「童話／現代ファンタジー」を含む小説

「くろ」はいつもお絵描きの際には、沢山使ってもらっている。みんな、自分が今日はどんな絵に使ってもらったかを話し合う中、いつも尖った頭をしている、使われない「ももいろ」がいた……。

ドイツ、フランクフルト近郊の町イトシュタイン。 石畳の広場、色鮮やかで歪な形の可愛らしい建物群。 今風に言うなら映えスポット満載の、 まるでこの世の御伽の世界のような町の片隅…

銀杏の木が雨や風にも負けずに団結して旅人を護ってきた. 頑張っていても寿命は来る。でも最後まで命の炎を燃やす。

宝石・アイオライトは「ビジョンの石」の異名を持つ。 遥か昔、海を渡るものは進むべき方角を知るために、この石を掲げて方位を割り出していたという。 しかし、それは真実だろうか。 現…

綴られてしまった悲劇。 後世に、残り続ける物語。 穢して、汚して、語り継がれるのが嫌なほど、悍ましいものに仕立て上げて、 この世界に残された物語たちを、消しましょう。 誰もいな…

あなたは身に覚えがないのに感謝されたことがありませんか？これはそういう話です。

クリスマスの夜、小学生の「ぼく」が気がかりな夢から醒めると、目の前に巨大サンタクロースがいた。突き出た腹で「ぼく」を押しつぶしそうなほどデブのサンタクロースだが、ふだんいい子にし…

童話、現代もの恋愛、ファンタジーもの恋愛など、いろんな内容の短編を纏めたもの。 アルファポリスにも投稿中。

名前もわからない両親を探し、鬼の侵略から国を守る___。桃太郎の正体は？両親の存在は？鬼の目的は？童話のようにうまくは進まない現代版桃太郎。

小川未明『初夏の空で笑う女』 のオマージュのような作品です。 儚くて綺麗な作品を目指しました。

シュンは小学三年生。好奇心いっぱいの優しい男の子。毎年夏はおばあちゃんの家がある街に訪れるのだが……？ 随時加筆していきます。 短編です。三日間ほどにわけて投稿します。

主にTwitterで募集した音楽たちから、津久美が想像を膨らませて書いた小説たちです。 この曲かな？　など色々当てはめながら読んでみてください 答えあわせはTwitterのDMな…

会う人に幸運をもらたらす、お願いをかなえてくれる。 各地にのこる座敷わらし伝説。 これは長い時をすごし、座敷を失ってしまったわらしの最後の日々。 ※伝承ではなく創作です。

僕のとなりにはいつもゴミ箱があった。 それは他の人には見ることはできない。 そこにいらないものを捨てられる。 私物を入れたら、あるべき場所に戻ってくれる。 そんなどこか不思議なゴ…

檻を隔てて交わされる、五郎少年とナツ姉ちゃんの、決して交わらない想い。 あなたは創作をしていますか？　あらゆる障害を粉砕して、ゴリラのように執筆していますか？ あなたはゴリラです…

ある町に1人の名物男が居た。 彼はいつでも同じ場所に立ち続けていた。例え風が吹き、雨が降り、雪が降り、日照りが続こうとも。 　ある日、少年とその祖父がその男の横を通り過ぎた。…

あの世界中で有名な童話、「人魚姫」には続きがあった。 記憶を失った　≪少女≫の運命を変える、ある≪少年≫との出会い。 そして、少女に託された≪使命≫、それは。 現代の日本を舞…

大学生活は人生の夏休みだと聞いていたのに…… 僕は出会ってしまった。 黒上有紀乃という美しい先輩に。 そして始まってしまった。 戦いの日々が。