「繋ぐ」を含む小説

　とある学園の七不思議から、その物語は誕生した。知られざる地下室、その白い光の中で目覚めた少女、千歳。……盗まれた過去を、そして未来を繋ぐために、千歳の運命の物語が、緊張の幕開け…

カクヨムコン8短編賞参加作品 ポテチってもう中身少なすぎますよね。子供の頃は食べても食べても減らなかったのに、あ、いや、言い過ぎました。もっと中身入ってたらなーって食ってました…

人が死んだ先には本屋があった。 人々は今までの人生を本にして本屋に残し、新たにまっさらの新品の本を手に入れ新たな人生を歩む。 今までの人生である本が見つからない少女コルクと、店員…

「自分を引っ張ってくれるような存在があればなぁ」 　久我紬希（くが　つむぎ）は、自分と外の世界とを繋ぐための何かを求めていた。 　そんな彼女は登校中、「魔法少女」を目撃する。 　…

「日本の裏側にはもうひとつの世界があってそこにはおかしな人間と猛獣が暮らしてるんだって」これは僕が住む世界と君が住む裏の世界を繋ぐ物語。決して交わることのないいがみ合う二つの世界…

8月1日、早朝。 人工島＜ハートフルランド＞は突如おかしくなった。 本土と人工島を繋ぐモノレールは衝突事故を起こし、島民達は「ルロロロロロロ…」と鳴きながら襲いかかってくるように…

飼い犬のケンタがいなくなった。 散歩の途中、葉子がコンビニに立ち寄ったわずか数分のあいだに。 夫は葉子をなじるだけで、まったく協力してくれる気配がない。 しかたなく警察に助けを求…

魔物と人間との関係を繋げ、互いの立場を重んじて両方共の平和を願う繋ぎ人がいる。 だが、それは概念的説明であり、繋ぎ人の実態としては魔物に困っている人々から交渉料として高金を巻き上…

あの日僕が出会った彼女だけが知っている 僕らの知らないもうひとつの世界。

死んだら何故か、神様に門番をやってくださいと言われました。 異世界と異世界を繋ぐ空間ワールドゲート。 可愛い神獣と2人で番人として、扉をくぐる人達を審査します。 「貴様！　変…

作家、桶川和樹は見てしまった。自作のレビューにあったその一文を。 「あー……こいつ、殺そ」 桶川は呟く。 翌日、ある投稿サイトで個人情報の流出が起こる。それはレビュー者のIPアド…

「君をひとりぼっちでこんな危ないところへ置いていくことなんて出来ない。」 「俺も家ではいつもひとりだったよ。俺達似た者同士だね。」 「凌のこと・・・好きになってもいいの…

マコトは高校二年生だ。今日は、年に一回の厄日(自称)な十七歳の誕生日。幼馴染のマチ子と付き合っているけれど、周りから「本当に付き合っているの？」と、最近言われることも多くなって……

重版続々の大人気ビブリオファンタジー！ 書き下ろしの特別エピソードを公開！ メディアワークス文庫『深夜０時の司書見習い』 書誌ページ：https://mwbunko.com/p…

世界中に突如ダンジョンが出現してから数十年が経ち、スキルやダンジョン適性を持つ新世代が探索者として華々しく活躍していた。 そんなファンタジー社会の片隅にいる、ダンジョンとは無縁…

自宅の洗濯機が壊れて、コインランドリーに通い出した僕は、不機嫌そうな顔をした美少女、七雪《ななせ》と出会う。 日曜日の昼過ぎ。示し合わせたわけではないが、度々顔を合わせる。 その…

ハイダルク王国の辺境の村には、魔女が住む塔があるという言い伝えがある。 少年達は度胸試しのつもりでその塔に登るのだが、その頂上には妖艶な美女がいて――。 それは、世界唯一の魔女、…

人は死ぬ。事故か病気か、あるいは自死か。 どんな理由だとしても、死ぬことに変わりはない。 死に際に流れるゆっくりとした時間…… そこで人々は何を思うのか。何を残すのか。 …

異世界に行きたくありませんか？ はたまた、猫の手も借りたいなんて考えたことはありませんか？ そんな方はぜひ！ 異世界人材をつなぐ異世界転生エージェント「World World」…