「誌」を含む小説

異星人グロバリアスの侵略を受けて支配された未来の地球。全人類に対して統一言語の使用を義務付けたグロバリアスに対し、秘密組織「ホウライ５５１」はナノマシン技術を利用して関西弁を保全…

時は幕末。 江戸の町に一風変わった二人組があった。 一人は、本所浅草一帯を取り仕切っているやくざ「衣笠組」の親分・太一郎。酒と甘味が大好物で縦にも横にも大きいお人よし。 そしても…

同じ大学に通う友人の小宮から、常盤は小説を書いてほしいと頼まれる。 小宮は大学の文芸サークルで活動しており、学園祭に合わせて同人誌を作りたいというのだ。 常盤はしばらく執筆活動か…

この世は常に怪異によって脅かされている。あやかし、幻獣、妖怪、邪神──。 それらと日夜戦い続ける者達がいる。世界の平和を守るべく、『組織』に所属する能力者達だ。 組織の構成員であ…

親父の再婚で出来たのは、エロ同人誌作家の常時脳内ピンクな義母と真面目な義妹。 そんな義母が勧めて来るのは揃いも揃って義妹モノばっかりで―――――。 男子高校生×女性同人誌作家×…

　――七不思議はあるよ。 　全てはその一言から始まった。 　文芸部に所属する中山彩音は文化祭で配布する部誌の題材に頭を悩ませていた。そんなところに突然転がり込んだ、地元・伊隈の地…

１はここでは改題された「誘われた恋がいつしか本物に。心も体もあなたに蕩けていく」 です。 守は海倉監督から紹介された芸能事務所以外に、劇団イルカという小劇団に所属していた。 そ…

同人誌「水棲の光」より ※エブリスタ重複投稿 「極夜」全文 夜だけになった世界でチンチラの死体をかかえ歩く物語 「水棲の光」一部 生まれつき「僕」の妹の左足の裏にはうろこのよう…

同人誌「水中庭園」より。全文または一部 ※エブリスタ重複投稿 「天体創造奇譚」 出会うひとびとのからだを切りひらき、えぐりだした星を空へ打ち上げる 「箱庭大系」 物語と化す鏡…

平凡な大学生の「私」を道端で呼び止めたのは、変な服を着てやけに彫りの深い顔立ちの不審者。 警察か病院で迷っていると男のペンダントが発光し、人生初のテレポートを経験することに！ 貴…

　こんにちは。文芸部誌からここまで飛んでくれた方もいるのかな、と思います。見ていただき本当にありがとうございます。 　所属している文芸部の年四回発行の部誌に一話ずつ載せていたもの…

　天山署の捜査一係に勤務する女刑事、白峰流石(しらみね さすが)は、度胸も行動力もある立派な刑事だが、俗にいう天然ボケで、今日も署長室に呼び出されていた。証拠の品を忘れたり、道に…

2021年4月1日のエイプリールフールに勢いで書き綴って、大学のサークルの同人誌に発表した短編です。今見返してみると恥ずかしいけれど、眠らせておくのもかわいそうなので、2年経って…

アテナイに住むフィロンは、愛し合う親友と師を尊敬していた。反りの合わない兄弟子がいたり、小さな悩みはあるものの、日々を幸せに生きている。 そんなある日、聖地デルポイから来たという…

　『月刊弘前』は、１９７９年８月１日の創刊だと聞くから、もう４５年になったはずである。地方の月刊誌としては、全国的に見ても長寿番付の上位であろう。 　ホームページから『弘前』創刊…

「推し」についての感情を「推す」という言葉を使わずにどうにか書き上げてみたいと思い、試行錯誤しました。 しかし、語り手となる女子大生は何やら｢推し｣ともつかない違う感情に、終…

　大山朔弥(さくや)20歳大学生。中高全寮制男子校卒、弁当男子、あるトラウマで年齢イコール彼女いない歴の真性草食が精力が強いという理由だけで精霊界に召喚され精霊王になってしまった…

今からはるか未来、人間の男は進化によって卵を産むようになってしまった。 市場のバイトで生計を立てつつ、売れない歌をギターかき鳴らしつつ歌う”俺”。”俺”の部屋に顔と愛想以外良いと…

父親から譲り受けた吉野製作所で働く吉野兄弟。その弟が深夜に軽トラックで悪魔を一匹はねてしまう。 角が折れた悪魔の呪いをおそれ悪魔の角を修繕しようとする兄弟だが、その過程で兄のとあ…

　オートマタ化実験を止めるため、ついに笠原工業へ乗り込むことを決意した伊野田たち。伊野田はそこで、宿敵であるウェティブと自分の関係を知ることになる。 　彼らはそれぞれの決着の形を…