「手記」を含む小説

その祭を、この目で見なくては。 とある文化保存官の手記と、祭の話。 ※この話には生きた人間しか出てきません※ KAC2020 折角なのでお題全部乗せ。 仲間内での三題噺の…

風化した建物の一室。 机の上に、開かれて置かれた一枚の手紙。 KAC2020。あんまり怖くないホラー風味の短編。1600文字ほど。 お題【拡散する種】 とりいとうか様より、…

　中メンデシア侯爵グロッソは、今日も魔法研究所長ネフィのもとを訪ねます。会話が噛み合うことはありませんが、グロッソはネフィの魅力にどんどん惹かれていきます。それは魔導師の魔力ゆえ…

医者のたぬきと、助手の子だぬきのものがたりです。

雨の日。舞台だけがある部屋に雨宿りに入った青年エシェルの前に、“中毒者”を名乗る男が現れ、一人、語りはじめる。

昔むかしにちりばめられた、たくさんの物語は、“その場所”で殻をやぶりました。 そうして、どれくらいかの、文字をつかうクォ・トたちが、この記録を書きました。 （クォ・トは「孵った…

文化人類学者の卵・イオは、人食いの有角人「魔族」実地調査のため、古霜帝国〝ザデュイラル〟へ渡る。そこで出会った帝国貴族の少年・カズスムクは、食人鬼の宿命に葛藤しながら生きていた。…

毛だらけで全身真っ黒な男と結ばれて妊娠したある女性の魂の告白！ 男との公園での衝撃的な出会いから始まる壮絶な愛と苦難の遍歴を赤裸々に描いた全人類必読感涙必至の慟哭の手記！ 内…

追憶なんて一瞬 憂鬱なんて一瞬 そんな頃もあったなぁ。 ちょっとした日記のようなもの。 眺める程度に読んでみて。

仕えていたお嬢様が変死体として見つかった。 喪失感の中、私はお嬢様についてのことを手記に残す。それは義務であり、本能なのだ。

その手記は、兵舎の書棚にひっそりと紛れ込んでいた。

ウィリアム・ハザーランドの残した手記。そこには彼が見つけた宝のヒントが隠されているらしい。

あらすじ： ある日、客先に呼ばれたのでのこのこと顔を出してみると、売上数億の案件を持ち掛けられるもすぐにあっさりと失注し、ろくに社内に相談もしないまま失注したことを役員から叱責…

語り手を変えたオムニバス作品で、現状3シリーズになります。 【第1話　ある勇者の冒険譚（完結済　全25話）】（語り手：元勇者） 　→元勇者が過去の冒険の回想を、居合わせた元冒険…

作者の実話のような、登場人物の手記のような、そんな文。

その家には、私たち家族が幸せに暮らしていた。しかし、その幸福は長く続かなかった。あの、怖い顔をした人形がやってきたときから、悲劇の全ては始まっていたのだ。 謎の手…

私が入手したある手記を公開す。 この手記は30年の暮れに九重皇宮広場で発生した、元煙突掃除夫たちの騒乱について書かれたものだ。そう、帝都に不満を持つ元掃除夫たちが帝都を転覆せしめ…