「暦」を含む小説

　千年前、世界を滅ぼしかねない大きな戦争、"大戦"があった。 　エレシスタ王国と魔族の国家ゼイオン帝国の戦いは人型の兵器、魔動機により熾烈を極め、どちらが勝ったのかも分からぬ結末…

吹雪（ふぶき） ・人を操り人形にする能力持ち ・ショートカットの髪に、右目青左目黄色のオッドアイ。 ・「つまんない」が口癖 暦（こよみ） ・ロングヘアーの右目赤、左目黒のオッ…

≪第一部あらすじ≫ ガラムド暦二一二五年。 学生リニック・フィナンスは錬金魔術の研究に勤しんでいた。 そこにやってきた謎の少女は、彼に告げる。 「あなたは世界を守る『英雄』です。…

　星暦《せいれき》２０１２年１２月２１日、後にアポカリプス・デイと呼ばれるこの日、突如『門《ゲート》』を通じて世界各地に出現し、破壊の限りを尽くした地獄の軍団……その名を『ゾティ…

４０を過ぎて独身、離婚暦ありの裕子は両親と暮らしている。 土曜日になると自宅近くの多摩川の堤防をジョギングすることを習慣にしている。 しかし、最近はそのジョギング中にも悩みごとが…

※「幽霊」とはあくまでも比喩。本物の幽霊にあらず。 人肌が恋しんだと悟った幽霊の男と、人肌の温かさを知って幽霊になれたらと思った男の物語です。 明暦江戸大火の数日前に遊郭で出…

体育会系の少年、暦(こよみ)敬一(けいいち)がいた。 その少年はある日突然、精神読解(マインドリード)を得てしまう。 そんな少年の末路とは? 書きたかっただけです。多分長くは続…

「お前はただ、前を向いて行け」 　王に従うものは糧となれ、逆らうものは贄となれ。 　影暦２０３５年。 　オリエンスは御影を王とした、個人の存在価値すらも管理された残…

大学生の渋川清右は古本市で「月暦仏滅御伽物語」なる古書を手に入れる。 その夜、清右は海辺に立っていた。 目の前には亀、そしてそれをいじめる子供たち。そう、それは浦島太郎の世界。…

『退魔師』名家、有馬家の長男であり天才児とも謳われた頼真は、だがしかし、謎のスランプに陥っていた。 原因も掴めぬまま、しかし日常は、唐突に破綻して―――？

【当初つけようと思っていたタイトルを書いたメモが今ごろ見つかったので改題しました】 世界は二つに分かれていた―。 大陸中央を流れる大河の東側に、男性上位の国「ガレリア帝国」と…

女子と一線を越えると死ぬ病気 『異性交遊シンドローム』という奇病を抱える高校一年生の暦君。 女子と触れ会うと体中に発疹が。唇を交わせば呼吸不全！ そんな暦君は幼なじみで学校でも…

　犀暦３６００年。 　かつては大陸を股にかけ広がっていた戦火の炎も燻りとなり、今では八国が微妙な均衡を維持していた。 　しかし突けば崩れる平穏は、泰平の世にまだ遠く。 　天変地異…

聖暦1940年――リヒトニア共和国の若きエリート軍人であるルッツ・クリム少尉は戦火の中、不思議な少女と出会う。 彼女は自らを愛玩用人造人間と自称するが、とんでもない戦闘力を秘めて…

この世界には未だ、人類にとって未踏の領域が数多く存在していた。 歴史上、数々の国家や開拓者が、新天地を求め未踏領域に挑んだが、そのどれもが何らかの形で失敗に終わっている。 原因…

都会に憧れ、港町から飛び出した少年、その人生も20年で終わってしまう。 彼女いない暦＝年齢の童貞少年が逝く異世界ファンタジー。 そんなありきたりな世界。

当時中学2年生だった暦は、家出した先でであった青年に心を許した。幼なじみの翼に連れられてやってきた事務所で、暦はもう一度その青年と出会う。 天明暦-てんみょうこよみ- 財閥の…

半夏生って知ってますか？名前の由来は？ どういう日か知ってますか？ 日本の行事や暦にはいろいろ意味が込められていて奥が深いですねぇ。たまにこういうものに興味を持ってみるのもいいも…

刻暦(こくれき)一七二八年。概念上の存在とされる終末時計が五分前を指し、世界は幾度目かの崩壊の危機を迎えていた。 そんなことは全く知らない、クロノス王国城下で傭兵業を営む貧乏青年…

節句や祝日に焦点をあてて、少しずつ書いていく短編連作です。 2014年からエター引きずって、とりあえずPW忘れた過去のページからサルベージしてきました。 レイティングは「とりあえ…