「発射」を含む小説

今までモテたことがなかった。 でもメガネを変えてから、好きな彼からの視線を感じる。 そして彼から、とうとう声をかけられる。 だがそれは、彼の最後となった。 沈黙からのどっせーい…

斯くして終末は訪れた。類い稀なる歓喜よ。満々に帆を張ってカミオカンデの海を泳げ。雀躍たるニュートリノの放散は溌剌たるエントロピーの拡大とともに無間地獄の阿鼻叫喚を貫通し、ヴァルハ…

2023年2月24日ロシアのウクライナ侵攻の開始から一年たった。その日ロシアの極東地域で大きな動きがあった。それはロシア海軍太平洋艦隊が黒海艦隊の援助のために主力を引き連れてウラ…

　東京消失の翌日、中国とアメリカは大戸島の御神体を奪う為、相次ぎ上陸作戦を決行、大戸島での戦闘になった。結果、中国軍が二つの御神体を手に入れ、持ち去ってしまう。 　しかし、アメリ…

2000年以上の時を超えて、現代にあらわれたギリシア神話の女神たち。万物を創造したガイア、平和と繁栄の女神エイレネ、災いと希望の女神パンドラ。 でも、昔との違いにビックリ！ まだ…

　私は空間を浮遊していた。満天の星空。ほら、2001年宇宙の旅に出てくるあれよ。 　おっかしいなあ。夢でも見ているのかしら。だって、さっきまで、私は、タイムズスクエアのカフェで…

宇宙ネットワークの外縁部『フロンティア』を探索するため派遣されたとある男。 男は探査対象である惑星で未知の知的生命体と出会う。 「我々は空と融和するための美しい詩《うた》を持っ…

　このエッセイは拙作『爆裂エルフ☆バナナ・パインテールの冒険』のネタバレを含みます。できれば第18話までご覧になってから読むことをお勧めいたします。 　🌕かのドラゴンボールでは…

日本人だった記憶を持つ下級官吏の娘サピエンティアは、直接攻撃には不向きな光属性の適性しかなかった。 街路灯の蓄光石の補充係をすれば一生食うには困らないのだけど、もう少し自分の可…

借金の取り立てにきた中島から逃走を試みる俺。中島は「ラグビー部の俺から逃げ切ることは不可能。論理的にキャント」と絶叫しながら俺にタックル。後頭部を打ち付けて失神した俺は異世界の地…

ここは異世界ローデンス。時は神代。神の時代。数多の神々が群雄割拠し、天を焦がし地を溶かし海を毒に染めるような、天変地異が日常茶飯事であった時のこと。ある争いで敗北した時空神ノロク…

月に電波を発射して、その反射波を捉えるという月面反射通信。 アマチュア無線家の月村ユキトは、いつか挑戦してみたいと思っていた。 そんなある日、ふと思い立って無線機を月に向けてみる…

20XX年兵庫県神戸市に巨大怪獣が出現 防衛隊新人隊員の主人公は、所属する部隊「第1特殊空挺団：モモンガ」として任務にあたる。 これは、初任務にあたった主人公の長い長い、１日であ…

お前の居場所、もうねぇから 史上最強パーティと言われる「クラリス」から主人公ナツカ・シアリは追放されてしまう。無詠唱魔法が主流で魔法文明全盛期の今、いちいち弾丸に魔法を込めて発射…

高知。 「おチンチン付いたまんまよ？　それにこの歳だしね、オジンのオカマ・・・シーメール。」急に野太い声色に変った。 　「何でだ？チンチンちょん切ったら女になれるんだぞ正真正銘の…

猫に悪口を言ってみた？！～三味線砲・発射！ ↑　こちらがめでたく３６１話で完結しました。 今１話追加したのは、ご案内。 三味線マンとなったワタクシ、これからも、世界猫類に欠かさ…

そういえば、セーラームーンに出てくる猫は、しゃべっていた。 猫は、人間の言葉がわかる、らしい・・・。 そこで私は、ホンマにあいつら、人間様の言葉がわかるか、試してみようと思った…

第9回空色杯　出展作品です。 はいっ！ジョークです。 ジョークですよぉ～～。 ジョークですからねぇ～～。 ジョークを信じちゃダメですよぉ～～。

三題噺からつくる短編小説100連投の第15弾です。 今回のテーマは『発射×独裁×童話』となっています。 読んでくださる皆様の率直なご意見が励みになりますので、どうぞご気軽にコメン…

彩樫高等学校には一風変わった部活がある。 その名も「お悩み相談部」。 新入部員のカイは、先輩のサトル、ジンゴとともに、今日も生徒たちの悩みを解決していく。 妖怪×心理学？ 青春…