遂に完結! 日本が危機に?第二次日露戦争
今川銀杏 旧名:杏
第1話
航空自衛隊本部
「黒井幕寮長、大変です、3つほどミサイルと思われるものが日本をめがけて飛んで来ています。現在はオホーツク海を過ぎた所だそうです。このまま行くと札幌近郊に落ちます。」
「なんだと、今すぐ迎撃準備をせよ、すぐに札幌基地に出せ。」
「はっ」
「斎藤一等空佐、どこの国のミサイルか調べよ。」
「はっ」
黒井空自幕寮長は防衛省本部に向かった。そこで今回の問題が議論される事になった。
ミサイルは全てロシア製でロシア軍が発射したものだと分かった。結局ミサイルの撃墜は成功したが破片によって道路が傷付いた。この事を日本政府は公表した。そして日本政府はロシア政府を責めたがロシア政府はコメントを言わなかった。
さらに追い討ちをかけるようにロシア海軍の艦艇二隻が日本の領海に侵攻して海自の護衛艦に攻撃を加えてきた。海自は避けた為被害は無かったがこれは問題だった。日本は自衛権行使をして攻撃をし返して2隻とも撃沈した。
日本政府の発表
今日ロシア軍のウラジオストク基地から発射された3つのミサイルが我が国の領空に侵入した。そして北海道上空を通過した。我が国は幸いに撃墜できたがロシア政府に聞いた所はぐらかせられた。これはロシアの我が国に対する故意による攻撃とみなす。更に今日ロシア海軍の艦艇2隻が我が国の領海に侵入してパトロール中の海上自衛隊の護衛艦に攻撃をした。幸いに護衛艦は攻撃を避けた為被害を無かったもののこれは国際法違反である。ロシアは我が国へ侵攻するつもりのようだ。よって我が国も自衛権を行使する。
日本政府の発表の直後海上自衛隊は3つの護衛艦隊を引き連れてタタリ海峡にやってきた。日本はそこで太平洋艦隊の主力を叩きのめす事に決定したのだ。海自はロシア軍を待ち構えていた。ロシア軍の太平洋艦隊の主力は大急ぎで引き返してきていて最短でウラジオストクに戻るには此処を通るのが良かったのだ。
そして世界は日本の発表にコメントを返した。
アメリカ政府
我が国は日本の主張に全面的に支持をする。こうなった以上日米安全保障条約に基づいて今すぐに日本支援隊を用意して対ロシア用に共闘する部隊をなるべく早く送ろう。
日本人たちはアメリカ政府のコメントに多いに安心した。アメリカ政府は発表と同時に西海岸に駐留している海軍に指示して日本へ向かわせた。時間はかかるがそれは重要な支援だった。さらに日本はあまり弾丸を持っていない為弾丸の供与も決定した。
国連事務局長
ロシアの日本への侵攻は許すまじき行為であり今すぐにやめるべきだ。私は緊急安保理を開く事を望む。
ウクライナ
ロシアの悪魔の手が遂に日本にまで届こうとしている。ロシアは犯罪国家であり我が国の領土、日本の領土、ジョージアの領土などを不当に占拠する国家だ。許すべきではない。我が国は日本を支持する。日本はアジアにおけるとても重要な我が国の友だ。共に犯罪国家ロシアを倒そうではないか。
ポーランド
我が国は日本を支持する。我が国には日本には返しきれない恩がある。我が国は永遠に日本を支持し、支援を惜しまないであろう。我々はロシアの物を一部を除き完全に輸入停止する。そして輸出は禁止とする。
NATO
NATOは日本を支持する。日本は加盟国の一つアメリカの同盟国であり、もしロシアが日本やウクライナに核攻撃をするか加盟国の領土に攻撃をしたら我々NATOは必ず反撃するだろう。
EU
日本は我々の重要なパートナーだ。そして信頼出来る国である。我々は日本を支持しウクライナ同様に支援を惜しまない。そしてロシアに新たな経済制裁を行う。
韓国
我々は日本を支持しロシアに新たな経済制裁を課す。
中国
我々は日本の主張に理解はするが大袈裟すぎる。きっかけはなんであろうと日本は再び野心を表に出してきたとしか思えない。我々は同盟国と連絡を取り合い日本の拡大政策を必ず止める。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます