は、疲れていた。疲れ果てていた。 　魔王引退を考え始めていた魔王の元へ１枚の報せが届く。 　それは、勇者が自分を殺しに来るという報せ。 　魔王ジェイク…

※今回の作品は、実際に業界のことをまるで知っているかのように書いていますが、あくまでもストーリー展開上、こうであれば、話ができると考えたことところからです。あしからず。早朝ソープ…