「少女と少女」を含む小説

20歳の大学生、礎勝幸(いしずえかつゆき)。 偶然競馬で儲けた帰り道、公園のベンチで訳アリの少女と出会った。その日から、普通だった彼の人生は大きく変わっていく事になる……‼︎ …

頭の中のジオラマで日向は不思議な少女キラと過ごす。 楽しいだけのジオラマに変化が･･･。 キラの目的とは⁉日向の宿命とは⁉ 先に繋がる日向のプロローグ的なお話です。

　商店街を、小学生の少年と少女が一緒に帰っていた。ふと、少年は、喫茶店の中にいる見覚えのある老女と目が合った。 　カクヨムコンの短編賞に応募しています。 　拙作の短編集『日常キ…

（１月３１日でいったん完結します） 王国召喚士の長メイソンが召喚したのは、勇者や英雄ではなく、厄災の称号を持つ少女だった。隻眼の召喚士見習いのレイは、メイソンの指示を受けて、彼女…

　夏から秋にかけての新月の晩、お山に明かりが三つ灯ったら、それが狐火の市の立つ合図です。 　作法は三つ。狐の面をかぶって素顔を晒さないこと。提灯を持って歩いてゆくこと。何があっ…

ぼくらは村でたった二人の生き残り。麓を目指して、たった二人で歩き続ける。怖いけれど、怖くない。きみを守るためなら、ぼくはなんだってできるんだ。

凍えるような夜。 門番の女は口に手を突っ込んであむあむしていた。 そして少女にそれを見られる。 女はただ、あむあむするのであった。

世界は山の上層と下層、二つの国に分かれている。上層エリア天の国（てんのくに）は自然との共生を推進し、それを維持する技術と社会システムを作り上げた。一方下層エリア中の国（なかのくに…

【台風にまつわる三連作】第二作。 ゆるやかにつながる三つの短編です。よろしければ順番にお楽しみくださいませ。 台風が間近に迫る日、少女が部屋を訪ねてくる。少女が突きつける要求と…

　目を覚ますと、僕は知らない神社に立っていた。 　それは眠っている間だけ訪れることができる、自分たちが住んでいた世界とほとんど変わらない異世界だった。 　世界を越えて招かれる人…

魔女伝説の残る『はじまり島』を足掛かりに建国された海洋国、ヴェルレステ。 ヴェルレステに住む少年オリバーは、額に不思議な文字を持ち幼い頃の記憶がないが、魔女のライエと共に平穏に…

　牧野文は引越しをした親友の奥山加奈に電車に乗って会いに行く。

ある日突然、ニートなこどおじハッカーの俺が連れてこられたのは謎のタワー。 そこにはあるものが隠されているらしく、それを奪うためにセキュリティ解除要員として起用されたらしい。 彼ら…

■あらすじ 　高校二年生の宮原いずみはひょんなことから生徒会長である田辺紀子とほぼ毎日下校時に一緒に帰るようになった。 　生徒会長の紀子と、ギャルで校則違反を繰り返している椿、歌…

仲の良い友達と、ずっと一緒で、いつまでも仲良く楽しく笑って過ごせると思っていた。 そんな高校生活、そんな日常、そんな理想、そんな幻想、そんな嘘、そんな裏切り、そんなゲンジツ。 …

祇園少女のささやきは色即是空の響きあり。浴衣の裾のその奥に英雄必立の白き太もも。勃ちし者も久しからず、ただ祇園祭の夢の如し。往ける男子(おのこ)は終には萎み(しぼみ)て、偏(ひと…

　陰陽師の家系の少女、倉橋智夏が、祖父の力を借り、成長していく物語。 連載中の、時代は陰陽少女なんだから！の小学生編になります。

《護衛人》の少女に連れられて、 《疑似餌》と呼ばれた“僕”は或る洋館に囚われた。 《調整人》の女性が“僕”に告げる。 ――1か月の軟禁と引き換えに、貴方の日常を復元するわ。 …

※主人公のまいちゃんが理不尽に“お仕置き”を受ける物語です。 苦手な方はご注意くださいませ。

障子を開けるとそこは、日本間になっていた。およそ四帖はあろうその部屋に灯（あかり）はついていない。ただ、気分が悪くなるくらいの暗闇が広がっているだけだった。 「室内の空気がめちゃ…