「神 日常」を含む小説

ある所に、全てを観測する者、傍観者というモノが存在しました。 分かりやすい全能で、分かりやすい上位存在、けれどその傍観者たちを認識できるものはいません。 故に傍観者という名の観測…

深夜の公園でゴリラが詰め将棋をしていた。そんな非日常の光景から始まる短編小説。

内乱により故郷を追われた主人公。 運良く流れ着いた辺境の港町で見つけたのは、田舎には相応しくない音楽教室だった。 そんな教室の人々は彼の身の上を知ると、彼を新たな家族として快く受…

変わらない日常を送る悠希の前に、《案内人》を名乗る仮面の男が現れる。 曰く、七日後に世界が滅ぶ。それを防ぐために、新たな神を選定する戦いを行う。 そして勝者には、『どんな願いでも…

　『てぇてぇ』と聞いて──少女がきゃっきゃうふふと戯れるとんでも癒し空間を思い浮かべる者も少なくないのではないだろう。仲良し少女が集まれば『てぇてぇ』が生成される現代、天下の『て…

いくらか先の未来。地球人口は十億人ほどに減っていた。 その原因は、幽世（かくりよ）と呼ばれる世界に繋がる扉が開いたこと。 幽世からやってきたマレビトと呼ばれる高位存在と人間の間に…

高校二年生の信楽 錬(しがらき れん)は学校でクラスメイトからの虐めを受けていた。 好きだった幼馴染みは―――錬(れん)よりも彼氏を取り―――錬(れん)を拒んでしまう。 虐めや幼…

　ヒーローに憧れていた女子高生の舞那はある日、神を自称するボクっ娘アイリスと出会い、怪物と戦う戦士、"色彩少女"となる。 　姿を変えて戦う色彩少女が敵対する怪物は、平行世界からや…

　進んだ先は、地獄でした。 　ローシェンナ中隊の休暇バス旅行、危険区域で生活を送る日々から抜け出し、ようやくほっと一息つける。 　このバスは、温泉街に向かって進んでいる。 …

ある日、神と名乗る少年によって興南高校に所属する百瀬唯を含む五人は白一色の摩訶不思議な空間に召喚された。そこで出会った自称神は「暇つぶし」と言って五人に【職業】と【スキル】を与え…

神界では、地球で生きている人間たちの魂や記憶が一つのレコードとして保管されている。地球で人が死ぬとレコードにはヒビが入り、また新しい生命としてレコードは修復されていく。 要するに…

冒険者、鈴木秀人は普通の一般人である。彼に異世界の魔王討伐をして世界を救えと言ったのは性と愛の神エロスである。異世界の平和を守る為、神エロスの分身メティスと共に冒険者ヒデトは戦う…

舞台は、現代日本とある田舎町。 心願成就を掲げる山神神社。 その山神神社のシンボルにして御神体、容姿端麗な少女こそ。 【国造りの神様　だいだらぼっち】だった。 これは、ごく普通…

いつの時代も、その多くはきっと 口いっぱいに飯をかきこめることに幸せを感じ 友人と他愛もない会話を楽しむことに 些細な喜びを感じているのだろうと思う。 けれど私はという…

VTuberを名乗り始めたお稲荷さんの日常！！！！ 油揚げが食べたい……。狐の妖怪の本能である。 クー子は空狐であり例に漏れず、油揚げが食べたかった。なんならきつねうどんも、きつ…

角川ホラー文庫のデスゲーム小説コンテスト作品でコンテストも長編も初挑戦です。文字数は106,725文字で加筆訂正は完了&完結済みです。前半は殺伐としながらも、中盤・後半はコミカル…

幼い頃に見た赤竜ともう一度会うために、人間の街で暮らすノエル。ギルドで幼い頃から知っている受付嬢セリーヌに協力してもらいながら竜との再会を目指す。 ある日のダンジョン探索で、ノエ…

水野江里は異世界の二柱の神様に魂を創られた、神の愛し子だった。 別の世界に産まれ、死ぬはずだった江里は本来生まれる世界へ転移される。 そこで出会う獣人や竜人達との縁を結びながらも…

国は妖たちによってその日常を脅かされていた。それを排除すべく結成されたのが、青龍・朱雀・玄武・白虎からなる特殊警備隊。 特殊警備隊・白虎軍に新たに配属が決まった白髪の少年フウリは…

　ダンジョン、それは神が信仰心を集める為に人間に与えたシステムである。 　『データ』と言う異世界に繋ぐアプリ『異世界データ』を始めとした、色々な事をしていた。 　ダンジョンや新た…