「忘れないでよね」を含む小説

キツネのツネ子ちゃんはお母さんからお使いを頼まれます。「にんじん、大根、カツオブジ・・・」カツオブジって何だ？八百屋さんで聞いて、酒屋さんで聞いて、大好きなお菓子のことも忘れてカ…

南の王国の商人であるジュエルイアンは、帝国のカインクムを訪れた。 その手には、段ボール箱が抱えられており、中には“赤いきつね”と“緑のたぬき”が入っていた。 初めて見る異世界の食…

あれは忘れもしない2018年の新年…あれ？いつだっけ、ログ見るか… 2018年の3月29日ですね、あるマルチゲームコミュニティで 『TPRGっておもしろそう…って思いながらやる機…

高校二年生の紫乃花は友達を関わることを避けていた。そこで、最近話題になっている、旧校舎にまつわる噂を聞く。噂が本当かどうか確かめに行くとそこには1人の儚げな少女がいた。旧校舎で聞…

複数人で集まって、同じお題で小説を書く会「小説を書くやつ」で書いた作品です。 今回のお題は以下です 1.一人称視点であって、主人公のキャラを立てる （フロクロ注：キャラ立てるの忘…

人生の最後にあらわれる者の名は死神。 ある者の目を通じて一つの家族の人生が語られる。 彼は忘れない。彼を優しく抱き上げたその固い手のことを。

「婚約破棄を命じる！」 ある日、国王から私と、王子の婚約破棄を宣言されました。 どうやら、もともと浮気性の王子が別の女に熱を上げているようです。そして、息子可愛さに私を追い出そう…

日暮れの生徒会室。 何も変わらない、いつもの風景の中で、佐伯だけが違っていた。 沈んでいく太陽をバックに、そんな佐伯は笑って、そんなことを聞いてきた。 何でもないはずの、聞き流せ…

普段カクヨムを見ながら何気なく目に止まった作品を読んでいるとふとした事を思い出したりする事がある。 それはずっと長いこと忘れていたモノでいつから忘れていたのだろうか？ 折角の…

さらっと読み流せるエッセイ

忘れらない人がいる。どうしても、何があってもその椅子には彼しか座れない。 もうどうにもならない相手に想いを馳せ続ける、そんなお話。

太陽のような彼と、月のような彼女の別れ際。二人は互いを忘れないと約束し、道を違える。やがて、数年の月日が流れ、二人は再会を果たす。

これは今から少しだけ未来の話。 電子マネー化が進んだ結果、世界から現金制度はいつしか姿を消していた。現金が姿を消したことすら社会が忘れた頃、日本はかつてない不景気に見舞われてい…

深夜の裏道で不気味な子供と遭遇する「ドブの幽霊」 左右非対称の体で生まれた「醜い王子」 夜明け前に幼い姉弟が逃げる「荷物持つ手」 自分と友とを隔てた壁の上に立つ「こえてゆけ」 過…

ミイラ取りがミイラになる感じの話。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

俺は変態だった。 あり得ない、妹が好きな兄なんている筈が無い。 忘れよう、なんとかして妹を、この恋心を忘れなければ、そう思った俺は国が管理しているマッチングシステムに登録した…

大和と八千代は恋人同士だった。卒業と同時に、大和は海外留学する。 二人は別れを選んだが、夕焼けの見える部屋で、唇を重ねた日々を忘れられなかった。

王国屈指の古代史学者であり古生物学者、アイザック・ウエストファル。 大事なこともそうでないことも、気づけば全部忘れている。丸三日食わず寝ずのフィールドワークに出かけたかと思えば、…