「発表 短編」を含む小説

　音楽業界内でもきっての有力プロデューサー、烏丸四季がある日、事務所を立ち上げ、タレントプロデュースを宣言する。注目が集まる中、オーディションで選ばれたメンバーは年齢も出身もバラ…

時代の波を超えて「名作」と呼ばれるものの中には、いま私たちが小説のプロットとして使われる原型のようなものがあるのも多いです。 物語を読んでなくても、いや逆に読んでないならば、こ…

　日本時間の十月十四日午前十一時四十八分、三時間後に世界が終わることが発表された。後たった三時間で世界は終わる。そんな終わる世界の物語。 　「世界の終わりに、想うこと」という作品…

８０００字ほどの短編です。 バレエが大好きな高校生の早苗は、発表会で踊る踊りがうまく踊れなかった。 早苗が踊るパートは、踊りの要になる大事なところなのに。 無名のバレダンサーの第…

「シルミーア、お前とは婚約破棄だ！　そもそも正式な婚約者でもないのだ、この話は白紙に戻す。何故私が聖女などという平民と結婚しなくてはならないのだ！」 王太子グリアラントは、筆頭聖…

　カクヨムコンと同時開催であるカクヨムWeb小説短編賞には「エッセイ・ノンフィクション部門」がありまして、エッセイを募集しております。 　おそらく今年もあると思いますので、ここら…

　人材派遣の会社に登録しているので様々な街を訪れることが多いのですが、行った先々で古本屋を見つけるとついつい入ってしまいます――そこで見つけたのは古雑誌に書かれた、とある記事。ク…

平家物語序文の暗記にお困りの皆様へ 猫の、猫による、猫のための 平毛物語(たひらけものかたり) 猫飼いさんのための平家物語パロディで 以前、狂気の沙汰のA4サイズ年賀状を描いた…

星たちの動きを見ることで、別の世界線を調べることができるマジックアイテム、アーミラリ天球儀。そのアプリ版が発表され、社会現象になる。女子高生伊崎咲羽もその流行に乗った一人だった。…

人気画家である娘が、個展で発表するための新作を描き上げた。 しかし、もう開催の日が近いのに、「納得いく出来ではないから発表したくない」と言い出す。 そこで私は、娘を説得することに…

【＃シロクマ文芸部】は、noteで毎週開催されている【小牧幸助｜シロクマ文芸部】さん主催の【部活】です。 ※毎週木曜日にお題となる、書き出しの指定ワードが発表され、日曜日の21時…

肥前ロンズは苦悩した。 必ず、この講評を書き上げると決意した。 肥前ロンズには文章の巧拙がわからぬ。肥前ロンズは、愛犬が死んで一日で書き上げ、ろくに推敲もせずに出した。そしたら…

短編小説を読んでいただきありがとうございます。 小説は、私が以前に発表した小説の外伝で、最後に後日談が付いています。 物語は、主人公が大学で「黒狼」と呼ばれるクラスメートに出会…

大学一年生の藤野秋は、幼馴染の森山翔とコンビを組んでいる人気動画配信者だ。 相棒の翔とは１６年来の仲であり、秋が長年片思いをし続けている相手でもある。 「自分はまったく異性として…

発表済み短編「27」 その他「掌編」も収録の短編集【第18弾】です。 ここだけの新作短編「腐ったあとのことを考えて」 前回、前々回の短編集 ＃17「https://kakuyom…

ある日ある場所の小学校、五年三組の国語の授業。 『運命の一冊』を語る作文発表の授業で明山少年は祖父の形見の本について語る。 祖父の集めた数々の奇書。お気に入りの一冊はラテン語で書…

この短編小説をご覧いただき、ありがとうございます。 物語は、主人公が見知らぬ場所で目を覚まし、歌を通じて出会ったVsingerの彼女と、大学で出会ったもう一人の「彼女」の記憶を…

『赤黄色のデッドコピー』 健一は作家としてスランプに陥っていた。ＡＩを活用しようとするも作家としての矜持がそれを許さなかった。偶然、過去の未発表作品を見つけ、過去の自分が抱えてい…

『ドジな女の子』をテーマにした短編小説を書き、どの作品が一番好きかを読者投票で決める企画です。 この企画は、匿名短編企画の強者である「まさかミケ猫」様を超えてゆくのを目的としてお…