「弔い」を含む小説

これは『宮野 智羽』が生まれるまでのお話です。 私の思考や思想をそのまま書いた部分もありますので気分が悪くなった方はブラウザバックしてください。 また精神的に弱っている方が読む…

三人の少女が、かつて一世を風靡したという禁断の味噌ラーメン「めそきん」を作るお話です。

父を殺され、母と共に辺境に追いやられたリッシュ。辺境まで着いてきてくれた幼馴染と共に、のんびり自然と触れ合いながら過ごす。 父の10回目の命日。弔いのために、王都に戻ったところ……

首都から一人、汽車に乗って辺境までやってきた十三歳のミエリ。 母の友人であるジゼルと二人、森の奥で暮らしながら、森の自然に触れ、学び、自然そのものを愛するようになる。 その先にあ…

※この小説は『小説家になろう』でも掲載しています。 日本国民は『魔族』と呼ばれる異貌の怪物の脅威に晒されていた。 魔族に対抗するための団体、海動会で『勇者』として育てられていた…

電車二駅乗車している間に読める、ひと夏の恋的なショートショートです。

「虫に食い荒らされる死骸」を見てしまうと怒り狂ってしまう虫好きの少年が、お姉さんに弔い方を教えてもらう話です。 登場人物…… 虹人(にじひと)──ある悩みから、虫取り・虫飼い…

灯りを頼りに——

我がterrorist軍は、強大な大企業、そう。LINE社に対して、宣戦布告の動員を懸けた。時には中から、そして外から、疲労困憊しながらも、活躍するbot達の運命とやらを、司令官…

幼馴染の達也と連絡が取れなくなり、借りているはずのアパートに行くと不審な死に方をしていた。 後日、達也が俺に勧めようとしていたVRゴーグルが届く。中には『ラストサマー』というゲー…

丘の上にあるキリスト教系女子校に通う少女たちの、淡い恋と想い、憧れを描いた短編集です。順番に読んで下さると嬉しいです。 女子校は進学校、中高一貫という前提で書いています。 …

遺影を用意できず、顔の原型も留めることなく亡くなってしまった人を弔うため、彷徨う霊に会ってその似顔絵を描く者――『遺顔絵師』。 木蔦右近は、遺顔絵師を生業とする天才画家・姫彼岸合…

あまり人のこない美術館の監視員をしているわたしは、毎週決まって火曜日にやってくる老婆に気がつく。全身黒い服でやってくる老婆は、きっかり30分かけて展示室を出ていく。その背中は弔い…

彼女は毎週水曜、夜が深まる22時に海辺の塔に現れる。 白く柔らかな花を一輪、そして今にも消えてしまいそうな程の僅かな思いをもって 彼女は何故夜に現れ、白き花のゆく宛は誰の元…

妹を亡くした翌朝、ユーリはある決意を胸に地平線を睨みつける。 姿を現したのは、巨大な、灰色の墓石だった。 ＊ 2014年の覆面作家企画6の参加作品に加筆修正したものです。 「…

外壁に囲まれた〈向こう側〉といらない人間の住む〈こちら側〉。 こちら側で爺さんと一緒にたくましく生きるシュウ。シュウは顔の痣のせいでこちら側に捨てられた。 最近では〈革命軍〉と向…

亡くなった人の魂に寄り添い、苦しみから解放する巫女がいる。 彼女は特別な力を使い、幽霊の過去へと旅をする。 何故死ぬことになったのか、その原因は？ 成仏しきれず、この世を彷徨い…

理解は募集しません

高校3年生の悠、創太、和樹が所属する軽音部は、学園祭をもって廃部となる。 部室明け渡しの片付けをしようとした悠はそこで、幽霊の少女カナと出会う。 悠以外に彼女の姿は視えなかったが…