「春らしさ」を含む小説

何を歌えばいいかは、ステージに立てばわかる。お客さんの顔を見れば、その人に必要な『色』がわかる。だからあたしは、それを即興で歌うの。あたしが好きなのは、ただそれだけ。 他の…

ぱっと思いついたもの。好きなものに関する詩をつくってみた。

幽霊嫌いの霊感少年は、今日もまた一人の幽霊らしき存在と出会ってしまう。 その翌日、いきなりクラスメイトの女子に呼び出され、事態は思わぬ方向へ発展していく。

美香は同じ高校に通う男子と３年間付き合っていた。だが卒業式当日に、突然別れを告げられる。理由を聞いても彼は答えないまま。美香は涙を流した。翌日、美香は彼との思い出の道を歩く。 何…

一分掌編。桜にまつわるお話。

とある高校生は、毎年初めましての先生を観察して見立て表を作っていた。それはどの授業なら手を抜けるかと言う向上心のない考えのためであった…。 高校生たちのわちゃわちゃとした短編です。

「背と腹、どっちだと思う？」 君がはじめて話しかけてきたのは、 中学三年の三学期、給食の時間だった。 どうして今更。 -------------------------…

【本作は『拝啓、梟のあなた』の後日譚です。本編読了後にお手に取ることをお勧めします】 国家暗部機関で諜報員〈梟（オウル）〉として活躍していた少女。クーデターによって国が解体され…

あたしはバスに乗っている。前方に視線を感じる。霊視してみると。

僕は今年の春、中学３年生になり受験生になった。学校の授業で「直観」について習ったけれども、意味が理解できずにいた。下校中、頭に付いた一片の桜の花びらをヨリトに取ってもらった。僕は…

春、桜舞う季節。東京一等地にある四畳一間のアパートに越してきた芦屋平兵衛は、大家族の末っ子としてこの世に誕生した。が、実家の大人数の生活に呆れ果て、引っ越した都会。しかしそこに待…

一分と少しで読めます。

春、会社で新人のわたしはドンヨリしていた。 帰ろうとしたら雨。 傘は忘れてるし。 そんなところに社員証を下げた女性が現れた。 なんだか変わった先輩と、わたしの話。

山賊として生まれ育った孤独な巨漢の少年、弁慶（べんけい）。 田舎には珍しい狩衣の美少年、藜（あかざ）。 まったくの凸凹な二人は奇妙なえにしで結ばれて…？

結さん主催の企画『モノガタリの行く末』参加作品。 君は言ったんだ――。 「終わりだね」って。 とあるたぬきの嘘の夢。

　絶対に成功すると信じて、ある彼女に告白したが俺は振られてしまった。 　彼女自信は、親友関係を続けてくれるらしいが… 　だけど、諦めきれない俺は……共通の親友の力を借りて、恋を成…

朝、散歩の道を一本変えてみた。何気ないこと。 気まぐれだったのか――あるいは何かを感じていたのか。 春ならではの出会いと味覚をちょっぴりお届け。 本日の献立はこちら【あさりとア…