「思い出」を含む小説

私はただ大好きな彼に会いたいだけ。

新たに発見され、"命素"と名付けられた物質の実験事故により誕生した、人類史上初の敵性生物 　―――― 通称【抗体】。 日々勢力を増していく抗体に対抗するため、日本は戦後初となる…

モテない大学1年のシンイチ。 講義中に偶然出会った女の子を意識するようになって…… 初恋を思い出しながら戸惑うシンイチ。 恋愛短編小説です。

短編集です。 色んな所に散らばってる拙作を集めています。せっかく書いたんだもの。分散管理です。 ショートショート的なものや、ドラマ感のあるもの、分類不明なものなど。 テイストは…

これは地球からＸ億光年先のある惑星セルカークの物語。 度重なる戦争の末、最後に残った国オール。 その国ではＡＩ技術の進歩によって全てのサービスがオートメーション化となり、 民は…

　宛もなく彷徨い続けていた旅人。 　目的などとうに忘れ、ここに至るまでの記憶すらもなく、得た物は思い出の中にも見当たらない。 　それでも彼は歩き続ける。果てなどないと知りながら、…

魔王ペルセラーナは幼少期、魔族同士の戦争により避難した先で敵魔族に襲われた。 絶対絶対のピンチの中、助けれてくれたのは人間の勇者アルスだった。 魔族同士の戦争が終わるまでの間、未…

別れた彼女の事を忘れるために、思い出の山陰本線の若者に見放された海水浴場にやってきた。 その夜、砂浜で若い女の子が裸で泳いでいるのに出会う。 黒い海に泳ぐ少女は、月明かりの下で、…

「丘」＝思い出の場所、自分にとって大切な場所。 そして、大切な思い出。 そんなイメージでつくったお話しです。

書かなくなった私を巡る僕の思い出話。多分書かない。

卒業式前夜、お世話になった友達に向けて手紙を書いていた。 数々の思い出を振り返りながら、少し震えた字で。 書き終えて、一枚、余った便箋を眺める。 「ちゃんと余らないようにし…

その日も雨だった。 何も変わらない日々、それこそが私の幸せだった。

IT革命からのAI革新。 元号が平成からジャンプして【恋和《れんわ》】に変わると、世界は二つに別れた。 キャリアとノンキャリア。 今の十代はケータイにより格差が生まれる。 親…

中学生のころに見たサーカスが主人公に与えたもの。天邪鬼な主人公のちょっとイライラする物語。

突然の開戦により故郷を焼かれ、天涯孤独となったメリカ。そこに現れたのは敵国の魔法師グレン。 少女と男の出会いと決断の話。 執筆予定長編の過去番外編のようなものです。

「もう大丈夫だから。もう、大丈夫だから……」 生死を彷徨い続けた子供のジルは、献身的に看病してくれた姉エリスと、エリクサーを譲ってくれた錬金術師アーニャのおかげで、苦しめられた…

夜の世界を初めて子供だけの目でみた。

　桐生健一は、とても緊張していた。 　今日は彼の通う私立洛明高校の卒業式。 　部活の顧問だった「先生」とのお別れの日。 　なんとか、夕方の部室へ彼女を呼ぶことに成功した健一は、 …