「何も考えない」を含む小説

ここは東京、柳ねこ町３丁目。 自慢の鈴をちりんちりんと鳴らしながら、ひげをヒョイと動かして、ついでに尻尾もつん立てて優雅に歩く２匹の猫。 ロシアンブルーの雪之丞、町の人間もおいそ…

人魚姫のルルは、最愛の王子様フィリップをぽっとでの隣国の姫ベアトリスに奪わてしまった。 切ない気持ちを抱え、失意の日々を送る。 そんなある日、ふとしたことから、ルルは前回海の泡…

高校2年の夏、吉野璃空はずっと片思いだと思っていたミステリアスな女の子、漆憐に告白した。やはり片想いではあったが了承して付き合ってもらえることに！でも彼女は何を考えているかわから…

たけくらべ、にごりえから着想を得ました。遊郭の女性の生活について調べるたび、彼女たちが何を考え、何をたよりに生きていたのか、思いを馳せずにはいられません。

　心優しい少年マグナは勇者に選ばれ、他者に嫌われれば嫌われるほどレベルが上がるスキル『嫌者賛美（ジャッジメントレベル）』を授かる。優しくも勇敢だったマグナは唯一、事情を知る神父か…

＜探偵討議＞ 古くはモーリス・ルブランとコナン・ドイルの往復書簡に端を発するという、要するに一方が「謎」を出して、もう一方が探偵役となり、それを解くという（架空の）競技。 一…

学校の中で教師が何を考え、何をやろうとしているのかということは、学校で働いたことのない方には馴染みのないものです。そして、その熱意も伝わりにくいのかもしれません。 このエッセイ…

これまた衝動的に。雨の日に何も考えず散歩したいので休日に雨降らないかなって考えてました。

何も考えず、こんなYouTuberいたら楽しそうだなと思って書いただけです。続くのかどうかもわかりません。この主人公にこういう企画やってほしい等のリクエストがあれば書こうかな……

明日は晴れだっていうのにてるてる坊主？！ 貴女は一体何を考えているの？ ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 今を生きる世の高校生に送る

ナナちゃんはいつも、親友のミクさんからの返信を待っていた。ミクさんの返信の頻度が極端に減っても、その少ない返信をずっと待っていた。 たとえ、俺の思いを犠牲にしても、ナナちゃんが…

「あなたはだあれ？」のおまけバージョン。 遥と海斗の結末がわかってしまうので本編を読み終えていない方はご注意ください。 南の島で穏やかに暮らしていた遥と海斗。いつも通りくつろ…

本作はとある王様がとても難しい選択を迫られるお話です。作中で正解は示されませんし、そもそも無いと思います。きっと読者様の数だけ正解があるのでしょう。 たった２０００字ほどの短編…

　部屋の前に天使が座っていた。 　一色　小次郎が高校から帰ると、一人暮らしをしている家の前に七瀬川　汐梨が座っていた。 　彼女は長くきめ細かなキラキラと輝いて見える髪に麗…

　死に瀕していたコウカは万能の魔女によって弟子に選ばれてしまう。同じように選ばれた者達と修行に明け暮れていたが選ばれた時と同じように突然修行は終わりを迎え、弟子たちは世に放逐され…

俺は24歳会社員。失恋から気分一新するために引っ越した。 そして引越しした当日。出先から帰って来たら、なぜか俺の部屋に、知らない若い女が上がり込んでいた。 　女子高生だと言うその…

少年ジークは、過去にいじめにあった。理由は彼が魔法因子欠乏症という障害を持ち、魔法が使えないからだ。 そんな彼は、いじめから立ち直った今も、不登校を続けている。 彼曰く、「学校に…

短編でその日の出来事、心動いた事を綴ります

──足には意思がない、思考もきっとない。そのはず。足には頭がないから、自分の頭で考えることができないから、足は走っているだけ、何も考えずに叫んでいるだけで、足は悪くない。そう、誰…