「短編」を含む小説

１００人中９９人が理解できるヤンデレ、あるいは誰かの魂の叫び

寝ようと思ってから眠るまでに書いた、取り留めもない、偏屈でコウマンチキな石頭の戯言です。

かつて名声を夢見た医者、中村進は失敗続きで落ちぶれた日々を送っていた。ある夜、謎の老人から不治の病を媒介する『蚊』とその治療法を手に入れる。中村はその病を利用し、奇跡的な治療を行…

イギリスの飯は本当にまずいのか？ 本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと ノベルアップ＋で投稿しています

誰も助けられない無力さに、もう溺れなくていいように。

第3回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト、ASMR部門参加作品です。 「きみとの”スイーツな”癒しのひととき」 お姉さんぶっているけどところどころでポンコツぶりを発揮する…

　フィクションになります。 　主人公の健作は自らの存在について疑問を抱いています。アルコール依存症の父親の死をきっかけに、それを知るための旅にでます。父親が住んでいた東京にて、カ…

怪談系動画配信者『湯之原』がアップロードした動画。 普段視聴者からの投稿怪談を披露するのは生配信のみの彼が、とある二名の投稿者の話を一本の動画にした。 昔から霊感の強い幼馴染を心…

『プルソン』が、〝大人の絵本〟になりました！ ＳＦとの接点もある短編です。　次の作品を見て想像が広がり、書きました。 イラスト：king　https://www.pixiv.n…

少子高齢化が進んだ先の話

男とは失恋を引きずる生き物である。

第七回こむら川小説大賞参加作です。 2人の男がふと思い立って音楽を作る話です。

　ある朝。あなたが出勤の支度をしていると、唐突に魔法陣が現れる。そしてそこから、1人の少女が現れた。 　自分を宮廷魔導士だと語る金髪碧眼の『リエステ』は、命の恩人であるあなたに…

主人公の "私" が料理をする話です。 ホラー小説だった筈なんです。おかしい、ホラーの成分が全て抜けた。

高校二年生の水田夕生(みずたゆうき)。一人で下校していると、彼が思いを寄せているクラスメイトの白坂碧(しらさかあおい)に声をかけられる。背伸びした二人が織り成す、ひとときの暖かい…

ノベルアッププラスの公式規格『雨の文芸三題噺』参加作品。お題は「雨」「エメラルド」「あと5分」の3つ。 拙作『#140字小説　百物語（第十九集）』より、テーマに遭う作品を選び、少…

火あぶりに処されたのち、乙姫（泉鏡花『海神別荘』より）に気に入られ海の国に迎え入れられた死後のお七（井原西鶴『好色五人女』より）。そこで思わぬ人物と再会を果たすが……。

千春の家の玄関には、いつからなのか、古びた壺が飾ってある。 千春はてっきり骨董品を愛する祖母が飾っているのだと思っていたが、本人も両親も知らないと言う。 驚いた千春は、壺を手に取…

まだ幼かったころ、「私」の友人にA君という少年がいた。 とにかく静かな、でも温和な雰囲気のある少年だった。 彼は小学六年のある三か月間、ノートに五十音を一文字ずつ書き始める。 そ…